進撃の就活・Day2 伸びる会社の見極め方 企業分析
本日の動画を通し、私は今まで無知だった今伸びている企業の選び方を知ることができた。去年私は2023年卒で登録し、就職活動を行い、企業選びの軸の1つとして、今伸びている企業、今後伸びそうな業界を中心に見ていた。
しかし、それらは自分の直感でろくな下調べもせず、企業の過去の売上実績だけを見て判断していた。今回の動画を通し、資金調達という観点から企業を見るというやり方を学び、今後24卒として就職活動を行うにあたり非常に有益な情報を知ることができた。
以下、本日の内容を自分なりにまとめる。
市場の重要さ
A)IT企業 売上 20億円
B)不動産企業 売上 100億円
C)人材紹介企業 売上 50億円
上記の企業のうち時価総額が高いのは上から順に
A)IT企業 時価総額 500億円
B)不動産企業 時価総額 100億円
C)人材紹介企業 時価総額 30億円
なぜIT企業が一番売上が低いのに一番時価総額が高いのか。
答えは
IT企業のIT市場が伸びており、市場の成長率が最も期待できるから。
伸びている企業を見極めるには
その企業がどの市場を攻めているのかということが最も大切である。
「 市場が命 」
では、どんな人に投資してもらうと事業は成長することができるのか。
「何かを変えることができる人は自社株を捨てることができる人だ。」
自社株を捨てて、お金を調達すること
→資金調達(エクイティファイナンス)
エクイティファイナンスとは
企業が株式を発行しそれを販売することにより、
事業に必要な資金を調達することを指す。具体的には、公募や私募による増資(普通株式発行)や転換社債型新株取引受権付社債(CB)、優先株の発行がこれに相当する。
アメリカの名だたる企業(Google、Facebook、Dropbox、airnb、twitter、UBERなど)は資金調達(エクイティファイナンス)をしている。
これら全ての企業は急成長を求めて外部から資本投資を受けている。
急成長するには投資家から調達を受けないといけない。
2つの企業タイプ
まず、企業には2つのタイプが存在する。
急成長が見込めるのは左のビジネスモデルである。
スタートアップ型の特徴は
・成長方法
→Jカーブを描く。成功したら、巨額のリターンを短期間で生み出せる。
・市場環境
→市場の存在が確認されておらず、不確実な市場環境のもとで行われ、
タイミングが非常に重要である。
・スケール
→初期は少数だが、一気に多くの人に届けられる。
・関わるステークホルダー
→ベンチャーキャピタリストやエンジェル投資家
・インセンティブ
→上場やBuyoutによるストックオプション、キャピタルゲイン
・対応可能市場
→労働の調達・サービスの消費があらゆる場所で行われる。
・イノベーション方法
→既存市場を再定義するような破壊的イノベーション
スタートアップとスモールビジネスの主な違いは
スタートアップは外部から資本を受けて急成長する。スモールビジネスは銀行から融資を受けて緩やかな成長をする。
以下の企業のうち、どの企業が最も成長していると言えるか。
Seed, Series A, Pre Series A, Series F
答えは、Series F
Series Fとは上場直前の企業のことを指す。
「シード」「シリーズA」「シリーズB」「シリーズC」…「シリーズF」
これらの用語は、主にベンチャーキャピタルの投資判断の際に用いられ、企業の成長段階に応じた投資ラウンドを指す。
Q. ユニコーンの定義とは。
評価額が10億ドル以上の未上場のスタートアップ企業のことを指す。
例)ニュースアプリを運営する「スマートニュース株式会社」
伸びる会社を見極めるには
Q. Airbnbの初期段階での投資家は誰か。
答えは、Yコンビネータである。
伸びる会社・上場する会社はどう判断するのか。
伸びる会社は創業間もない初期の段階で優秀な投資家が投資をしてる。
→投資家の世界では優秀な投資家トップ10%が投資した企業に残りの90%の投資家も投資をしたい。
要するに、
自分が起業家だとしたらトップ10%の投資家から投資を受けれたら、その後の資金調達が容易になる。
フォローオン投資とは
一度投資を行った投資先に対して、次回以降のラウンドで追加投資を行うこと。故に、フォローオン投資がされている会社は極めて伸びている会社であると言い切れる。
上場直前の未上場企業にインサイダー取引は存在しない。
誰が投資をしているかということさえ把握すれば、上場する企業を予測することができる。故に、その企業に誰が投資をしているのかということを把握することが企業分析・市場分析をするうえで大切。
現在の日本のほぼ全ての上場企業はタイムマシン経営を行なっている。
「タイムマシン経営」とは
海外で成功したビジネスモデルやサービスを日本でいち早く展開する経営手法のこと。
日本の企業はアメリカのシリコンバレーで生まれたビジネスモデルを参考に事業を展開している。シリコンバレーで流行ったビジネスモデルは5年、10年遅れて日本で流行る。
なぜシリコンバレーで流行ったビジネスモデルが5年、10年遅れて日本で流行るのか。
→日本の投資家がそれらの企業に投資するから。
ベンチャーキャピタル(VC)とは
Q.100億円の投資ファンドAが投資した企業B(企業価値;1億円
の時に)1001億円で上場した。上場時に投資ファンド(VC)が得る
リターンはいくらか。
答えは、202億円
ベンチャーキャピタル(VC)の定義
VCとは、ハイリターンを狙った戦略的投資を行う投資会社のことを指す。主に、高い成長率を有する未上場企業に対して投資を行い、資金を投下するのと同時に経営コンサルティングを行い、投資先の価値向上を図る。
VCはファンドからの管理報酬、成果報酬より成り立っている。
VCがスタートアップをEXITに導くまでにやるべきことは、資金調達→投資実行→経営支援→EXIT支援
この4点である。
最後に
本日の内容で最も大切なことは、
伸びる企業の特徴はトップ10%の投資家が初期投資を行なっている企業である。
本日で進撃の就活2日目が終了したが、昨日に引き続き非常に有益な情報を得ることができた。私は進撃の就活に無双できる就活スキルの会得を期待しているが、2日目にしてそれ相応の物が得られていること
を実感している。
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