ひとり税理士のDX -8. 他ユーザー権限-
前回、IBのユーザー権限についてお話ししましたが、今回はその他のクラウドアプリのユーザー権限についてお話ししたいと思います。
クラウド会計では、税理士をメンバーに追加して、データを共有することができます。
同じように、Airレジ等のクラウドアプリも、メンバー追加で、データを共有することができます。
Airレジ等のデータは、freee会計等のクラウド会計と連携できますが、関与先用の会計処理に合わせて、連携するデータを自由に編集したい場合があります。その場合にじっくり情報を確認できるので、便利です。
どのようデータが確認できるのか、税理士も確認しないと、関与先にとってどのデータが重要かどうか、どのように分析したらよいかというアドバイスも出来ません。
また、paypay等の入金履歴データも、ユーザーを追加しデータ共有することで確認できます。
会計処理に必要なデータは、手入力しなくても、関与先のパソコン内にたくさんあります。どこに、どのようなデータがあるか、如何にしてデータを取得できるかに時間をかければ、通常の処理は効率良く、早く、正確に処理することができます。
[参考]
Airレジのユーザー追加
「ユーザー管理」メニュー → 「新規ユーザー作成」
paypayのユーザー追加
PayPayの加盟店管理画面「PayPay for Business」よりログイン
「設定」メニュー → 「サブユーザー」 → 「サブユーザーを追加」
スマホ画面ではできないがパソコン画面ではできることもあるので、スマホ中心で内容を確認する関与先の方に対しては、パソコンでログインしていただき、その中でできることを十分検証することが大事だと思います。