京都、のんびり旅
10月京都へ行ってきました。
季節は秋でも紅葉を堪能するにはまだ早かった京都。
しかし秋を知らせる金木犀が各所で盛大に香り、これまで何十回と来ている京都ですが今までに無い秋らしさを満喫しました。
紅葉前もあってか思ったより人の数は少なくて、ゆっくり散策が出来ました。
写真でもわかるように桂川の向こうの山の色づきはまだまだですね。
この日はまるで夏のような陽射しで非常に暖かく半袖でも汗ばむほどでした。
渡月橋、いわゆる嵐山ですがこれで何回目かな。
好きな散歩コースがあって、嵐山の駅から有名な竹林を抜け、天龍寺裏にある嵐山公園の亀山公園展望台を登り保津川を眺め、嵐山公園を抜けて桂川に出たら湯豆腐やさんの風情ある建物と透き通る桂川を眺めながら渡月橋へ向かう。そうして嵐電嵐山駅前のお店を見て回るのがいつものコース。
今回は車移動で次の予定もあったので渡月橋と嵐電嵐山駅付近のお店を散策しただけにしましたが、また来れる機会があればいつものコースを行ってみよう。
ひと昔前のレンタカーは店舗の窓口へ行って手続しなければならなかったのですが、今はアプリで予約してサクサク乗れるので楽ちんです。
旅先で車があるととても便利。
この日は朝ご飯にお気に入りのSIZUYAさんへ。
写真に収めてませんが、クリームパンも絶対食べたほうがいいです。おススメです☆
別の日、京都駅近くのレンタサイクル屋さんで自転車を借りて京都散策しました。
日ごろママチャリをギア6段のままで都内を走り足腰を鍛えている自分にとって、初めてアシストは楽過ぎましたが、汗をかかないで走れたので快適でした。
京都市内の住所に上ル下ルと書いてあるの知ってますか?上=上ル、下=下ル、右=東入ル、左=西入ル、京都ならではの表記に最初は戸惑いました。でも今は慣れたのでタクシーの運転手さんにも上がって下がってとカッコつけて言います(笑)。
上ル下ルの由来は分かりませんが、地図上から上に向かうのが上ルで下に行くのが下ル。そのまま地形的にも坂を上るのと下りになります。
ミズラン3つ星オススメのとんかつ屋さん。
西陣大江戸さんです。
これまたミズラン3つ星のアイス屋さん「あいすくりんちべた」のちべた店長さんが勤めているので知りましたが、とんかつ抜群に美味しいです。
見てください!この絶妙な揚げ加減。
肉はしっとり柔らかく、脂身はサラッとしていて甘味が口に広がります。
そのままもいいし、ビールに合わせるのもいいし、ご飯やキャベツのお供にもいい!
ソースに付けるのもいいですが、塩で食べると依り肉の旨味が分かります。
久しぶりに食べることが出来て幸せでした☆
デザートは、今は閉店してしまった「あいすくりんちべた」のアイスが西陣大江戸限定で食べることが出来ます。
知る人ぞ知るめちゃ美味いアイス!
定番物から旬のものまでどれも美味しいのですが、今回は定番のこれ、
そばぼうろのアイス!!
黒蜜が練り込んであって、上品な甘さとそばろうの優しい風味が相まってスプーンが止まりません!
ほかにはこんなラインナップ
あいすくりんちべたさんの閉店は残念ですが、今は西陣大江戸さんで食べることが出来ますし、いつかお店の復活を楽しみにしていよう。
別の日、初めて世界遺産平等院に行きました。
平等院鳳凰堂といえば10円玉の表面が有名ですが、1万円札の裏面にいる鳥も鳳凰堂の屋根の上部に輝く鳳凰のイラストだって知ってましたか?
今回初めて知りました。福沢諭吉さんと睨めっこしていたばかりに気に留めていませんでした笑
元はキジだったのですが2004年11月以降から現在のものになっているようです。
10円玉の鳳凰堂が表面だということも今回で知りました。
10円玉が鳳凰堂なくらい知っとるわ!!(笑)
鳳凰堂の中には見学者がたくさんいて人が切れるタイミングを待ちました。
周りにも観光客は居ますし人が映り込まない写真が難しい。
超有名な鳳凰堂真正面の水面に映る逆さ鳳凰堂も一緒に綺麗に撮れて大満足。
そんなこんなでお腹が空き、秋のころ合いで湯豆腐が食べたかったので石庭竜安寺内にある西源院さんへ行ってきました。
予約受け付けてるなんて知らなくて飛び込みで向かいました。
観光シーズなら絶対入れないですが、直前だから大丈夫だろうと、もう賭けです。
願うなら、お庭が眺められる雪見窓目の前の席・・・・
タイミングよく空いてました!
入れ替えのタイミングだったようです。
湯豆腐に精進料理もついた料理を戴きました。
1489年(延徳元年)に創建した西源院。
つまり、木々や苔の移ろいがあるものの530年以上変わらない景観を眺めながら美味しい湯豆腐を食す。
なんて贅沢。
ロマンがありますね。
西源院さんの紹介の際に龍安寺内と書きましたが、調べたところ正確には違くて、
龍安寺が創建されるまえは、
そう、
とにかく古いんです。
歴史があるんです。
僕が言いたいことをおにわさんやWikipediaで言われてしまったので僕は出しゃばりません(笑)
最後に、瑞穂アングルで終わりたいと思います。
中学生の頃に修学旅行で来た京都奈良は全然楽しくなかった。
制限ばかりだし。行きたいところに行けないし。集団行動苦手だし。制服着てなきゃいけないし。お小遣いも制限されてるし。先生に見張られてるし。ああああつまらなかったな。
2002年の新春放送されたテレビ東京新春ワイド時代劇「壬生義士伝」の撮影のため、2001年の夏以降東京京都を往復していました。
そのころに、折角来ているのだからもっと満喫しようと、歴史を学んだり人力車に乗ったりしているうちに理解が増え、次第に魅力が分かるようになり今では大好きな町の一つになりました。
僕のおススメは、小説や観光の雑誌を読むより先ず、
人力車に乗るといいです。
人力車に乗る値段は決して安いものではありませんが、人力車の方から得る知識を小説や歴史書やWikipediaなどで調べる時間からすると途方もなく、知識を買うと思えば安いものです。そしてその知識は一生ものです。
京都が楽しくなった一つに、東山で人力車に乗って散策したことで知識が広がり興味が湧き楽しくなっていきました。その後徒歩で散策するにも持ってる知識で十分なくらい楽しめます。
そこで人力車のお兄さんから教わって楽しかった豆知識をひとつ。
清水寺の受付の手前に石橋があり、水は流れてませんが川の跡があります。そこの川は昔に一寸法師がお椀に乗って川を流れた時の川なんだそうです。
そんな思いで今度見てみてください。
運が良ければ一寸法師に会えるかもしれませんよ。
ご支援くださりありがとうございます!!これからの様々な活動に活かしていきます☆ これからも応援よろしくお願いいたします!!