夢のモンブラン
この秋、2019年10月10日にオープンした大人気のモンブラン専門店「紗織」へついに行くことが叶いました。
昨年も一昨年も秋の時期に京都へ行きましたが行列に並ぶのかと億劫になってしまい断念続き。
しかし今年は絶対に行く!!と心に決め、正に栗の旬であるこの秋ついに、売り切れ必須の限定モンブラン「紗」を食すことができました!!
僕自身いろんな方の記事やSNSの情報を頼りに並びとても助かりましたので、この記事が読んだ人の参考になれば幸いです。
モンブラン専門店「紗織」
場所は木屋町高辻上った東にお店はあります。という地元風な言い方では土地勘のない人だと分かりづらいので、簡単に言うと最寄り駅は2つあり阪急河原町駅から徒歩で約5分、京阪祇園四条駅から徒歩で約7分ほど。両方とも木屋町通りを川が下る方向へ進むと左側にお店があります。
かつて旅館だった古民家をリノベーションして風情あるお店に。とても心地よい空間です。
この日は日曜日。普段なら間違いなく長蛇で並ぶ筈ですが、この日小雨が降り天気が悪く、どなたかの情報では雨の日はそこまで行列にならないと書いてあったので心配するほどじゃないかなと不安ながらも6時50分にお店に到着。オープンは10時ですが整理券が9時に配られるので2時間前に行けば大丈夫という記事も頼りに行ったらすでに二人並んでいました。紗を食べるならそれくらいで間違いなく大丈夫ですが、先頭を取るにはもっと早く行かなければなりませんね。3番目で上出来。そして2分後に一人後ろに並んだ。小走りで来て良かったと後に思うのですが、この順番が席に大きく影響するのでした。
7時30分ころで7人くらい並んでたかな。8時には15人くらい。8時30分には結構並んでたのがこの写真。
最後尾が見えなくなりました。すごい行列です。
因みに、これが大事なのですが並ぶ人は代表者1名に対し3人同伴出来ます。僕は3番目なので、もし前の二人が3人ずつ同伴すると僕は9番目になります。もし全員が紗なら9個目になるのであっという間に売り切れるので注意したいところです。
そして、
傘も無く小雨が降ったり止んだりを繰り返し濡れながら2時間待った末、整理券ゲット!!とにかく寒い!!
オープンまでの一時間、冷え切った体を温めに近所にあったカフェで一息。
15分前にお店へGO!!
この細さ1mmの錦糸モンブランが食べたかったのだ!
お店へ入ろう。
テーブルが4人一席、カウンターが6席くらいだったと思います。お店に来られたのが嬉しくてドキドキしてうろ覚えです笑。
キルフェボンや等々力にあるパティスリアサコイワヤナギを思わせるお洒落で清潔感のある空間作りと統一された店員さんの作業着。
目に入るものがすでに前菜を味わっているかのようです。
注文はもちろん「紗」。
憧れてた有名なカメラアングル!!
これを撮りたかったのです!!
写真のついでに話しちゃいますが、このアングルはカウンター端の二席しか撮ることが出来きない奇跡の特等席です。心地よくお客さんに美味しいモンブランを堪能してもらうお店のコンセプトがあると思うので正面にないからといって席を立ち撮影しに行くのは難しいかもしれません。
なぜこの席に座れたかというと、先頭に並んだ1番目の人は一人でしたのでカウンター端に案内され、2番目の人は同伴者二人いて三人になり鴨川が見える奥のテーブル席に案内され、3番目の僕はカウンター端の隣に座り、絞り器の正面に座ることが出来たというわけです。とてもラッキーでした。
2分違いの4番目の人は隣でしたが絞り器のアングルが良くありません。食べるためだけなら何ら問題ないことですが、絞り器の正面写真も撮りたい人は順番を狙わなければなりませんね。
一番で並ばない限り奇跡の席ですね。
じゃーん!!
『紗』の登場です。
写真右上の小皿には凝縮したおしぼりが乗っていて、一見ラムネにすごく似てるので食べないでくださいね。僕は危ないところでした笑
最初はモンブランの麺をフォークに絡めて一口・・・
これは、、、、、、、、、、、
栗だ!!!!
余計な手を加えない柔らかな自然な甘み、一切のえぐみを感じない栗の味と風味が鼻を抜ける。
ん?んんんん????
甘みが変化した。風味も変化した。これは・・・栗じゃない・・・
これは・・・
桃だ!!
なぜか桃の甘みと風味を感じる。
桃と思えば桃。栗と思えば栗。二つが合いまったような風味。
栗なのにフルーティーで、栗なのに爽やかさを感じてしまう。
なんて奥深い栗なんだ。
さすが超希少価値が高い厳選された栗だ。
一口一口に感動してしまう。
中にはサクサクの焼いたメレンゲがあり、飽きの来ない良いバランスを保たせる。
結構な大きさですが、あっという間に食べてしまった。
こんな美味しい栗があるなんて。
こんな美味しいモンブランがあるなんて。
出会えて幸せ☆彡
また行けるときがあれば、次は先頭になれるようにチャレンジしてみようかな。