借金

おはようございます！

資本効率が悪いのは、借金が嫌いだからでしょう。

経営学にのっとれば、
調達コストが高い自己資金は少なめにして、
調達コストが低い借金をおおめにして、
事業を行います。
レバレッジを効かすといいます。

しかし、バブルの崩壊過程で、
貸しはがしにあった/を身近にみた人は、
借金の取り立てが嫌で、借りません。

一方、
貸しはがしをした/身近にみた銀行マンは、
そちらはそちらで、嫌な思いをしています。
銀行マンは、貸すことが仕事だと思ったら、
10年以上にわたって、
回収ばかりさせられたという人もいます。

こうした体験をすると、
会社は、自己資金をため込んで、
借金はできるだけ少なくしておきたくなります。
資金効率が悪いと言われても、
借金取りに追われたときに、
誰が助けてくれるのか？
と思ってしまいます。

資金効率を上げるには、
教科書をふりかざしても、
こうしたことへの理解・共感・対策がないと
進まないでしょう。

今日もよろしくお願いします。

安島