第2回墳友ツアー
7月30日(日)に行われた八巻アンナとまりこふんと墳友になろうツアーに参加してきました。
以下、感想
バチくそ暑い
このツアーは名前の通り八巻アンナさんとまりこふんさん両名と一緒に綿貫観音山古墳を見に行くという女性声優がいるバスツアーとは信じ難いニッチなバスツアーなのですが…………
バチくそ暑かった
そりゃそうよ。
30日の群馬(前橋)の最高温度39℃だよ?
そんな灼熱の太陽が照り付ける真っ只中に古墳を見に飛び込むのだからそりゃもう暑いよ。
10℃は違うと言われた石室の中でさえ27〜8℃あったよ。
そりゃあこんな感想が出てきてしまいますわ。
だけど、そんなもんを打ち消すぐらい盛り上がるしサプライズも多い楽しいイベントだった——
当日 朝(集合から古墳着まで)
集合場所周辺の東京駅に到着したのが8時頃。その時間から既に暑かった。
あまりにも暑かったので着いてそうそう飲食店に逃げ込んだ。
そんなこんなで集合時間となり、バスへ乗り込んだ。
自分のバス座席はかなり後部で、乗ってる最中は八巻さんとかまりこふんさんの頭が辛うじて見えるくらいの場所だった。
(もっとも、基本的に後ろを向かないし乗り出さないのでどこにいても同じみたいなところはあったが)
バスに乗ってる時にやったことと言えば
事前に受けた質問のコーナー
大王とまりこふんさんの雑談
古墳が見えた時に「ワンダ墳!」と皆で叫んだ
ぶっちゃけほぼぶっ通しで大王とまりこふんさんが喋り続けるという内容だったんですけど……
まぁ聞いてて楽しいよね
そりゃあ大好きな人が好きな物について語ってるし早口になるしそもそも自分も古墳好きだしでつまんねーわけがねェんですわ。
そんな中でも1番驚いたのは大王のブロマイドがネットプリントを通して好き勝手印刷出来るようになるって発表でした。しかもツアー客限定の柄もあるらしいし
そして本人から、印刷したブロマイドを使って
アンナ……○○古墳だよ……
って呟いてくれーって言われたことですね。
【#八巻古墳だよ】
みんなも #八巻古墳だよ で呟いて八巻アンナさんと墳友になろうな。
綿貫観音山古墳にて
ビューティ墳だなこいつァ……
私は初めて行ったんですが、
住宅街の中突如出現する大きな古墳というロケーション、前方後円墳としての形、そして石室と確かにこれはビューティ墳でございました。
そしてスペシャルサプライズとして、石室の中にはリアル大王が埋葬されており、なんと!写真撮影に応じて頂きました。
しかしここで心残りな点が1つありまして、それはツアーの尺が足りないが故に解説の方のお話をほとんど聞けなかったことなんですよね。
黄泉の国とか前方後円墳の有る無しとか、話はすごく面白そうだったので、次行った時には1から10までゆっくりと話を聞いてみたいなと思いました。
昼食にて
お昼には定番の古墳カレーのご登場。
漆黒の古代米カレーです。
古代米のもちもちかつプチプチとした食感はとても美味しいと思います。
(将太の寿司で古代米は色がついててもち米だって事を知ったんですけど本当なのかは分からない)
そしてここでなんとも嬉しいサプライズ。
食事を終えて談笑していると、なんと大王が各テーブルを回って一人一人とお話をしているではありませんか。
なんなんすかね、サービス精神の塊ですか?
ともかく、いきなりのお話会に内心ドキドキしつつも自己紹介と軽く一言二言を交わして、このサプライズもとい昼食は幕を閉じました。
群馬県立歴史博物館にて
続いてはざっと観音山古墳の出土品を映像で確認したところで、実際に博物館で現物を見る流れに。
置いてある埴輪のスケールとかにも圧倒されたんですけど、様々な出土品が残っていて、それで居てこれらが盗掘されること無く今に至ったっていうのは本当にすごいことだなって思いました。
学芸員さんが、これらの品物を未来の人達にも見てもらうために今の自分たちが守り続けていると仰ってましたが、この品物が100年後200年後も受け継がれて、未来の人達に感動を届けているといいなと思いました。
群馬県庁にて
正直ここのトークショーいっちゃん楽しかったなって……
何が良かったかってまずお顔が見えるんですよね。感情が表情に現れまくっていたので、マジで話聞いているだけでめっちゃ楽しかったです。
しかもそこに最高のスパイスとして群馬県立歴史博物館の深澤学芸員が加わって、大王の質問は留まるところを知りません。
質問に答える深澤学芸員の表情も質問をした大王もまりこふんさんも三者三様のいい笑顔で見てるこっちも釣られて楽しくなってくる、そんなトークショーでした。
最強の不意打ち
はい、大王、まりこふんさん、ツアー客による3ショットのお時間です。
何を言い出すのかと思えば、行程に書いてあった【キャストとの記念撮影】は、全員で1枚の写真を撮るのではなく、まさかの個別でかつポーズは任せると言っただいぶ何でもありな写真撮影タイムへと突入。
私は番号が後半だから撮影開始までだいぶ猶予あったしチェキ会とかも行ってるので頭と気持ちを切り替えて望むことが出来たんですが、1番の人とかどんな気持ちで写真撮影したんすかね??
正直自分なら後回しにして〜って頼んで1度逃げる自信があります。
そんなこんなで自分の番が回ってきて、まりこふんさんの衣装も大王の髪型も似合ってるよォ〜〜😭って思いながらポーズは前方後円墳をお願いしました。
写真はまだデータになっていないのでどんな写真になってしまっているのか一切分かりませんが、少なくとも、こんな咄嗟の時のために体は日々鍛えておかないとなと思いました。泣きます。
たった1人のエクストラステージ
私にとっての事件は、帰り道に立ち寄った【道の駅 ららん藤岡】で起こりました。
お土産を買うために候補が何個か紹介され、シュークリームはもう時間切れだという情報を手にしたのでとりあえずラスクを買いに行こうかなと思って立ち寄った【ねぼけ堂】さんにて八巻アンナさんとかち合ってしまいました。
私としては、ツアーに本来組み込まれていない予定の時にキャストさんと合ってしまったら基本的には関わらないようにするようにしているので、どうしたもんかな……と悩みに悩みました。
そしたらアンナさん自ら私に話しかけてくれて……
こんな対応されたら好きになるが?
いやもう好きなんだが……
私の頭ん中はパンクしました。会話の内容はそれをお土産ですか?とか他愛のない会話だったんですがもうそれだけでも堪らなく嬉しくて本当にごめんなさいスペシャルボーナスタイムでした…………
たった1人のエクストラステージ②
まだ終わらないのがこの話のアレな所。
先にアンナさんが買い物を終えて、自分も済ませようとレジに並んだら店員さんから
あの方(アンナさん)は芸能人か何かの人?
声優さんだったの!?
すっごくおキレイな方だったから女優さんかと思ったんだけど……
L('ω')┘三└('ω')」
⬆️推しを褒められて内心テンションが上がってるオタク
その後も店員さんと少しお話をして、アンナさん自体も店員さんと会話していたので、このこと絶対アンナさんに伝えますので!!って別れたあと運が良いのか悪いのか、飲み物を調達しようと立ち寄ったファミマにアンナさんがいらっしゃって……
迷惑かもしれないけどメールじゃ届かないかもしれないし本人目の前にいるんだからここで言ってしまうしかない!!
言った。
反応が返ってきた。
え!?何処まで私の自己肯定感を上げてくださるんです!?
伝えられてよかった——
八巻アンナ、自己肯定感を爆アゲしていけ———
こうして、私のエクストラステージは終わりを告げた。最後の最後に取っておきのスペシャルタイムを味わえたよ…………
おわかれ。
どんなイベントにも必ず終わりは来てしまう。
一日中楽しかったバスツアーもとうとう終わりの時が来たようだな……
バスが止まり、ツアーの終了を言い渡されると準備が出来た人たちからバスを降りて行く。
そして本当の最後に八巻アンナさんとまりこふんさんからのお見送りを経て帰路へ着く。
短い一日の中で色んな人と知り合ったり色々な古墳の情報を得た。そして墳活の楽しさを思い出した。やっぱり自分はアンナさんだけではなく、古代史自体も好きなのだと思った。
今回のツアーを機に虎塚古墳なりくれふしの里なりに行って自分なりの古墳の楽しみ方を見つけると共に新しい古墳も見つけていこうとそんな気持ちになったバスツアーだった。