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海外アクアは盛り上がっているか?

ここ2年ほどアクアから離れていたこともあるのですが、その前から感じていたのは、海外アクア、特に僕が住んでいる北米は以前と比較すると盛り上がっていないって思います。
個人的に感じている理由は下記の2点です。

  • 珍しい色合いのサンゴが出尽くした

  • 画期的なアクア機材が出なくなった

まず、1番目ですが、特にAcro(ミドリイシ)のカラーバリエーションは出尽くした感が非常にあります。HomewreckerやRainbow splice acroなどのようなとんでもないミドリイシが出なくなった感じがします。もちろんそれなりのものは定期的に出ていますが。
Acro以外だとバウンス系もそれに当たります。WWC OG Bouncerが出た時はひっくり返るぐらい衝撃を受けましたが、それ以降はやはり衝撃にかける感じかな。ネットたまにすごい色のbouncer見かけますが、市場に出回っていないのか、あまり話題になりません。
ハナサンゴ(Euphyllia)は、以前として人気が高い種ですが、特別な色のものは出ていないと思います。


Homewrecker Acro(Reefbuldersより引用)


Rainbow splice acro (Reefbuildersより引用)


WWC OG Bouncer (北米のアクアショーにて撮影)

2つ目は画期的な機材が出なくなった。機材は本当に出尽くした感があって、スキマーにしても、照明にしても、水流ポンプにしても、ほぼほぼ今の機能で十分以上なんですよね。これ以上高機能にして値段が上がってもあまり売れない感があります。アメリカとかは、ブランドより、その機材の値段と性能で購入する人が多いので。これはアクアに限らず、車とか他の分野でもそうですね。
カルシウムリアクターの自動調整の機材も出ましたが、高価過ぎて殆どはやらなかったですね。最近ではないですが、サンプに設置する自動ロールフィルターマットはかなりインパクトありましたね。

裾野は広がったと感じられる一方、マニアや古参の間では盛り上がりが感じられないかもしれません。ただ、パンデミックの影響でアクアリウムショーなどが中止になった分、家で楽しめるAIO(オールインワン)タイプのアクアリウムが普及して初心者も参入しやすくなったため、一概に盛り上がりがないとは言えないかもしれません。

上記はあくまで僕が感じていることであって、実際は少しばかり温度差があるかもしれません。その点は掲示板やアクアショーに参加しながらお伝えできればと思います。


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