【ビジネス】推しから考えるキャリア形成
こんにちは!都内の某採用・組織コンサルティング会社勤務の奈良です。
今回はとても自己満足的な内容ですが、「推しから考えるキャリア形成」という切り口で、ビジネスパーソン向けのキャリア形成の考え方をつらつらと綴っていこうと思います。はじめに断っておきますと、完全にオタク的な内容となっていますので、エッセンスだけ参考になれば幸いです(笑)
「BIGBANGのテヤン(SOL)って知っていますか?」
皆さんに、質問です!
「BIGBANGのテヤン(SOL)って知っていますか?」
BIGBANGは有名ですが、テヤンはもしかすると知らない方もいるかもしれません。一応こんな人ですという写真だけ先に載せておきます。(この写真はBTSジミンとのコラボでバズった少し前の楽曲「VIBE」のアー写です。)
さて、そもそもなぜいきなり彼を紹介したかというと、それは僕が中学生のころからBIGBANG、ひいてはテヤンの大ファンだからです。(かれこれ14-15年くらいずっと楽曲も聞いたり、ライブも行ったりしています。)
中学生のころ、友人から紹介されて知ったBIGBANG。はじめて曲を聞いたのはiPodの初期版の機種でしたが、身体中に衝撃が走るくらいビビビッときたのを今でも覚えています。それくらいドンピシャでBIGBANGの存在が自分の人生においても大きな存在となっています。
中学生以降、BIGBANGとの出逢いから、一気にKARAや少女時代、東方神起などなどいわゆるKPOPにズブズブにハマっていきました。今でも実はKPOPと洋楽しか音楽は聴かず、JPOPを一ミリも聴かないので、代償として今の流行りのJPOPなどが一切わからないという生きづらさを感じるくらいずっとハマっています。JPOPという選択肢がないのは生きづらさも感じますが、後悔はないと断言できるくらいKPOPや洋楽の系統が好きなので、自分がハッピーならそれで良しとしています(笑)
ということで、本題に戻します。
今回は、「推しから考えるキャリア形成」というテーマになります。何を隠そう、BIGBANGの中でも僕の押しは彼「テヤン」なのです。あまり周囲にも言ってはいないのですが、個人的にジャスティンビーバーと並んで、自分の人生のロールモデル的な存在が彼です。
そんなテヤンですが、彼はKPOP界でも独自の地位を確立しており、2006年のBIGBANGのデビューから17年が経ってなお、再生回数1億回超えの曲を次々とリリースしたり、先日もサマーソニックTOKYO2023に登場するなど、アーティストとして常に第一線を走り続けています。
ちなみに最新曲「VIBE」はBTSのジミンとコラボして全世界でめちゃくちゃバズり倒していました。これでアラフォーは何度見ても信じられない。。。(金髪がテヤンです。圧倒的なベテランの貫禄もエグいです。)
本noteでは個人的なテヤンの推しポイントから、ビジネスパーソンにも通ずるキャリア形成のポイントを紐解いていければと思います。ぜひご自身のキャリアと当てはめながら、この後の内容をお楽しみください。(ほぼオタク視点ですので、再三になりますがエッセンスだけ参考にしてください(笑))
テヤンのすごいポイントを一挙紹介!
さて、ここからはだいぶオタク目線になりますが、キャリア形成にも通ずる彼のすごいポイントを1つずつご紹介いたします。
その1:R&BがルーツのKPOP界屈指の「歌唱力」
そもそもBIGBANGはデビュー当時は珍しいヒップホップグループでした。その中でも特にオマリオンやアッシャーなど海外アーティストを彷彿とさせるR&Bのグルーブ感をもったメインボーカルがテヤンなのです。KPOPアイドルとは到底思えないビジュアルと、R&B感全開の最高の歌声がこちら。
グルーブ感エグいです。これをこの年齢で歌いこなしちゃうのはアジアでも彼だけだと思います(奈良調べ)。
さらに彼の歌唱力が堪能できるのがこちら。代表曲でもある「目鼻口」をテレビ番組でコラボした際の映像。特に最後のパートが圧巻すぎて会場が湧いています(笑)テレビ番組ですが、1.4億回再生もされているのが彼の歌唱力の高さを示す何よりの証拠ですね。
その2:バキバキボディとキレキレな「ダンススキル」
テヤンと言ったら何といってもダンス!彼は韓国アイドルの憧れのパフォーマー枠で殿堂入りしている伝説的な存在になっています。また冒頭で動画を載せた今やグローバルアーティストとなったBTSのジミンも、ずっとテヤンを目指してアイドルをしていたというほど、彼をリスペクトし、目指す若手KPOPアイドルは多くいます。そんな彼の特徴は、マイケルジャクソンにインスパイアされたグルーブ感のある滑らかなダンス。こちらをご覧ください。(別人なくらい昔です(笑))
他にも、ゴリゴリなダンス曲と言えば「WHERE U AT」という楽曲。14年前と思えないくらい今見てもめちゃくちゃカッコいい・・・!!!
そして、SNSも浸透しておらずYouTubeもまだまだの時代に彼のダンス力がグローバルでバズったのが「RINGALINGA」という楽曲。このMVを見たときは天地がひっくり返るくらいシビれました(笑)たぶん300回以上は軽くMVを再生してます。ダンスパフォーマンスビデオでこれだけ当時再生数がいっているのも本当にヤバいですね。
はい。語彙力0ですが、ヤバいです。いったんこの辺でやめておきます。
その3:KPOP界でも異彩を放つ、「漢の中の漢」な「ビジュアル」
とにかく彼は”オスみ”が200%です。KPOPアイドルというと中性的な容姿で女性のようにキレイな見た目の男性アイドルも多いですが、テヤンは真逆をいく男らしさ全開の路線でデビューから突き進んでいる珍しいタイプです。最近は時代に合わせたビジュアルになってきてはいますが、デビューから一貫して目立ってきたビジュアルがこちらのモヒカンスタイル。特に、誰もが知る楽曲「FANTASTIC BABY」では圧倒的なモヒカンぶりを披露しているので、一度こちらをご覧ください。
「これでよくアイドルやれるなwwwww」というレベルの、見たことないくらいの圧巻のモヒカンです(笑)そもそもモヒカン枠がいないKPOPの中でも圧倒的なモヒカンすぎて唯一無二の異彩を放っていましたね(笑)
また、個人的には「RINGALINGA」という楽曲のアー写がもはやアイドルというよりは人を超越したビジュになっていて強烈だと思っているので、せっかくなので載せておきます(笑)(ぜんぜんキャリア関係なくて草)
また、彼はスタイリッシュな昨今のKPOPアイドルと異なり、筋骨隆々のバキバキ筋肉スタイルを一貫して貫いています。そして、ライブでもテレビでも、常に脱ぎます。やたら筋肉を強調します。それくらいプロとして身体にめちゃくちゃこだわっていて、自信を持っている最強の漢です。ということで、観客何万人いるんだ!?という中でゴリゴリに上裸でライブをしてしまうテヤンのパフォーマンス映像がこちら。
タトゥーと金のネックレスは、外国のムキムキな人しか似合わんのよ。普通は。
はい。ということでモヒカン×筋肉はKPOP界唯一の存在なのです。また、最近はヘアスタイルはだいぶ今風になってきましたが、それでもどことなく漂うオスのオーラが半端ないのが先日のサマーソニックTOKYO2023でのステージ。サングラスとTシャツというシンプルで飾らないスタイルでも、筋肉とオーラがヤバすぎます。
こんなオーラある営業マンいたらなんでも買っちゃいそうですね。自分も筋トレ頑張ります(何回目だろう・・・)。
はい。ということでテヤンのすごいポイントを3つご紹介させていただきました。そして、長い前置きが終わり、いよいよ本題です。これらがなぜキャリア形成につながるのかということです。
キャリアを考える際は「縦の深さ」と「横の広さ」が重要。
テヤンのすごいポイントで紹介した3つは、「独自の専門性」となっています。R&Bなグルーブ感の歌唱力をもつKPOPアイドル枠ですし、バキバキボディ×キレキレダンス枠も業界の先駆者であり、「漢の中の漢」な「ビジュアル」も未だにテヤン超えのビジュアルは奈良調べによると出てきていません(特にモヒカンは皆無)。
つまり、1つ1つの専門性、すなわちスキルや市場価値における「縦の深さ」がまずはあるのが彼の特徴です。唯一無二だし、それぞれのレベルが異常に高いですね。
そして、「縦の深い」専門性が、1つのみならず3つ掛け合わさっており、唯一無二の存在として、今でも現役で第一線で活躍することができているのです。
この「掛け算」については、元リクでキャリア界隈では著名な藤原さんが提唱する掛け算の考え方がまさにドンピシャで当てはまっています。要約すると、「100人に1人の専門性も、3つかけ合わせると100万人の1人の希少価値になる」というものです。詳しくはこちらの図と記事をご参照ください。
藤原和博氏が教える、100万人に1人の存在になるための「掛け算戦略」 | 親と子の「就活最前線」 | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)
まとめると、大前提として「専門性」は仕事をしていくうえで絶対必要です。専門性のない人に仕事は集まりません。そして「替えが効く」存在では、市場価値は高いとは言えないでしょう(これは社内でも同様)。ですから、まずはその道で「唯一無二」を目指すくらい極めるということが大事なのです。
そして、「唯一無二」という評価は「相対評価」ですから、他者を観察し、自分が勝てる市場をしっかり見定めていくことも重要です。マーケティング的にはポジショニングの考え方になります。このあたりは自己分析や世の中の動向などにアンテナを張り、どの専門性で勝負をしていくかを考えていきましょう。そして、その「専門性」を1つで終わらせず、2つ3つと増やしていくことで、市場価値は加速度的に高まっていきます。これは社外はもちろんのこと、社内でも同様です。ですから、自身がどのような掛け算をしたら市場価値が高まるかを考えてキャリア開発をしていけると戦略的なキャリア形成が可能となります。この観点で考えてみると、やっぱりテヤンはすごすぎると思います。
また、これらだけでなく、テヤンから考えるキャリア形成の重要なポイントがあと2つあります。それがこちら。
「人間力」と「変化対応力」が、最後はキャリアを決める。
これもテヤンのすごいポイントですが、実はBIGBANGは薬物や事件などもたくさんメンバーが起こしているグループなのですが、唯一デビューから一貫して問題を起こしていないのがテヤンなのです。それもそのはず。彼は敬虔なクリスチャンなのです。
ライブやパフォーマンス映像を見ると、けっこうな確率で十字架のアクセサリーを付けていたりします。また、彼はけっこうタトゥーをゴリゴリに入れているのですが、これもキリスト関連のものが大半となります。
何が言いたいかというと、宗教の話は脇において、要は「人として正しいことを貫き、謙虚で誠実な人間であること」が何よりも重要ということです。結局、アーティストの世界だろうが、ビジネスの世界だろうが、最後は人と人との関係性でいろいろな物事が決まってしまう側面もあると思います。裏を返すと、最後は人間性からくる「信頼」こそが最も重要なバロメーターとなります。ですから、仕事でもプライベートでも、表裏なく誠実で、人としてあるべき素敵な人間性と心を磨き続けることが何よりも大事なのです。
トラブルもなく、黒い噂もないからこそ、今でもテレビ番組やサマーソニックのようなライブにも引っ張りだこなのかもしれませんね♪そして、後輩世代からもリスペクトをされ続ける憧れの存在になっているのだと思います。(BTSが完全にファンになっている動画も置いておきます(笑)そして、この動画のやりとりを見ても、テヤンの謙虚で誠実な人間性が会話のあちこちから垣間見えます。あとは表情がいいですね。個人的に、人の真の人間性は表情に現れると思います。)
そして、もう一つ大事なのが「変化対応力」です。おそらく彼がR&Bゴリゴリの音楽で、モヒカンスタイルを貫いていたとしたら、今の時代ではちょっと「痛いアーティスト」として認知されていたことでしょう。逆に、今をときめくBTSやBLACKPINKとコラボをし、トレンドな楽曲を配信したり、ビジュアルも今の時代でしっかり通用し、かつシンプルだけど唯一無二な存在感を放てるポジショニングをとっているからこそ、今があると思います。
ビジネスでも、レガシーな業界ほど変革をせねばなりません。
時代は変わります。ニーズも変わります。そして、他社も変化し続けています。「変わらないこと」は、むしろ今の時代においては「リスク」とも言えるでしょう。ビジネスでも、例えばSNSなどで発信をしないのは、ある意味でリスクもあると思います。そして、世の中のニーズに柔軟に対応してスキルを磨き、キャリアを形成しないと、これまたリスクと言えるでしょう。
ですから、しっかりと時代を捉え、時代の先をいく先見性で、自らを柔軟に変化させていけるアジリティが、ビジネスパーソンのキャリア形成においても求められるのです。(少なくとも一発屋で終わらず、サステナブルに中長期的な視点でキャリア形成をしたい人は「変化対応力」は必須の素養と言えるでしょう。)
クロージング
はい。ということで最後までお読みいただきありがとうございました。
ほぼほぼオタクの一人語りみたいなnoteだったので、ここまでたどり着いた方はおそらくレアだと思います(笑)本当に人生の貴重な時間をこのnoteに使ってくださり感謝です。少しでもお役に立てる内容となっていたらうれしい限りです。
悲しいかなBIGBANGは現在は活動をしておらず、テヤンがわずかに活動をしているのみで、オタク活動がほぼできていないのが僕の現状となります。そのため、最近は「XG」「LE SSERAFIM」といったガールズグループにハマっています。
少しご紹介させていただくと、「XG」というグループは「全員日本人」×「すべて英語歌詞の歌」×「KPOP市場でデビュー」という唯一無二の掛け算で確立された最高のグループです。個人的には「LEFT RIGHT」という曲が最高にかっこよく、特にこのパフォーマンス映像が超やばいので、ぜひ一度ご覧ください。日本人でここまでのグループがいるのかと驚くはずです。しかもこれでまだデビュー1年・・・怪物グループです。すでにアメリカ進出をし、この数年でBTS並みの存在になるのではないかと勝手に予想しているグループです。(ちなみに推しはジュリン、チサ、ヒナタです)
そしてもう一グルーブが「LE SSERAFIM(ルセラフィム)」です。確か「世の中に流されずに前に進む」的な意味のグループ名だったと記憶しています。特にこの曲が好きなのでパフォーマンス動画を置いておきます。世界観とパフォーマンス力がまじでレベルが高すぎます。
ルセラフィムには日本人メンバーが2名います。プロフィールも置いておきますが、元AKB?SKE?的なとこにいた「宮脇咲良(サクラ)」と、「カズハ」の2名です。
PROFILE | LE SSERAFIM Japan official site (le-sserafim.jp)
特に日本人メンバーでの推しは「宮脇咲良(サクラ)」です。僕もまだあまり深くは知らないのですが、たしか何度かいろいろなアイドルグループを転々として、最後の決意をもって臨んでいるのがこのルセラフィムです。その中でも「宮脇咲良(サクラ)」は、VLOG的な動画などを見ると、基準高くストイックにアーティスト活動に専念しているプロ意識が垣間見え、推しというか、もはや普通にプロとしてリスペクトしている感じです。
アイドルといっても、結局は顔が良いだけではダメで、歌がうまいだけでもダメで、その人のバックグラウンド、人間性、想いなど、泥臭い人間らしい部分が最後は大事だと思っています。テヤンもそうですが、少なくとも長く推せるグループや人は、やっぱりそういう人間味やストーリーを色濃く持っているとつくづく感じます。
そして、これはビジネスフィールドでも同じです。「同じ商品を買うなら、あなたから買いたい。」そう言われるかどうかは、やっぱり人間力やバックグラウンドにあるストーリーが影響していることが多いです。そういう意味では、一度きりの人生を本気で、覚悟をもって生きている人は、どんな仕事をしていてもかっこいいし、その生き様に人は惹きつけられるのだろうなと感じます。
毎日、毎時間、毎分、そして毎秒を真剣に楽しく本気でご機嫌に生きる。
もしかすると、そんな生き方、生き様が、キャリア形成においてもとっても大事なことなのかもしれませんね♪
ということで、超大作の本noteを最後までお読みいただきありがとうございました!!!
もし少しでも「共感した」「参考になった」、もしくは「自分もテヤン好き!」「テヤンが少し気になってしまった!」という方がいらっしゃれば、X(旧Twitter)などSNSでお気軽にご紹介いただければ嬉しいです!
ありがとうございました♪
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