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メンタルコントロールのキーワードは「P-A-R」にあり!?世界No.1ゴルファーのメンタルコーチが教える大切な教訓

現在(2020年8月20日時点)でゴルフの世界ランキング1位の「J・ラーム選手」のメンタルコーチをつとめる「Joseba del Carmen氏」がゴルファーがプレー中に感情をコントロールするための「P-A-R」と名付けた3つのプロセスを紹介していました。

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ジョン・ラームと言えば、ミスショットに怒り狂って放送禁止用語を連発したり、クラブを叩きつけたり、キャディを罵るシーンを何度も目にする、ツアー屈指の“ショートテンパー(短気)”として知られています。

そんな彼が、付けたコーチは元爆発物処理班という異色の経歴をもつメンタルコーチ(エグゼクティブコーチ)です。そんなコーチと共に感情のコントロールを身に付け、世界ランキング1位についたのはどんな考え方だったのでしょうか?

1. Patience(耐える)

Patienceを辞書で調べると「我慢、苦悩」という言葉が出てきますが、ゴルフゲームにおいてこれ以上に当てはまる言葉があるでしょうか?

ゴルフはあらゆるシーンで私たちに忍耐を要求します。一方で「忍耐」は多くのゴルファーが完全に理解していない決まり文句でもあります。
さらに強い忍耐を想像してみてください。あなたの大切な人の目の前でゴルフに平手打ちされたとしても耐えるのです。
あなたがゲームにとどまってさえいれば物事は必ず好転します。決して屈してはいけません。

2. Acceptanc(受容する)

自分の運命を受け入れて、それを嘆かない能力は、すべての偉大な人が示す卓越したスキルです。 私はその出来事を完全に受け入れていないゴルファーに遭遇します。 これは集中に悪い影響を与え、最終的にはパフォーマンスにとって有害です。

ゴルフボールが最悪な場所で止まったとしても、偉大なゴルファー達はこの現実を受け入れ、リカバリーすることで、彼らのスキルとパワーを披露する機会としてきたのです。

3. Resolve(決意する)

Resolve は「目的の決定や毅然とした態度」を意味します。 問題を解決し、課題に対する答えを見つけ、競争の中で自分の目的に対する態度を維持する。

このマインドセットは、まさに成功に欠かせないものです。
成功するときというのは、物事がうまくいっているときはもちろん、あなたのゴルフのスイングがバラバラに感じられ、物事が縫い目のように複雑に見える時も同じです。
決意とは、勇気を持って、強く、ポジティブな姿勢を維持するというマインドです。

4.「P-A-R」のまとめ

P-A-Rをまとめると「事態が好転するまで耐え抜く」「運命を受容し、リカバリーすることはスキルとパワーを発揮するチャンスと捉える」「どんな結果になってもポジティブな姿勢を維持する」ということでしょうか。

確かに一流のアスリートをみていると、不調の時にも腐らずに努力をし続けて復調したり、不運やピンチの後にはスーパープレーで切り抜けたり、プレースタイルを固辞するメンタルを持っていたりと、共通する精神力の強さがあります。

これはゴルフに限らず、あらゆるスポーツにおいても、そして人生にとっても大切な教訓なのかもしれませんね。

ピンチや不運に見舞われた時にはこの「P-A-R」を思い出してみます。(思い出す余裕があれば...笑)

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