シリコンプロテーゼや移植した軟骨は、レントゲンやCT、MRIに写りますか?
鼻プロテーゼの施術説明をしていると、「シリコンプロテーゼや移植した軟骨はCTやMRIに写るでしょうか?」「健康診断でレントゲンに写って、手術が周りにばれたりしないですか?」と不安になる方がいらっしゃいます。実際、シリコンプロテーゼや移植した軟骨は、レントゲンやCTに写るのでしょうか?
高須クリニック名古屋院院長 高須幹弥医師が回答します。
プロテーゼ・・・たまたま写る可能性はあります
私の答えはずばり、「高性能のCTやレントゲン、MRIで、たまたまシリコンプロテーゼが入っているところにターゲットを絞って撮影する場合であれば、写る可能性がある」です。
さほど性能が高くないものでの撮影や、鼻やあごなどのプロテーゼを入れた場所以外にターゲットを絞る場合は、写らないことも多いでしょう。
移植した軟骨・・・ほぼ写りませんが、絶対ではないです
では次に、鼻へ移植した軟骨の場合はどうでしょう。
軟骨は、ある程度X線を吸収しますが、かなりの量が透過します。要するに、ほとんど写りません。ですが「絶対に写りません」と断言できるほどではないでしょう。
実際にははっきりと写ることは起こりにくいので、通常の健康診断や人間ドッグ等では、レントゲンやMRIから整形がばれることは考えにくいです。
どちらにしても、手術をしたことは医師に申告を
どちらにしても、よく理解しておいていただきたいのが、「写ったからといって診断や治療の妨げになるようなことはない」ということです。
シリコンプロテーゼや移植軟骨が仮に写ったとしても、レントゲンやMRIが受けられないことはないですし、邪魔になることもありません。
健康診断や人間ドッグでもし医師が気付いたとしても、個人情報ですから、そこから整形の話が誰かに漏れて広まることもありません。どうぞご安心ください。
ただ、ばれないからといって、嘘をついたり、黙っていて良い訳ではありません。
鼻の怪我や病気で病院にかかる際、問診表や診察の際に「鼻の手術をしたことはありますか?」と聞かれたらそこは正直に答えましょう。
黙っていても支障はないかもしれませんが、医師との信頼関係を結ぶという意味でも、美容整形手術とプロテーゼが入っていることはきちんと伝えておいたほうが良いでしょう。
まとめ
1.高性能のレントゲンやMRIで、シリコンプロテーゼが入っている鼻にターゲットを絞って撮影した場合は、写る可能性はあるが、鼻のプロテーゼを入れた場所を撮影する場合は、写らないことも多い。
2.鼻へ移植した軟骨の場合は、ある程度X線を吸収するが、かなりの量が透過するのほとんど写らない
3.鼻の怪我や病気で病院にかかる際、問診表や診察のときに「鼻の手術をしたことはありますか?」と聞かれたら手術したことを正直に話したほうが良い。
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▼【公式】高須クリニック名古屋院院長:高須幹弥Youtbe:鼻や顎のシリコンプロテーゼはレントゲンに写りますか?豊胸バッグは?CTやMRIは?美容整形外科高須クリニック高須幹弥が動画で解説
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