外壁材
1.外壁材の役割
外壁材とは、 建物の外側の仕上げ材。
その役割とは、日光や風、雨、雪、火災、騒音などから建物を守ること。
また、外観の個性を表現する。
2.外壁材の種類と特徴
*数字は目安です。
■窯業系サイディング
セメントと繊維質などを形成したもの。
・種類が豊富
・コストが抑えられる。
・施工性が高い。
・住宅外壁シェアNo.1
○耐用年数25年~
○メンテナンス時期7年~
○単価(㎡)~15、000円
例えば同じレンガのデザインでも、カッコイイもの、かわいいもの、など
本当にデザインが豊富なので、サンプルを見ているだけでも楽しいです♪
性能も様々で、どんどん進歩しています。
■金属系サイディング
金属を加工し、断熱材で裏打ちした外壁材。
・軽量で建物への負担が少ない。
・スタイリッシュなデザイン。
・へこみや傷からサビが発生する場合がある。
・人気のガルバリウム鋼板
・溶融亜鉛メッキ鋼板
・アルミニウム合金
・ステンレス鋼板 などがある。
○耐用年数30年~
○メンテナンス時期10年~
○単価(㎡)~8、500円
本当に人気がありますよね。
スタイリッシュでかっこいい!!
ガルバリウムと木質系の組み合わせをよく見ます。と言うか、個人的に好きなので目がいきます。
ガルバリウムとレンガも好きです。
カフェ風インテリア、ブルックリンスタイル、インダストリアルスタイル人気の流れで、外観にガルバリウムが選ばれるのかなと思います。
■木質系サイディング
木材を使用したサイディング。
・木の温もりを感じられる。
・経年劣化を”味”として感じることができる。
○耐用年数10年~
○メンテナンス時期7年~
○単価(㎡)~8、000円
こちらの写真、味わいがあって素敵です。
綺麗な模様。ほっとするような。懐かしいような。
早く木の劣化を楽しむ気持ちが持てるになりたいです。劣化怖いです。
匠の作った家!って感じがします。勝手なイメージです。
■モルタル
モルタルとは、砂とセメント水を混ぜ合わせたもの。
・防火性がある。
・継ぎ目がない。
・デザイン性が高い。
・左官職人による現場施工、技術力によって仕上がりに差ができる。
○耐用年数30年~
○メンテナンス時期10年~
○単価(㎡)~8、000円
モルタルは古いイメージを持たれるかもしれませんが、とてもおしゃれで優しくて温かい雰囲気になるんです。
デザインコンクリートはもう夢のような外壁です。
欧米、ディズニーランドにある建物のようで素敵。
外壁で遊ぶ余裕と言うか、見て楽しいです。
■ALCパネル
ケイ酸質、石灰質、アルミニウム粉末が主原料の、軽量気泡コンクリートパネルのこと。
・環境に優しい
・非常に軽量
・価格が高い
○耐用年数60年~
○メンテナンス時期10年~
○単価(㎡)~15、000円
■タイル
・耐久性に優れている。
・非常に硬くて傷や摩耗がつきにくい。
・紫外線による変色や褪色といった年劣化もほとんどない。
○耐用年数40年
○メンテナンス時期10年
○単価(㎡)~9、000円
タイルは重厚感・高級感があります。
タイルの種類もすごくたくさんあって面白いです。
性能も色々です。進化しています。
■樹脂系サイディング
塩化ビニル樹脂で作られている。
・非常に軽量。
・耐候性にすぐれていて寒さに強い。
・北米では一般的に使用されている。
・軽量なのでリフォームでカバー工法に採用される。
○耐用年数30年~
○メンテナンス時期10年~
○単価(㎡)~9、000円
こちらの写真。素敵ですね。外国の雰囲気。小物もおしゃれです。樹脂系サイディングは、北海道では見ますが、本州ではどうでしょうか?映画やドラマで見ていた欧米の住宅のようでおしゃれで憧れます。
外壁の勉強中なのでまとめてみました。
どんどん性能の良い物がでてくるので、カタログをみるとびっくりワクワクします。
人や車は、健診や車検があります。
外壁も性能が良くても定期的な点検・メンテナンスが大切なんですよ。
お家を建てた後メンテナンスにお金がかかることもあるんですよ。
ということをわかりやすくお伝えできるように、勉強しているところでした。
※注意:数字はおおよその目安で、地域の環境やメンテナンスの頻度、災害、などによって変わります。また、それぞれの商品のグレードも様々で、耐用年数・価格も変わるので、おおよその目安としてまとめてあります。
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