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両親のこと

今日は自分の両親のことを書いてみたいと思います。
2024年4月現在、父が82、母が80。
愛知県瀬戸市で犬一匹と二人で暮らしています。
息子は二人いて私から見て兄である長男はマレーシア、次男の私は横浜に住んでいます。

マラソン

実は明日(2024/04/07)、母と三好池桜マラソンに出場する予定です。80歳で5kmを走るのはなかなかのことだと思います。それができる母を尊敬していますし、そういう母と一緒に走れることは幸せなことだと感じています。

母は確か40過ぎてから友人に誘われてランニングを始めたと聞いています。スタートが遅いにも関わらず長くランニングを続けられていることは素晴らしいことだと思います。
コンスタントに何かを続け、それを心から楽しむ能力が高いからできることなんだと思います。
一時期は海外のマラソン大会に行ってましたし、今でも時々マラソン大会に参加しています。僕も母が海外のマラソン大会に行くのに二度ついていって出場したことがありますが、とてもよい思い出になっています。国内のマラソンも何度か一緒に参加していますが、親子で同じスポーツを楽しめるのはありがたいことです。

放送大学

父も80を越えて、リウマチや間質性肺炎などを患いながらとは言え、自立して元気に暮らしています。
父は定年退職後に放送大学に通い卒業もしています。大学を卒業するのは若い人でもそんなに楽ではないのですが、定年退職をした後でこれができるのはなかなかのことだと思います。
父は夜間の高校を卒業して、長く大学を出ていないことを残念に思っていたそうです。定年退職後に放送大学を出ることでその念願を叶えられたのは素晴らしいことだと思います。
実際、自分の興味のある授業を取りきったあとはかなり苦戦をして、途中卒業を諦めようと思ったこともあったそうです。それでも時間をかけて卒業までできたわけですから、その根気というか気持ちを切らさない強い精神力は大したものだと思います。

海外旅行

この他にも私の両親がすごくアクティブだなと思うのは、高齢になってからも二人でツアーを利用せずによく海外旅行をしていたことです。
海外旅行と言っても、かなりアグレッシブな旅行の仕方で、アメリカでレンタカーを借りて、モーテルに泊まりながら長期間旅をしたり、チベットで山に登ったりといった具合で、こどもからすると大分はらはらするような旅のしかたでした。実際、アメリカでは交通事故にもあってますし、チベットではヘリで救助されたりしていますから、よくやっていたなと思います。
ツアーではありませんから、コミュニケーションも自分たちでする必要があります。なので英語も父がNHKのラジオ基礎英語を毎日聞いて勉強をしていました。父が実際に現地でどんな風にコミュニケーションをしていたのか全く知らないのですが、モーテルに泊まったり、車をレンタルしたり、好んで自分でやり取りしてたわけですから、そのチャレンジ精神というか物怖じしない生き方は素晴らしいなと思います。また、年を取っても勉強をして新しい世界の見聞を広げられるような生き方は見習いたいものです。
さすがに最近は体力的に難しくて海外には行っていませんが。

親として

兄も自分も親には本当に甘えさせてもらったというか、まさに脛をかじらせてもらいました。大学も私立に行ったり、入り直したり。私の場合は何度も転職したり、兄も離婚したりして、親としてはいろいろ気を揉むことが多かったのではないかと思います。
私は今年で50になりますが、この年に至るまで変わらずおおらかな姿勢で愛情を注いでくれていることを感じます。また、自分だけでなく、妻やこども(両親から見れば孫)もとても大切にしてくれる父母を持てたことは本当にありがたいことだと思います。自分のこどももそのありがたさに気づいてくれるといいなと思います。

両親を含めたあらゆることに感謝をしたい

今さら小学生の作文みたいな文章を書くのもいい大人らしくないかもしれませんが、両親への公開の手紙のつもりで書いてます。
手紙なんて小学校か中学校の宿題でしか書いてないと思うので、こういうものを書くのは自分にとってもとても新鮮です。
というか本当はもっと感謝の気持ちはあるのですが、それを言葉として表現するのは難しいですね。
あるいは言葉にすることで、改めて感謝の気持ち、ありがたさを感じている部分もあります。

自分の両親に感謝するだけでなく、この世界に親子の関係があること、人と人との繋がりがあること、生があって死があって人の命が面々と繋がっていくこと、あらゆることに感謝しています。

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