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スケールが違いすぎてびっくり!イギリスの仮想子育て

いやいや、この記事を読んだときには、ちょっと色んな意味で度肝を抜かれた。

【引用】East London couple spent £6,000 on 13 lifelike ‘fake babies’ after feeling lonely in lockdown
Couple spend £6,000 on 13 fake babies in three years preparing for real parenting - Mirror Online

イギリスのJess Ellisという27歳の女性が、自身の子育てのトレーニングのために日本円にして100万円以上かけて13体のリアルベビードール(赤ちゃん人形)を購入して仮想子育てで準備をしているというもの。

どうもコロナ禍の頃にこの準備を始めていたようで、外出抑制等によるストレスから脱却や自身のメンタル維持のために取り組まれたようだ・・・。

またパートナーもいるので、仮想育児を想定して、リアルベビードールで子育て体験をしている・・・。とあったが、そのために100万以上投資するというのもかなり思い切った行動ではなかろうか?

さらに、お出かけの際には、ベビードールのためにわざわざベビーカーも購入したりしている徹底ぶり。

パートナーのAvery Raassenの理解も得られているところが素晴らしいです。ご両親も最初は戸惑われたみたいですが、理解を得られて進んでこられたみたい。実際に、ベビードールに服を着させたり、おむつを変えたりしている様子。

更に驚きなのは、自分自身でもベビードールを作るようになり、自身が参加しているコミュニティで販売して36万円ほどの収入を得たというのだから、自身の趣味が講じて収益をもたらしたと言っても過言ではなさそう。

このCOVID-19の環境は世界に大きな影響をもたらしたけれど、その中で心を病ませないためにも、独自の興味の対象を持つことのすばらしさを感じさせられる。世の中の辛いことから実を守るための「感情移入」「移行対象」の存在は子どもだけではなく、大人のこころを守ることでも有用なのではないかと勝手に考えてしまっている。

人によっては、それがゲームだったり、ギャンブルだったり、酒だったり、色々な対象に興味や人生を移行させることもあるだろうが、この方々は「子育て」にその興味対象を移したとも言える。

いやね、冷ややかに見る人もいるかと思うけれど、ギャンブルとかゲームとかに依存するよりかは、遥かに健全だと思うよ。さらに自身でベビードールを開発するにまで至っているのだから。

まだこの方は27歳とお若いので、これからリアルベビーに恵まれたときには、リアルベビードールで鍛えた腕で育児を進められることでしょう・・・。

しかし、夜泣き、かんしゃく、中途覚醒などなど・・・試練もまちかまえているけれど・・・、こんなに理解のある旦那さんやご家族がいるなら大丈夫!やっぱりチーム育児って大事だよねぇ。

ウチもこれくらい気合を入れて仮想育児をしていたら・・・。こんなに子育て悩まなかったのかもしれない💦

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