#5 社長の言葉を考える:実用文十訓
こんにちは、社長の言葉を考える人です。普段社長と一緒に社長の言葉を考えています。
今回は私が社長の話す内容を考える時使う、物書きのテクニック実用分十訓をご紹介したいと思います。文藝春秋の花森安治さんが「暮しの手帖」を手がけたときに使用した編集方針、それが実用文十訓です。
非常にシンプルで汎用性の高い内容なのでぜひ使ってみてくださいな。私の反省も添えておりますので、よろしければ読んでくださいな。
(1)やさしい言葉で書く。
私の反省:これはついつい賢さを見せようと、難しい言葉を使いがちです。
(2)外来語を避ける。
私の反省:日本語は歴史的に外来語の影響を受けやすいため、パッと出のカタカナ言葉をついつい使いがちです。
(3)目に見えるように表現する。
私の反省:これは具体性を持って話さず、ついつい抽象的に話がちです。
(4)短く書く。
私の反省:長くだらだら書くのは得意です。
(5)余韻を残す。
私の反省:ついつい完璧を求めがち、一場面で完結しがち、次への期待を残すのを忘れがちです。
(6)大事なことは繰り返す。
私の反省:水滴石を穿つというように、何度も言い続けることで組織の力が一つの方向に向かう。ついつい繰り返すことを遠慮しがちです。
(7)頭でなく、心に訴える。
私の反省:日本人はロジックではなく感情で動きます。ロジックで考えて一度、それを忘れて直感で書くのも大事なんですよね。ただ忘れがちです。
(8)説得しようとしない(理詰めで話をすすめない)。
私の反省:上記に同じです。
(9)自己満足をしない。
私の反省:自己満の塊です。視野がいつの間にか狭くなりがちです。
(10)一人のために書く。
私の反省:ターゲットを広げすぎて刺さらない文を描きがちです。
それでは、社長の言葉を考える人でした。
【参考資料】
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?