abstract pop | 5 Best Songs...November①
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Coco
NY拠点に活動する、Dirty ProjectorsのメンバーであるMaia Freedman 、LuciusのメンバーDan Molad、Pavo Pavoに所属するOliver Hillの3人によって結成されたバンド、Cocoがデビューセルフタイトル作『Coco』をリリース。
人々に忘れ去られた廃墟が佇む街並みだが、そこには温もりの残る美しい情景がフィルムのように鮮やかに映り込む、そんなノスタルジーとウェルネスが同居した音楽を彼らは奏でます。
ウェルメイドに仕上げた優美なインディー・サウンド、そこに温もりのあるストリングスやピアノが加わり、優雅で夢見心地な歌声も溶け合い、極上の音楽体験へと導いてくれます。Weyes BloodやBig ThiefのようなUSインディーの系譜の歴史にまた一つ刻まれたような気がします。
gglum
ロンドン拠点に活動するElla Smokerによるソロプロジェクト、gglumがデビューEP『once the edge has worn off』をリリース。
霧が立ち込める森の中のように湿り気がありつつも、一筋の光が差し込み大気がスターダストのように輝く。そんなローファイでドリーミーなサウンドと、透明感漂う可憐な歌声が絡み合う美しいベッドルーム・ポップな音楽に仕上げてます。
Mike Kota
ミネアポリス出身のアーティスト、Mike KotaがデビューEP『Rift』をリリース。脳内がとろけるほどスムースなサウンドに、香ばしくも渋くソウルフルな歌声と妖艶な歌声に酔いしれる音楽に仕上げています。
メランコリックでダークなR&Bサウンドに、夜の深い闇に沈み込むようなローファイなビート、エキセントリックな電子サウンドが混ざり合いできる独特な音楽性には惹かれます。
BAD WITH PHONES
サウスイーストロンドン出身のアーティスト、BAD WITH PHONESがデビュー作『Marinade』をリリース。
ソフトで独特な歌声と気怠げなフロウのラップを上手に使い分け、そこにブルースやソウル、ファンク、アフロビート、そしてヒップホップなどのエッセンスを巧みに組み合わせた独創性あふれるミニマルなサウンドに酔いしれます。
Hana Lili
ロンドン拠点に活動するSSW、Hana LiliがデビューEP『Flowers Die In The Summer』をリリース。弾き語りをベースにしたギターと、ダウナー気味でロマンスを感じるメロウなインディー・ソウルに乗せて、ハスキーで甘美な歌声が折り重なる音楽性が魅力的です。