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東京都の協力金「1日6万円」は高いか?安いか?
おはようございます。
東京都中央区の高橋輝雄税務会計事務所
『経営コンサル ✕ 税理士』高橋輝雄です。
本日も早朝から発信です!
よろしくお願いします。
179号目!
いざ、参ります!
今週は仕事初めの方も多いですが、また緊急事態宣言が出されるとの事で。
それに合わせて昨日のニュースで入ってきたのは、東京都が「店舗ごとに1日6万円を支払う方向で協力金を調整している」という話。
この話を見た時に、「あれっ?個人事業主の飲食店さんでも平時から単月利益ベースで100万円もいかないお店も結構あるぞ?」なんて事も一瞬考えてしまったのですが、あなたの感覚ではいかがでしょうか?
今日はこの協力金について考えてみたいと思います。
そもそも東京都の協力金は非課税ではない
ニュース記事のコメント欄で「非課税で180万円もらいやがって!」みたいな言葉が並んでいたのですが、いやいやと。
協力金は普通に売上と同じ扱いなので非課税ではないです^^;
と言っても信じてしまう人はいるんだろうなぁ~と。
原則として確定申告とかが関係のないサラリーマンの方とかであれば良いのですが、飲食店とかをやってる個人事業主がネットでこういうニュースを見て信じてしまうのは危険だなと。
やはり専門家に聞くべき立場にいる人は聞いた方が良いですよ!
なお、税務署でも電話で質問に答えてくれます。節税以外であればですけどね(笑)
下記に税務署の相談窓口のリンクを貼っておきます。
店舗構えて事業やるってのは色々とありますよ
いや、記事でコメントしている人の中でどれだけ自営業者の人がいるんだろうと思ったんです。
だって、「働くな」ってお上から言われてるんですよ?
サラリーマンなら休んでも給料出ますけど、事業やっている人は店を空けなければ基本的に収入は0円で。
飲食店なんて年末とかは人が結構いたみたいですが、私も家の近くの飲食専門街を歩いた時に、2019年にリニューアルオープンしていた店なんかがこぞって閉店しているのを目の当たりにして本当に怖くなりました。
単純にかかる費用だけでも
・店舗の家賃(敷金や保証金)
・スタッフの人件費
・材料費
・日々の光熱費
・開業にあたっての借入の返済
・広告費
てな感じで、店を普通に運営している人は単純に日に6万円もらっても気が気でないだろうなと。お客さんが通りをあまり歩いていないだけでも恐怖だと思います。
てな感じでよくよく考えれば考えるほど6万円もらっても精神的にキツいだろうなと。特にこの協力金も店舗ごととは書いてありますが、店舗自体の規模とか何も考えていないでしょうから焼け石に水のところも多いだろうなと(ToT)
最後に
こんな感じで緊急事態宣言が出されると協力金をもらうまえにギブアップの方も出てくるだろうなと思います。
とはいえ、最終的に根性だけでは資金繰りとかは乗り切れないので早めに撤退するという決断も策の一つかとは思います。
新規店舗を開くほど、新規の設備投資の融資を受けやすいというやり方もありますが、今は完全にそのやり方が厳しいでしょうから、2021年は冷静に事業者の方も判断していただければ。
という事で本日の記事はこれにて終了でございます。
それではまた明日の朝にお会いしましょう!
今、動き始めることで自分の未来を作る!!
今日という日があなたにとって
最高の1日になりますよーに^^
髙𣘺のコンサルティング会社HP→現在準備中!(2021年春公開予定)
税理士事務所のHPは→髙𣘺輝雄税務会計事務所
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