アドラー心理学に学ぶ
しばらく前に読んだ本の中に「嫌われる勇気」という本があります。
「嫌われる勇気」はアルフレッド・アドラーという心理学者が築き上げたアドラー心理学をもとに書かれた本で、嫌われる勇気を持ち自分の人生を自分らしく歩むための方法や考え方が紹介されております。
非常に為になる内容だったので幾つかアウトプットしていこうと思います。
「変わりたい」のに「変われない」理由とは
悩み、コンプレックスやトラウマなんてものは誰にでもあると思います。
いつかこんな自分を変えてやるんだと誰でも考えたことがあるでしょう。
痩せたい、足が速くなりたい、お金を稼げるようになりたい、カッコよくなりたい。。。
そんな願いはなかなか叶う事が無く、ただの夢として自分の心の中に押し込めてしまう。
私もそうですが皆さんもそういった経験はあるのではないでしょうか?
しかし、アドラーは誰一人例外なく人は変わることができると説きます。
変われないでいるのは「あなた自身が変わらない」という決心を下しているに過ぎないから。
私生活から性格全てにおいて、そうなる様に自分自身が「選択」し自分自身が「このまま変わらないでおこう」と不断の決心をしているから「変わらない」そうです。
取り巻く環境を加味しても尚、変わらないのは自分自身の決断によるもの。
しかし、それらが自分自身で選択したものであるならば、
「再び選びなおすことも可能である」
数ある「自分自身ではどうする事もできなかった事実」がそれに多大な影響を与え、不安や不満もあるでしょう。
でも、そこで終わってしまってはいけません。
問題は過去ではなく今現在の「ここ」にあり、
これまで通りの自分を選ぶのも新しい自分を選ぶのも全ては自分の一存にかかっている。
「これまでの人生に何があったとしても、今後の人生を生きるために何の影響もない」
これがアドラーが言う「変われない理由」と「変わるための答え」です。
非常にシンプルで核心のついた内容になっているのではないかと思います。
「変わる」という選択をするには、覚悟や勇気が必要になってくる場合もあるでしょう。
これからの人生どう転がすかは自分次第ですが、「変わりたい」のであれば一歩を踏み出しましょう。