年末調整計算シート(4)

前回のつづき

 国税庁の「年調ソフト」で作成したデータを国税庁の「年末調整計算シート」に取り込む処理をGASで作成しようと思っています。

 GASの使い方は、記事1記事2にあるので、今回は省略。

 今回は、前回のxmlファイル(下図)をスプレッドシートに読み込む処理を考えてみましょう。(ID:sampleの場合)

下記の手順で処理したいと考えています(例:基礎控除のファイルを読み込みする処理)。

  1.  「kiso04_sample.xml(上図の場合:以下①とします。)」をGoogleドライプの指定したフォルダに保存(手作業等)。

  2.  GASで上記1のフォルダ内の①のファイルを探し(GASで処理)、

  3.  ①のファイルを読み込む(GASで処理)。

ファルダの指定は、

var fld=DriveApp.getFolderById( フォルダID ); 

フォルダIDは、下図を参照して入力。

フォルダ内のファイルを確認する処理は、

var fld=DriveApp.getFolderById("1234abcd1234abcd"); //例:フォルダID=1234abcd1234abcd
var files=fld.getFiles();
while (files.hasNext()) {
  var file = files.next(); var filename=file.getName();var fileid=file.getId();
 ・・・「kiso」という文字が入っているファイルを探す作業・・・
}

「kiso」という文字が入っているファイルを探す処理は、

  if(filename.match(/kiso/)){
    ・・・kiso04_sample.xmlから、基礎控除の金額の部分を抽出しスプシの該当セルに値を入力・・・
  }

 matchの後の「/kiso/」は正規表現というもの。

ここからは、次回につづく。


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