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abstract pop | 5 Best Songs...2022①

今年初の新人アーティストブログ「abstract pop」の更新です。今年も他の日本のメディアでは紹介されないようなアーティストを独自の目線で毎週更新していくのでぜひ覗いていってください〜

Spotifyのプレイリストも更新しておりますので、ぜひ〜

ST LUNA

UK拠点に活動するベッドルーム・ポップ・アーティスト、ST LunaがデビューEP『lightspeed mixtape』をリリース。作詞作曲からレコーディング、プロデュースまで自身でこなしてしまうアーティスト。
ローファイビートに乗せて、浮遊感あるドリーミーなギターサウンドに、甘美でとろけるような歌声が絡み合った優美な音楽性がとてもいいですね。ところどころEasy Lifeのような遊び心を感じられるサンプリングやアレンジがいいです。


Budjerah

オーストラリアのシドニーのSSW、Budjerahがデビュー作『Budjerah』を昨年リリース。いろいろと取りこぼし的な作品を掘っているときに出会ったアーティストです。
息を呑むほど優美で滑らかな歌声と、ポップでメロウネスな音楽性が融和した彼の音楽にイチコロでした。洗練された往年のR&Bやゴスペルに、サーフミュージックやファンク、現代的なベッドルーム・ポップの要素を取り入れることで、よりシネマティックでタイムレスなポップサウンドを作り出していますね。Steve LacyやOmar Apolloの系譜を感じるアーティストです。


Catcher

NY拠点に活動する6人組のロックバンド、Catcherが去年の12月の暮れにリリーっしたデビューシングル。まだこの1曲しか出していないのですが、まずUSであることが驚き。UKのアンダーグラウンドから出てきたかと思ったので意外でした。
この曲だけでも彼らのかっこよさは充分に伝わるかと思います。疾走感のあるファジーなギターサウンドと、重くのしかかる様なベースとドラム。そして吐き捨てるように渋く叫びかけるクールなボーカル。Iceageを初めて聴いたときのような衝撃でした。


Grove

UKのブリストル出身のアーティスト、Groveの昨年のEP『SPICE』から。正直このアーティストは全くチェックできていませんでした…。
まさにブリストルから出てきて間違いないというUKの驚きアーティストです。UKのジャングルやドラムンベースといったダンスミュージックの系譜に、ダブやアフロビートを組み合わせた、ダークでエキセントリック、中毒性マックスな音楽にまとめ上げています。最近UKからこういう感じで、リズムをとてもうまく調理して独創的なグルーヴを作り出すアーティストが増えている気がします。


zannie

NY・ブルックリンで活動するSSW、zannieがデビューシングル「mechanical bull」を昨年の暮れにリリース。
シルキーで透明感漂う美声に、清涼感のあるアコースティック・アルペジオ、幻想的なアンビエントサウンドが折り重なり、インディー・フォークな楽曲に仕上げています。Angel OlsenやWeyes Blood、Phoebe Bridgersにも通じるような音楽性で、今後の活動も楽しみです。


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