AIを使ってモノづくりの副業って出来るの? ⇒はい、誰にでも出来ますよ(^^♪
はじめに
こんにちは。
はじめましての方も、おなじみの方も、
今回も読んでいただきありがとうございます。
50代起業家のくまごろう(@kumakumachikuma)です。
小規模事業者様を主な顧客としてモノづくりコンサルタントをしながら、オンラインでは副業する人を応援しています。
結論から言うと
この記事は「AIを使ったモノづくりの副業を紹介するnote」です。
以前の記事では、コンサルタントの視点からモノづくりのプロセスにおける副業案件を語ってみました。あまり無かった発想だったのでしょう、おかげさまでTwitterでも様々な方より反響をいただきました。
たくさんのコメント、ありがとうございました。
その記事の中で、製造工程の副業案件として「中国製造品の輸入物販」についてお話ししましたが、今回はここにAIを使ってみる、という話です。
「えっ!製造工程でAI?そんなの個人じゃ絶対無理でしょ」
と、思われるかもしれません。
しかし、実は色々と面白い活用法が考えられるのです。ここではAIと既存の仕組みを使った「新しい副業」アイデアをご紹介したいと思います。
初期コストは画像を商用利用するために若干必要ですが、リスクはかなり低い(というか、ほぼゼロ)アイデアですので、正直いうと誰でも出来ます。
内容的にはAIに詳しい方からすれば全く物足りないと思いますが、「なんとなくAIを知っている人」や「これまでAIを避けていた人」をターゲットにしてなるべくわかり易く書いています。この点はご了承下さい。
それでは、早速本題に入って行きましょう。
使用するAIツールと今回のアイデアについて
今回ご紹介する副業アイデアで使用するAIツールは次の2つ。
それは、ChatGPTとMidjourneyです。
アイデアはこのAIツールを使って、
「副業レベルでオリジナルグッズの製作と販売をしてみる」
というものです。いつかは自分のブランド商品を出してみたい、と思ってる方にはちょうどいいものだとも思います。
それでは、Tシャツで考えてみましょう。無地のTシャツにオリジナルの絵をプリントして販売する手順で考えてみたいと思います。
流れをざっと見ると、こんな感じです。手順は少なくて、簡単そうですね。
Step1 ChatGPTに売れているTシャツのデザインを調べさせる(企画)
Step2 Midjourneyでそのデザインを描かせる(開発)
Step3 BASEでデザインプリントのTシャツを販売する(製造・販売)
このアイデアの注目ポイントは、この4つです。
・隙間時間で出来る
・0→1が恐ろしく簡単
・既存の仕組みにAIを使うだけ
・パソコン又はスマホ1台で完結する
それでは、詳しく内容をご説明しましょう。
各Stepをもう少し詳しく
Step1
まずは、実際のECサイトでどの様なデザインのTシャツが売れているのかリサーチします。実際に自分の目で確認しても良いですが、それでは時間がかかり過ぎますので、まずはChatGPTにリサーチしてもらいおススメのデザイン案を複数リストアップしてもらいます。実際に市場を確認するのはそれからでも良いでしょう。
これはテストなのでこんなサラッとした感じで質問していますが、より条件を詳しく入力する事で提案の結果はどんどん変わってきます。今回は、1番を参考にさせてもらいましょう。
Step2
次に、Midjourneyでおススメのデザイン案を絵にしてもらいます。ここであなたのデザインとして差別化するためにプロンプト(画像を生成するために必要な短いテキスト、フレーズ)の入力内容がキモになります。入力するプロンプトのノウハウを語り出すと一冊本が出来ますのでここでは割愛しますが、様々なサイトがあり、また教えてくれるブログなども様々存在します。ちょっとここだけは少し勉強が必要です。
先程ChatGPTで提案してもらった内容を、同じくChatGPTで英訳してもらいます。この文章をそのままMidjourneyのプロンプトにします。あくまでテストなのでざっくりです。
あっという間にプリントTシャツのデザイン案が出来ました。
この絵をTシャツのデザインにする、と考えて下さい。正直、このデザインで売れるとは微塵も思ってません、あくまでテストです。(笑)
使ったことがある人にはお馴染みですが、始めてみる人はちょっと驚くかもしれません。内容はともかく、この様なクオリティの絵がたった数分で完成します。プロンプト次第で、縦横の比率も含めて生成する絵はどんどん変えることができます。
少し勉強が必要、という意味は分かっていただけたかと思います。
一方で、既に海外ではプロンプトを販売するサイトがあったり、リスト化されているものも存在します。おそらく、結構早い段階で我々の様な素人でも更にクオリティが高い絵を生成できるようになるアプリが出たりして、プロンプトをノウハウとして教えるというビジネスは「あっという間に陳腐化」する恐れもあります。この点は少し考えておいた方が良さそうです。
参考までに、以下に MidJourney-Styles-and-Keywords-Reference を紹介します。どんなプロンプトを入力すれば、どの様な雰囲気の絵が生成されるか?の参考になります。AIの使い方は海外の方が先行しているので英語サイトですが、こういうサイトがたくさん存在しています。
翻訳しながら色々覗いてみて下さい。
なお、Midjourneyで描いた絵を商用利用するには有料プランへの加入が必要なことに注意して下さい。これが初期投資に相当します。
参考(執筆時現在) Basicプラン:月額10ドル 200枚/月
Standardプラン:月額30ドル 枚数無制限
実際に描いた絵でグッズを作った時に売れそうなのか?ニーズはありそうなのか?それを確認するために、以前の記事で紹介したアンケートを取ってみることもおススメします。
Step3
絵が出来たので、これでグッズを作って販売していきましょう。そのためのサイトは「BASE」です。よくCMが流れてますよね、サービスを開始してもう10年経つそうです。と、いうことはかなり安定しているサービスとも言えますね。加えて、ショップの開設はもちろん無料です。
なぜ、プリントTシャツで話を進めていたのか、その種明かしをします。BASEでは画像1枚あれば、
・あなたのショップ用にオリジナルTシャツを製作
・受注生産なので在庫リスク無し(←ここが最大のポイント)
・豊富なカラーバリエーションで販売可能
なわけです。
他にも探せばあるかもしれませんが、
・10年間運営実績のありネットショップ開設実績もトップクラスで安心
・ECとしては珍しく資金リスクが極めて低い仕組み
・AIツールを組合わせれば絵の製作も短時間で可能
・プロンプトを少し勉強するだけで他社と差別化出来るデザインの可能性
これが今回の副業アイデアとして紹介する大きな理由です。
あとは出品して、多くの人にあなたの商品を知ってもらうだけです。
ここにTwitterのマーケ知識やそのノウハウを使ったり、InstagramやPinterestの様な画像の発信に強いSNSを使うのも手かもしれません。
BASEも色々調べてもらえばわかりますが、海外のお客様向けに通貨単位の設定も出来ます。と、いうことは日本風のデザインで海外にビジネスチャンスを求めることも可能、というわけです。
商品もTシャツだけではなさそうですよ、調べて見て下さい。
おわりに
どうでしょうか?
ジャストアイデアですが、簡単に出来そうですよね。あとは実際にやってみるだけで、やるにしても低リスクなので安心です。
私もこれから可能性を追求して実際に販売してみたいと思います。もし、先に実績が出た方や、思わぬやり方で成功した例があれば、ぜひ教えて頂きたいと思います。情報お待ちしています。
AIを使うと言っても、こういう組み合わせで使い方を考えることが大切で、新しい知識や技術を掛け合わせることで新たなモノを生み出す「xナレッジ(クロスナレッジ)」の考え方に注目して欲しいと思います。
過去のツイートでも簡単に紹介していますが、xナレッジは私が考えた造語なのでネットで調べても出てきません。大事なのは、こういった発想でツールや技術を組み合わせて、新しい何かを創り出していくことだと思います。特にAIの様な突き抜けた技術のイメージに惑わされて「私には関係ない」「難しそう・・」と思うのではなく、どうやったら上手く使って新しいことができないか?今の作業時間を短縮できないか?と考えることが大切だと思います。
xナレッジについては、また別の機会に記事にしたいと思います。
今回ご紹介した ChatGPT+Midjourney+α の組合せで、
大幅に短時間で生産性を上げて(タイパ向上)
その結果コストを大幅に下げて(コスパ向上)
さらに商品の価値を上げる(バリパ向上)
が出来ることやその可能性についても、実感していただけたかと思います。(バリパ:バリューパフォーマンス)
また、今回の+αはBASEでしたが、実はこういった副業アイデアは他にも色々あります。また、他のAIツールの組合せでも色々あります。
AIを使った副業案件に興味がある方は、ぜひ一緒に考えてみませんか?
なお、タイパ・コスパ・バリパの関係については別の記事で紹介します。ちなみにバリパも私の造語なので調べても出てきません。
造語が好きですね。(笑)
最後にもう一つ。
記事の中ではあまり具体的に説明できなかったことや、AIを副業案件にどう活かしていくか、AIを使わないけど面白い副業案件などの色々な深堀り情報を不定期で発信するメルマガも始めました。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
また別の記事でお会いしましょう。