藤原新也写真展(北九州市小倉)
令和4年10月20日、藤原新也写真展へ行く。
たまたまEテレ(NHK)の新日曜美術館(10.16放送)を見て、近くで開催していることを知りました。
さっそく会社を休んで平日に行ってきました。
開催場所は、北九州市立美術館(分館)と北九州市立文学館の2か所です。
メイン会場は美術館(分館)になります。
美術館(分館)はリバーウォークの5階に入っており、交通の便は良いですね。
ただ、館内は薄暗い感じのため、エレベータで5階まで登っていく間、いまいち気持ちが盛り上がらないですね。
美術鑑賞は作品はもちろんですが、美術館の雰囲気も大事です。
そのため、多くの美術館は建物自体をもアート作品と位置付けています。
(有名建築家の設計によるものが多いのも納得)
残念ながら、北九州市立美術館(分館)はビルの5階に入居といった形のため、美術館自体を楽しむことはできません。
藤原新也氏の写真を見ての感想
平日の木曜日ということで観客はまだらだったため、ゆっくりと観賞することができました。
藤原氏の写真は哲学的な写真です。
アート的な写真とは一線を画すものです。
写真を見ていると、人間の生死について考えさせられます。
人はいつか死ぬ。
頭ではわかっていても、それを日々の生活の中に落とし込んで人生を生きているとは言えません。
死を正面から受け止めることができれば、もっと積極的に、もっとチャレンジ精神を持って人生を歩めるのに。。
藤原氏を写真を見ていることで、死を意識して生きよう!と改めて思わせてくれました。
『自分の人生を生き切る』
そういう決意をいま一度持つことができました。
追伸:
帰りに大火事になった旦過市場を通りました。
あれだけの大火事でしたので、規模はかなり縮小しての営業再開となっていました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?