笑顔の力
歳を取ればいつかは大人になるのだろうと思ってた。
長年雨に打たれ丸みを持った岩のように、年月で人は丸くなると思ってた。
でも、歳を取るだけでは大人にはならなかった。
歳を取るだけでは丸くはならなかった。
何か変えようと思う気持ちが無ければ何も変わらない。
何かを変えるために歯を食いしばり過ごす時間が無ければ何も変わらない。
自分を変えることは簡単なことではない。
意識を変えることも考えを身につけることも簡単には出来ない。
変化したいと思った時、成長したいと思った時何をすればいい。
何を考えたらいい。
どんな風に過ごせばいい。
見えない未来への投資の日々は常に手探り。
人生は道であり、今歩いている道が人生になる。
自分にしか歩けない道を今日も行く。
今年に入り抱負とは別に心の中に一つテーマを持って過ごしています。
笑って済ませばいい。
この言葉を心に留めておくだけで和やかになり穏やかな気持ちが保たれています。
イラっとしない一日なんてない。
ムッとしない一日なんてない。
僕は性格上神経質なところがあるからストレスの蓄積はデカい。
何事も笑って済ませるよう意識していたらその数が相当なもので、それだけ一日にイラっとしてムッとする瞬間が多いことが分かった。
神経質な面は分かっていたけど、こんな数になるとは自分でもビックリだった。
始めはそんな自分に戸惑いながら、不慣れな意識に集中し疲れる日々でしたが徐々に慣れ今では大して意識しなくても笑って済ます余裕が出てきました。
笑って済ますことを意識して過ごしているうちに、自分の中の大きな変化に気づきました。
日々が楽しい。
世界が明るく映る。
ポジティブは次のポジティブを生み、ネガティブは次のネガティブを生む。
これは間違いのない自然の摂理。
笑って済ますというポジティブの根幹は意図しなくてもポジティブのレールに乗っていて、自分のみならず周りも明るく和やかにしていく力がある。
こんな良いことは無い。
考えてみたら、自分が尊敬する大人たちはいつもにこやかで穏やかで余裕を感じる人ばかり。
そんな大人になりたいと思っていたから、そんな大人たちを発想できただけでも少しは近づけたのだろうか。
でもな、、、、
そんな甘くはないな。
まあ、気楽に行こ。
先日久しぶりに知人と会ったとき、アーティストのライブに行った話を聞いた。
好きなアーティストという事もあるがストレス発散のために行くという。
家の事と仕事に疲れて溜まったストレスを好きなアーティストで元気をもらうのだと。
その話をしながら目を輝かせている様子が羨ましくなった。
僕には目がキラキラするような好きなアーティストはいないし日常のストレスも無い。
どちらがいいのだろう。
・憧れる好きなアーティストを追いかけて、日常のストレスを発散。
・好きなアーティストもいないし日常のストレスも無い。
やはり、ストレスが無い方がいいか。
ストレスが無いということは日々が充実しているといえるかな。
どんなことも楽しくて悩みもストレスも無いと知人に言うと、それが羨ましいと返ってきた。
隣の芝は良く見えるというのか、無いものねだりなのか。
どちらにせよ、幸せであればいいね。
自分自身の発展を目指して、明日も頑張ります!