納期について
納期のトラブルは、流通業をやっている上では避けては通れない道。
・機械トラブルによる遅延
・災害復旧の為の優先順位
・単純な発注ミス
・期日を言った言わないの水掛け論
大体がこれに分類される。
機械のトラブルは、もうコレはどうしようも無い。
いくら嘆いても、作る元手が無いので。
▶︎諦めて別業者(別メーカー)に頼りましょう。
災害復旧。
これは上の機械トラブルにもリンクする部分が往々にしてある。
実際、今年の台風でかなりのメーカーや問屋に打撃があったせいか、一部給湯器や建具なんかは、納期遅延の連絡が毎日のように流れてきていたよ。
ま、これで去年もトラブルがあって、物流がパニックになってしまっている最中に自分の現場の優先を盾に責め立てた、ア●なク◯大工もいたって話ね。
この人とは取引停止になりました。
発注を忘れるケアレスミス。
これが恐ろしい事に、年に一度は必ずある。。
昨年も新築のサッシをまるまる発注し忘れるという、デカすぎる凡ミスをした。
記憶から消したいが、消したら成長はないと思って、サッシ発注時に毎回思い出す。笑
そして1番厄介なのが、言った言わないの件。
これは相当厄介な案件になる。
実際、こう言った例も年に数回は起きる。
『納期は実働2週間ほどです。』
と伝えたとする。
実働2週間な訳だから、実際にはカレンダー的に言うと3週間かかる。
分かります??
実働2週間は、平日の事を指すので、14日掛かるとすれば、平日5日間×3=15日で、暦的に3週間掛かるという式になる。
これを汲み取れない人が、中にはいる。
はたまた、『実働とは聞いていない』と言われる事もある。
言った言わないは、圧倒的に僕ら流通店の方が弱い。
よく言う、『供給義務』だ。
自社で生産機能を伴う商品なら、機能的に対応は可能だ。
僕らで言うと、木材のプレカットや羽柄の曳き直し。
あとはガラス工事とかか。
ただ建材品はそうもいかない。
いくら早くても中2日は大概かかる。
あとはメーカーに直接掛け合って納期短縮を懇願するかだ。
あ、あともう一個の奥義…。
自分で取りに行く。
根性論に近い。
これ、実際来週、、、僕やります。
言った言わないは、根性と静かな怒りと意地で乗り越えられます。
多分途中で心折れそうになるかもですが。
年末、流通業は根性論に身を任せて生きていきます。
お願いですから、優しくして下さい。