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【映画】『有頂天ホテル』はホテルの中だけで繰り広げられる、クセの強い人たちがわちゃわちゃやってる映画だった。(14/365)

★★★☆☆:3.3点

個性豊かな人たちが魅力的な映画。クセが強いキャラクターがホテルという狭い空間でわちゃわちゃやってる。でも、それぞれのキャラに味があって、誰も埋もれずに話を盛り立てる。さすが三谷幸喜は凄いなと思った。

そして何より、紳士の役所広司が渋くてカッコよかった。

ただ、みんながみんな、わちゃわちゃし過ぎてしまったが故に、物語の盛り上がりどころやオチがよく分からなかった。

ラストにYOUが歌うシーンで、劇中のそれぞれのストーリーが完結されていくのは、なんだか無理矢理な感じがしなくもなかった。

登場人物みんな個性的で面白いのだけど、クセの強い人たちを大量に登場させてしまった為、なんとなく中途半端な感じになってしまった気がする。惜しいな…

でも、見返す度に、また色んな発見ができそうな映画だなって思ったよね。

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