したい時だけやのうて、せなアカンことはせえ！

今、私の目の前に、夏休みの宿題、読書感想文と格闘している7歳のご子息がいます。
読書感想文の内容は、私がご子息にインタビューする形式で、私が書き上げました。
所要時間30分。
それを、ご子息が自分のきったない字で、原稿用紙に書き写す。
こんな、お膳立てありますか？
それだけなのに、かれこれ一時間半、時間がたっていますが6行しか進んでおりません。
その間、水を飲み、うんこをして、泣いて、あくびして身体全身でイヤイヤを表現しております。

「宿題したないんやったら、せんでもええんやで！」

と私は一括、このセリフを自分がいう日が来るなんて・・・。
さっさとしてくれよ、ご子息。
「わかってる。する！」
と言いながら、二度目のウンチへ。
「やっぱり、おしっこやった。」
と言いながら、戻ってきた。

しらんがな。

宿題ってなんのためにしてたんやろう・・・。

ちゃんとした根拠ある理由がきっとあると思うが、私は、

”　どうせ、せなアカンのやったら、ちゃんとする！　”

を学ぶためなんじゃないかなあと思います。
これって男子には難しいんやろか？
またまた、ご子息はウンチを宣言してトイレへと行きました。

お見合い
お見合いは結婚相手を探すためにします。
結婚相手が見つかれば、結婚をします。
結婚することを「目標」とするならば、それに向かった行動目標が出来るはずです。

私が、婚活中に掲げていた目標は、
「誰が私を選んでくれるかなんて、さっぱりわからんから、皆にとにかく愛想よく、元気に、笑顔でいる。」
要は、自分が相手を評価するのではなく、先ず、どんな人にもええように評価されるということに注力しました。

36年間、その点において全く努力も注意もしてこなかったからこそ、誰からも告られることなく、のびのび自分の好きなように過ごす羽目になっていたことから目をそらして逃げるのを辞めたということです。

これって、大人になると難しいんでしょうか。

お見合いの結果報告にたまにあるのですが、

・　まったく興味がないようで、質問が来なかった
・　早く帰りたい様子
・　周囲の様子ばかり見て、話しに集中していない

こんな男性。
その理由はおそらく「女性のプロフィール写真と実物の雰囲気が違う」こんなところではないでしょうか。
でも、上記のような態度はいかがなもんでしょう。
仲人の私、そういう報告があった場合、その男性のIDを控えております。
それ以降、弊社会員にお申込みされた場合、申し訳ありませんがNGにさせていただいております。

ここに、容姿がドストライクの女性にだけ全力出す人の特徴（タカコ調べ）を記します。
・　本人の見た目はびっくりするぐらい大したことない
・　自己中心的
・　調子のり
・　男性からも陰で「あいつはちょっと・・・」と言われている
人間性が比較的薄っぺらいので、特徴としても分かりやすく薄っぺらいのが特徴です。

私が婚活中の合コン（５対５）に来ていた男性を例に出しますと、
始まるや早々に、一番かわいい私の友人の横にベタづきし、ずっと携帯番号を聞いておりました。
あしらいの上手い友人は、ためらうことなく番号を教えて、サラッと自分で席替えしておりました。
そして、お会計。
「とりあえず、一旦俺が払っとくわ。女子２、男子４で！」
と調子にのって宣言しておりましたが、一番かわいい私の友人、実は頭も良く、
「男子は女子の倍払うって、いきって言うてはるけど、合計したら自分の分タダになるぐらい得してはるよ。
しかも、カードきってるし、ポイントがほしいんかなと思ったらワラける。」
と。

その後、三日間連続で着信があったようですが、もちろん彼女は着信拒否。
幹事を通じて「電話に出てほしい」と問い合わせがありましたが・・・。

自分がしたいことだけ頑張る姿勢やから詰めが甘いんです。

「お見合い」は成立した時点でせなアカンことなんです。
蓋開けて、思てるんと違ったから、したくないという態度では別の機会もなくなりかねません。
逆に、とても感じの良い男性でしたと報告があり、お見合い結果が不成立だった場合は、他の女性会員に紹介することもあるんです。

”　せなアカンことは、ちゃんとしよう　”

そして、そういう薄っぺらいさんとのお見合いにぶち当たってしまった方。

絶対に、辞めてほしいことが一つあります。
それは、直接お見合いの席で、お相手の態度を問いただすことです。
気持ちは、よくわかりますが、それは誠に可愛げがない。
薄っぺらいさんも、「はあ、そうですけど何か？」と開き直るしかない。
そこには憎悪しか生まれません。

そういう時は、私がサンドバッグになりますので叫んでください。
「おいお前！　お前のそういう所やぞー！」
って。
どうぞよろしくお願いいたします。

そして、ご子息。
まだ宿題終わっていません。
爪を熱心にかみ始めました。空中を見つめて。
そうとうなストレスのようです。
興味がなくなってしまった方との一時間の会話も、そんな心境なのでしょうか。
そんなん知らんがな、せなアカンことやったらはよせえ！
としか、やっぱり言いようがない。