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気がつくと2025年が3ヶ月目に突入してしまっていた。

そして、noteの記事更新も去年の10月から止まってしまっている。

「登山靴買ったら、山歩きが楽しくなった。登山ブームきちゃうのか、俺!」

という記事で終わっている。

あれから、5ヶ月弱。その後の私はどうなったのかというと、ちゃんと登山ブームが巻き起こっていた。

登山靴で感動し、山歩きに魅了された私は、それからほぼ毎週末、どこかしらの山に出かけていた。飯能の山を歩き、高尾山を歩き、そこから、陣馬山まで縦走したり、少しレベルアップして御岳山や大岳山に挑戦もしたりした。

詳しくは、私のYAMAPを見てもらいたい。ここに、全ての登山記録を残している。noteは更新していないけれど、YAMAPは登山後に毎回しっかり記録している。YAMAPの活動記録をnoteにコピペしてアップすればいいじゃんね?とは思っている。

ちなみにこのアイコンは私がつくった。keynoteの山の図形と取ってきて10分くらいでつくった。悪くないでしょ?

登山グッズも、登山靴の後ではザック、バーナー、小型のテーブルなどを買った。登山ブームがきてから、私の人生には無縁だと思っていた好日山荘やmont-bellに行くのが楽しみになっていた。

なんだったらワークマンも楽しんだ。ワークマンは大学の実習で着る作業着を買ったり、理科教員になってから白衣を買ったりする時に利用しただけで、趣味のものを買いに行く場所ではないと思っていた。

私の人生に関係のない三大チェーン店のうち2つである好日山荘とワークマンが、関わりをもつようになった(あと1つは秘密である)

高尾山へは新宿から京王線1本で行けるというアクセスの良さと、自宅最寄り駅から往復1500円ちょいでいけるという気軽さで、毎週通っていた。

そのおかげで、体力がつくとともに、わずか1ヶ月で体重が3kgくらい落ちた。1日中、山を歩き、2000kcal超えのカロリーを消費しているとそうなるっぽい。

運動の習慣は暗闇ボクシングのb-monsterを週に2〜3日くらい通っている。45分で600kcal消費するのだけど、体重は大きく減ったりはしていなかった。登山はそれよりも大きな効果を得られた。室内よりも屋外で体を動かした方が、体は変わるということなのかもしれない。

そして、去年のクリスマスに山に登り下山メシにケンタッキーを食べ、年末は友人と山に登って1年間を振り返り、今年の正月にも山に登って1年が始まった。

しかし、しばらくしてから私はあることを考えるようになった。

「毎週毎週、山に登っているせいで、読書や勉強が全くできていないなぁ…」

早朝に家を出て、夕方に下山、夜に帰宅して夕食を食べたら、疲労ですぐに眠ってしまう。

そんな休日の過ごし方のせいで、積ん読は解消されず、頭を使うような知的な時間を過ごさなくなってしまっていた。

「これはよくない。山に行くと休日を丸々1日潰してしまう。それに交通費だってかかる。さすがにこれからは毎週山に行くのは避けよう。せめて2週間に1回とかにしておこう」

そんな考えから、1ヶ月くらい山からは離れた。2週間に1回だけ登山、のつもりだったが、もう山には行かなくなっていたし、YouTubeで登山系の動画を観ることもなくなった。山への気持ちは薄れていた。9月に登山に興味を持ち始めてから4ヶ月、早くもブームに陰りが見え始める。

だけど、驚くことはない。いつものやつ。熱しやすく冷めやすい私。やっぱりな、と思った。こうなることを見越して、YAMAPのプレミアム会員(年会費5000円程度)には登録しなかったのだが、私の判断は正しかった。

山に行ってる時間を削って読書や勉強に充てる、と考えた私。しかし、賢明な読者諸氏なら、この後、私がどうなったのか想像がつくだろう。

そう、山に行かない分、家でのダラダラ時間が増えてしまったのだ。むしろ登山ブームが来る前よりもダラダラな過ごし方をするようになった。SNSやらYouTubeやらを昼過ぎまでダラダラと見て、午後から外出して暗闇ボクシングb-monsterで汗を流して1日が終了。

そんな生産性のない休日を過ごしていたら、体重が元に戻ってしまった。

登山が私のヘルスケアにいかに貢献してくれていたようだった。離れて初めて気づく気持ちは、恋愛も登山も一緒のようだった。

だから私は先々週末から登山を再開した。できる限りコスパ良く山を楽しみ、体力をつけて体重を落としたいと思っているので、高尾山から景信山のピストン縦走をしている。つまり、高尾山口駅で降りて高尾山に登り、それから景信山まで歩いた後、再び高尾山に戻ってきて下山する。同じ道を行って戻ってくる、それがピストン登山。

距離にして17km、時間は休憩を除くと5時間ほど。この縦走は危険箇所もなく、トイレも多く、食事や休憩できるところもたくさんある。さらに人も多い。最適な登山コースである。

先々週は久しぶりの登山で足が熱をもつくらいの筋肉痛になったが、先週の登山では全く足の痛みはない。

筋肉はちゃんと過去の強かった頃を覚えているという。だからきっと、登山を再開したことで、足の筋肉が過去の記憶を蘇らせたのかもしれない。

そんなわけで、私は毎日ダラダラとやりながら、しかしダラダラとやってしまった自分を叱責しながら生きている。そんなことをしていたら、今年も3ヶ月を過ぎてしまった。

こんな感じで今年も終わってしまうのか。

「何が君の幸せ?

何をして喜ぶ?

分からないまま終わる?」

「そんなのは嫌だ!!!」

だから、ここから私は本気を出す。

今月から本気を出すんだよ!


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