「老いなき」世界

皆さんおはようございます。本日は、「老いなき」世界についてお話しします。先日、LIFESPAN(ライフスパン): 老いなき世界 著者:デビッド・A. シンクレア とマシュー・D. ラプラントを読ませていただき衝撃を受けました。僕らが晩年悩まれている「老い」について語られ、「老い」は病気。我々は、老いのない世界を実現することが可能。という夢のような内容が書かれていました。今回は「老いなき」世界についてまとめてみました。

1.「老い」とは何か。
老いとは病気である。心臓病や脳卒中、心筋梗塞、糖尿病、癌、現代人に襲いかかる様々な病気は「老い」という病気からきているものだと著者は語っている。例えば、心臓病をおこし早急対応し一命を取り止めたとしても根本の原因である「老い」が進行しているので、他の病気にかかるリスクは無くならない。他の病気にかかり、医者が治したとしても、「老い」という病気が存在する限り、また他の病気にかかってしまう。なので「老い」という病気さえ抑えることができれば、人間は「老いなき」世界を手に入れることができると語っています。

2.「老い」の仕組みとは
我々は、「老い」の仕組みさえ理解すれば「老い」を未然に防ぐことが可能である。「老い」の仕組みとはどんなものか。老化のキーとなるのが"サーチュイン"という遺伝子からの情報を制御するタンパク質である。そもそも老化とは我々の細胞が約2万にも及ぶ、遺伝子が情報をどう読み込むかで規定されているが、加齢によって情報の読み込みがおかしくなることが老化した状態であると語っている。そこでキーとなるのが"サーチュイン"。サーチュインは遺伝子の情報を制御する働きがあり、サーチュインが衰えることによって病気を発症してしまうと語っている。ほかに、AMPK(AMP活性化プロテインキナーゼ)という酵素とTOR(ラパマイシン標的タンパク質)の2種類があるだけだ。すなわち、たった3つのグループのタンパク質をうまく制御してやれば――もう少し詳しく言うと、サーチュインとAMPKを活性化させ、TORを抑制してやれば――「老化という疾患」を予防できて健康な長寿が手に入るというのだ。

3.若返るための行動

・食事の量、回数を減らせ
現代人は食べ過ぎている。1日3食は食べ過ぎ。様々なダイエット本が出版され、肥満な人が増えているという事実がそれを物語っている。サーチュインを活性化させるために適度に断食をし、生命が保てる最低限のエネルギーを与えることが重要だと語っている。

・運動
激し過ぎる運動はNGだが、適度な運動を加えることがサーチュインが活性化する。毒が毒になりすぎない程度に刺激を与えていくことで若さを保つことが可能であると語っている。

・サウナ
サウナは、身体に軽いストレスを与えることによってアンチエイジングに繋がる研究
数多くあります。身体に良いことわかっているのですがデメリットがあります。
なんと、2日サボると効果が無くなります。毎日サウナ通いしないと意味がないです。めんどくさい
ですね。でも、冷水シャワーでも効果があるとのこと30~90秒ほど冷水シャワーをすることで
免疫力が上がるとのことです。


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