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じわっと子育て応援(6)子どもがいうことをきいてくれない時には⑤〜CCQのまとめ〜
こんばんは。尊田です。
子どもが言うことを聞いてくれない。
急いでいるときはどうしても大声で叱ってしまう。
でも本当は優しくしたくて、自己嫌悪…
そんなことって、子育てに頑張っているママ、パパならあって当然のことですよね。
ただ、できることなら怒鳴らなくても子どもがいうことを聞いてくれて、いつもニコニコでいたいもの。
そのためのコツの1つとして「CCQ」というとてもシンプルな方法をご紹介して来ました。
5本の記事をあらためてご紹介するとこんな感じです。
1)CCQってなに?(ざっくり全体をご紹介)
2)CCQの最初のC(close=近づいて)の使い方
3)CCQの真ん中のC(calm=穏やかに)の使い方
4)CCQの最後のQ(quiet=静かに)の使い方
5)CCQの使い方のまとめ ←今ココ
CCQという言葉そのものは、子育ての本に載っていたり、ネットでも紹介されていたりしてますので、聞いたことある、という方も多いと思います。
ただ、シンプルであるがゆえに、
「どう使ったらいいのかわからない」
「具体的な活用方法が知りたい」
というご意見、ご感想もよくいただくので、
今回、5回に分けて解説してみました。
参考にしていただければ嬉しいです。
ただ、尊田がこのCCQの話で一番お伝えしたいのは、
「子育てのテクニックをしっかり学びましょう」ということではなくて、
子育てに頑張りすぎて苦しんでいる時には、
ちょっと一息ついて、自分を責めずに、だれかに/何かに助けてもらって
リラックスしてみましょう、
とうことなんです。
CCQをいつでも必ずやらなくてはいけない、ということはありません。
やれる時もあれば、やれない時もあります。
自分もそうです。
ただ、
子育てがうまくいかなかった時に、
スムーズにいうことを聞いてもらえなかった時に、
「私が悪い」ということでもなくて、
「子どもが悪い」ということでもなくて、
単純に、「今日は忙しすぎて、CCQしてなかったな」
ただそれだけのことなんだ。
いいとか悪いとかじゃなくて、スキルを使ったかどうかなんだ。
今晩、ちょっとだけでもエネルギーチャージをしたら、
明日はスキルを使う余裕ができて、
きっとうまくいくんだ。
誰を責める必要もないことなんだ。
誰からも責められるいわれのないことなんだ。
そんな風に思ってもらえたらいいなあと思います。
CCQやってないからダメなんだ、とダメ出しに使うのではではなくて、
CCQやってなかったんだから、やればうまくいくかもね(^^)、と
これからの希望になるように使っていただければと思います。
親御さんはもちろん、
親御さんを見守り支える立場のみなさんも、どうぞよろしくお願いします。
もちろん、
CCQで全てが解決するわけではありませんが、
そういう時も、
仮説がたまたま外れただけ、
方法がたまたまマッチしなかっただけ、
そして、それらを見つけるのも1人でしなくていい。
そんな風に思って少しだけ肩の力を抜いてもらえると、いいなあと思いますし、そんな風にお役に立てればいいなあと思っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
次回は、お子さんが公共の場で泣き出してしまったら、、、というテーマで書いてみたいと思います。