食【お誕生日の御馳走】
2020.02.12
36年前の2月12日。
僕は横浜の元町商店街で生を受けた。
36年前は、すごく寒い年だったらしい。
横浜の町にも、雪が積もるほどだったそうだ。
干支4周目に差し掛かった今年…
雪なんか全く降らない。
しかもここ信州でだ。
異常だぜ、異常。
まぁ過ごしやすいのはありがたい事だが、自然の摂理に相反している事への恐怖を、そこはかとなく感じるのは僕だけではないはずだ。
そうして、何か自分自身の巡りと言うのも良いも悪いもズレてきているのか…
数年ぶりに日本酒ブームが来た。
来てます来てます。
先日、立春の日に販売される『立春朝搾り(宮島酒店)』を購入して、2日で無くなった。
ビックリする程、口当たりが良く、スッと消えていくあの感じがクセになりそうで。。
いや。クセになった。
今日の夕飯は、僕の誕生日のお祝いと称して、妻は恐らく「手巻き寿司」にするだろうと予想を立てた。
寿司なら日本酒でしょ。
って事で予想を崩さずに、会社隣の酒屋・井田屋さんに寄って一本購入。
宮島酒店『一瓢』しぼりたて
安定の信濃錦。
爽やかな口当たりで、煌びやかなガラス玉を口に含んだ感じ…なんだよ、僕的には。
旨味と甘味と酸味、この順序で脳に信号を正確に円やかに伝えてくる。
あー、、美味い。
そしてなにより、夕飯は案の定というか、こちらも安定の『手巻き寿司』
食べきれない程の切り身。
美味いね、手巻き寿司って。
妻と出会ってからもうすぐ8年。
それまでの28年間で食べた手巻き寿司の量とは、もう既にトリプルスコアの差をつけられる程、妻の手巻き寿司愛は強い。
いい日、めでたい日。
これからも美味い手巻き寿司でお祝い。
その度に、僕は美味い日本酒を探してきます。