RIZIN landmark5-フェザー級Wメイン-
■牛久絢太郎vs朝倉未来
フェザー級。戦前、未来は「過去一の仕上がり。2RKO」と自信満々だった様だが、蓋を開けて見れば大きな変化は無かった様子。未来は危機管理能力が鋭いが、そこが試合決定力のみに関して言えば枷にもなってるイメージ。強い選手とやればやるほどそれは大きくなっていくかと思う。
牛久は未来の打撃勝負を避けたプランだったみたい。引き込みは「謎!」という声が大半で、私は実際の試合を視聴していないのでイメージのみだけど、何も出来なかったのに何度も引き込んでいてはそりゃ能がないと言われる。
■斎藤裕vs平本蓮
フェザー級。戦前から平本が勝つイメージが全く付かなかった。ドミネーターに勝った時も66kgでは無かったし、TDDに難ありのイメージだったし、強烈な一撃を持っているイメージもないし。結果、斎藤がしっかりとMMA を遂行して連敗脱出となったけど、平本も大きな成長を見せる決して評価を落とさない内容だった。
■武田光司vsルイス•グスタボ
ライト級。武田はレスリング→漬けの一辺倒で、これだけじゃ厳しい。それにしてもグスタボ、TDDも上達してるしかなり厄介な存在。一発も持ってるし、後はグラップリングがどうか。
■金原正徳vs山本空良
フェザー級。ベテランが若手を粉砕。差がありすぎた様で、金原最強説は未だに健在。ケラモフとの対戦を要求したが、実現すると非常に期待の持てる一戦となる。
■スダリオ剛vsロッキー•マルティネス
ヘビー級。マルティネスはUFC0勝3敗でリリースされてしまったがRIZINにいた頃は日本人には負けていなかった。マルティネスの方が打極共に上回ってる印象だったが、スダリオが全てにおいてマルティネスを圧倒した様子。前戦は一体何だったのか。。。もう一戦、スダリオの試合を観てみないと本当のレベルがわからない。
■倉本一真vs太田忍
バンタム級。レスリングエリート対決。重厚なレスリング対決が期待出来るかと思いきや、クロスした太田の右が倉本を捉えてKO、秒殺での幕引きとなった。柔術やレスリングなど、同じ武器を持つ者同士の試合はどうにも視聴者側が期待する内容にはならない印象があるが、今回の結末はそれ以上の価値があったのかもしれない。しかしこういう秒殺劇は本来の実力とは異なる結果となる場合もあり、再戦を観たい気持ちもある。