IVS期間中で最も早い(?)サイドイベント~京都のお寺でVCスクランブル~
3日間のIVSの期間中、数多くのサイドイベントがあるなかで、最も朝早く(?)起業家とVCの面談を行ったのが、「VCスクランブル」でした。
VCスクランブル 参加VC・CVCを紹介
京都らしく、そしてIVSという国内最大規模のカンファレンスを盛り上げられるイベントって何かな?ということで、これまで渋谷で何度も開催してきた起業家とVCのスピードマッチングの「VCスクランブル」の開催を決めました。
スカイランドベンチャーズとZ Venture Capitalの共催で企画を進め、各VCに参加を募ったところ、20のVC・CVCがキャピタリスト側として参加してくれることになりました。
今回のイベント、VC・CVCの皆さん1人1人のおかげでイベントを実施することが出来ました。改めてこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございます。
会場は京都市内のお寺「佛現寺」
そして今回の開催場所として選んだのは…京都のお寺「佛現寺(ぶつげんじ)」です。
京都の伝統的なお寺と、スタートアップの組み合わせがとても面白いなと思い、いくつか場所を検討していたところ、佛現寺の副住職、油小路和貴さんの協力を得て、お寺の本堂を会場に、早朝の時間帯での開催が決まりました。
前日がIVSの初日ということで、夜遅くまで交流を深めている起業家、VCも多そうと思い、気軽に食べることが出来る朝食も用意したいなと油小路さんに相談したところ、『京つけもの もり』のおにぎりを用意して頂きました。油小路さん、もりさん、本当にありがとうございます。
お寺でVCスクランブルが始まり、公式カメラマンや新聞社の取材も
そして当日の朝。朝7時前にお寺に着き、本堂でイベント準備を始めます。この時、正直にどこまで起業家の方が来るのか、少し心配でした。というのも、申し込みは多数あったのですが、IVSの2日目の朝という一番起きるのが大変そう(個人的に)なタイミングでの開催だったので。
しかし、7時半をまわった時点で、すでに本堂には多くの起業家が集まり、さらにはIVSの公式カメラマンや、日本経済新聞の取材まで来てくれて、逆に「(イベントを)まわせるかな?」という心配に変わりましたw
そして午前8時から15分1スロットのVCスクランブルが始まります。この15分のスロットの間に、事業紹介や交流を行います。これが9時過ぎまでの約1時間続きます。(Wifi用意していてよかったです)
イベントが始まったあとも次々と起業家の方が訪れて、最終的には全体で100人ほどが関わる大規模なイベントになりました。
日本経済新聞社の記事に取り上げられる
イベント後、今回のVCスクランブルの様子が日本経済新聞社に紹介されていました。
とても1社、2社ではここまでの熱量になることはなかったと思います。これも、京都の場で、早朝にもかかわらず参加してくれた起業家の皆さん、全面的に協力してくれたVC・CVCの皆さん、会場をお貸し頂いた佛現寺の皆さん、そしてこの機会を創ってくれたIVSの皆さんのおかげだと思います。
京都の寺で起業家ら100人対話 IVSサイドイベント市内各地で - 日本経済新聞 (nikkei.com)
【写真はスカイランドベンチャーズの木下さん】
このイベントは、起業家とVCを繋ぐためのきっかけの1つに過ぎないと思っています。今回の出会いを機に、これから1つでも多くの新しい波が生まれることを期待したいです。
最後にスカイランドベンチャーズの皆さん。また東京で一緒にスタートアップを盛り上げていけたらと思います!いつも本当にありがとうございます。
余談(お寺に行く途中に5,000円札を拾う)
そしてこれは余談です。お寺に向かう途中で、道端に5,000円札が落ちていました。ひろった瞬間、「え、5000円って落ちているものなん?」と驚きました。イベント終了後に、近くの交番に届けに行きました。
その時、交番で受付けをしてくれていたベテランの警察官の方が「いや~5000円が落ちているってすごいな。そういえば昨日も2万円が落ちていて届けてくれた人がいたなあ。少し前には、トイレに100万円が忘れられていて、それも警察に届けられていたな」と言っていて、また驚きました。
皆さん、お金は落とさないように気を付けてくださいね。持ち主が見つかればいいな。