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前向きがいいじゃない

晴れもあれば曇りもある。雨も降れば雪も降る。暴風雨に雷も。最近は雹も降りますね。
そんな天気のように人生も良いこともあれば嫌なこともある。心が晴れない時も落ち込みっぱなしの時も、嬉しくってにやけっぱなしもある。人生上昇もあれば急転直下の滑落もある。

山あり谷あり。

ただどんな人生の出来事も良いことにするのか悪いことにするかはその時の感じ方次第。受け入れ方というか、解釈というか、考え方というか、捉え方というか、理解の仕方というか。

それで次の道が決まる。

ついこの間こんなことがありました。

今日も変わらない日常の始まりを迎えたある日の事、朝からささくれが捲れてたからちぎったら思いのほか深くから取れてヒリヒリして痛いし気になってしまう。そのすぐさま足の小指を角にぶつけ、大事な皿を割り、出かけた後に忘れものに気づいて家に戻る始末。

そんなついてない日が突然やってくる。

でも、足の小指をぶつけたくらいで考えなおしました。

今日は手間がかかる日手間をかける日なのだと。

朝食事をした食器を洗っていて、今日の感じだと割れるものがあるかもと慎重に洗っていたのに不意に割ってしまった。何かは割れるだろうと予測していたため割れた場所も良く最小限の片付けで済んだ。

こんな日は忘れものもする。それに何が起こるか分からない。
だから早めに家を出ました。

その忘れ物は大したものではなかったからそのまま忘れても良かった。でも今日は手間をかける日だし時間にも余裕があったから忘れても良かった忘れ物を取りに帰ると携帯電話が置きっぱなしになっていた。ラッキー!喜びも一入。

いつも以上に確認して、段取りして、メモして、準備立てて、順序良く進める。
その手間を惜しまず大切に過ごす一日として心掛けていると、嫌になるだろう出来事も教訓のような学びにもなったり、前向きが次の前向きを生み今日は良い日なんじゃないかと思うくらい良いこととして舞い込んでくる。

苛立ちは次の苛立ちを生み、その苛立ちを消化したくなる。誰かに八つ当たりしたり、冷静さを欠いたり、意味も無い揉め事を作ったり。
不完全燃焼になれば自虐に走る。散財したり、深酒したり、人の悪口を言って人に謝らなけれなばならないようなことが起こりうる。

どんな出来事も捉え方は心にある。

心ひとつで前向きにも後ろ向きにもなれる。

だったら前向きがいいですよね。

余裕が出ればさらにプラスして、ゴミを拾ってみたり、交通機関の乗り物で席を譲ってみたり、ありがとうを多めに言ってみたり。

良いことって心を育ててくれます。

今僕の中で前向きになれるルーティンは空を見ること。
昔から好きなんですが、最近またパワーを貰ってます。
朝活の時はまだ眠い体が朝焼けを見るとシャキッと起きてくれます。
夜公園で筋トレしていて疲れると夜空を見上げます。星や月を見てるだけで疲れや雑念が取り払われ、よーしやるぞ!と真っ直ぐな気持ちになる。

常に前向きでいることは難しい。
そのためにその状況やコンディションに合わせて前向きになるための言葉や考え方を準備しておくことが大切なのだなと感じています。

今僕自身が一番使うそんな言葉は、

「チャンス!」

学ぶチャンス!
経験チャンス!
我慢チャンス!
節制チャンス!
太っ腹チャンス!
トレーニングチャンス!
ほどほどに終わらせるチャンス!
腹6分目チャンス!
歩きチャンス!
階段チャンス!
自転車チャンス!
坂道チャンス!
早寝早起きチャンス!
断捨離チャンス!
どんなこともチャンス!!!!!!!!

チャンスという言葉は気持ちを前向きにさせてくれる。
我慢が強いられそうなことも人生体験の一つとしてチャンスと捉えると不思議と前向きになる。
最初に書いたように、人生山あり谷あり天気のように変化して様々なことが起こる。自分の思い通りになんてならない。

どうせなら、

前向きにしようぜ!

シーサイドももち海浜公園 in福岡にて


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高杉 瑞穂 | 俳優
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