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【福岡】太宰府・博多に行ってきた【2024年2月】

どーも、たかしーのです。

昔の写真を整理しながら、過去に行ってきた場所の思い出を書いていきたいと思います!

今回は、2024年福岡です。

昨年2月のことにはなりますが、家族で福岡佐賀へ2泊3日の旅行に行ってきました!※佐賀に行ってきた模様は、また別の記事で書いていきます。


観光したところ

太宰府駅(太宰府市宰府)

初日は、太宰府天満宮へ行くため、博多に着いてから、電車を乗り継いで、太宰府駅へ向かいました。

博多では、福岡市営地下鉄七隈線の電車に乗車しました。

七隈線博多駅は、もともと七隈線は天神南駅までの路線でしたが、そこから延伸工事が完了し、2023年3月27日に開業を果たしました。

当初より2年遅れての開業であったそうですが、この原因は、私たちの記憶にも新しいトンネル工事で発生した道路陥没事故があったからだそうです。

この七隈線で、薬院駅まで行き、

そこから西鉄(西日本鉄道)に乗り換え、太宰府観光列車「旅人 -たびと-」に乗って、大宰府駅まで向かいます。観光列車ですが、特に特別料金は設定されておらず、通常運賃で乗車することができました。

また、「旅人たびと」と聞いて、ピンとくる方もいるかもしれませんが、太宰府の地で多くの歌を残したとされる歌人・大伴旅人から、その名がつけられました。また、「旅人たびびと」とも読めることから、”太宰府を旅する列車”という意味も込められています。

↓ 「大伴旅人」については、こちらもどうぞ。

そして、30分ほどで、太宰府駅に到着。

2018年12月にリニューアルされたばかりの駅で、朱色で彩られた古風な内装となっていました。太宰府天満宮をイメージして作られたようで、電車を降りてすぐに「大宰府に来たぞ!」と思わせてくれるような、雅なデザインとなっていました。

大宰府駅を降りてすぐには、梅の花が咲いていました。
そういえば、元号「令和」は、梅の花を観賞しながら歌を詠みあった「梅花の宴」が元ネタでしたね。

そんな背景を知っていると、クスっとなってしまう俳句・短歌ポストが、梅の花の近くに設置されていました。なお、ポストに投函された歌は、大宰府市が選考し、入選作品には記念品が贈られるそうです。

太宰府天満宮(太宰府市宰府)

そこから太宰府天満宮まで、徒歩で向かいます。

太宰府天満宮は、福岡県太宰府市にある神社で、学問の神様として知られる菅原道真公を祀っています。全国にある天満宮の総本宮の一つとされ、毎年多くの参拝者が訪れます。

太宰府天満宮の歴史
菅原道真公は、平安時代の貴族で、学者・政治家としても活躍しました。しかし、政争に巻き込まれ、無実の罪で太宰府へ左遷され、その地で亡くなりました。道真公の死後、都では疫病や異常気象などの不吉な出来事が続き、人々は道真公の祟りだと恐れました。その後、道真公の墓所の上に社殿が建立され、太宰府天満宮として信仰されるようになりました。

太宰府天満宮の見どころ
・本殿:
桃山時代の豪壮華麗な様式を伝える本殿は、国の重要文化財に指定されています。
御神木: 樹齢1000年を超えると言われる大楠は、太宰府天満宮のシンボルの一つです。
梅の花: 菅原道真公は梅を愛したことから、境内には約6000本の梅の木が植えられています。毎年2月頃には梅の花が咲き誇り、多くの人々を楽しませます。
参道: 太宰府天満宮へと続く参道には、お土産物屋や飲食店が立ち並び、賑わいを見せています。

太宰府天満宮の行事
・初詣:
正月には多くの参拝者が訪れ、一年の幸せを祈願します。
梅花祭: 梅の花が見頃を迎える2月頃に開催され、様々な催し物が行われます。

Geminiからの回答

ですが、この参道が有名な食べ歩きスポットなので、たびたび寄り道をして、食べながら、天満宮へと向かいました。

まずは、参道で30軒以上も販売されている梅ヶ枝餅をいただきました!
あんこを餅の生地で包んで焼き上げた太宰府名物のお菓子で、表面に梅の花が刻印されています。

甘党なので、あんこぎっしりのお餅に、大満足。
天神様こと菅原道真公も、大好物だったそうです。

続いて、「味の明太子 ふくや 太宰府店」で明太温茶漬けをテイクアウトしてきました。

これが、寒い時期にぴったりで、美味しかったですね。
テイクアウトですが、本格的なお茶漬けの味が楽しめました!

最後は、歴史ある街にありがちの和風スターバックスコーヒーへ。
結局、時間の関係で、オーダーはせずに、観るだけで終わりましたが、ここのスタバの和風デザインもなかなか見ごたえがありました。

↓ これまで観てきた「和風スターバックスコーヒー」は、こちらをどうぞ。

いろんな誘惑がありましたが、ようやく参道を抜け、太宰府天満宮の本殿まで近づいてきました。

本殿までは、心字池と呼ばれる池に架かる太鼓橋を渡って、移動します。

心字池とは、「心」の草書体をかたどってつくられた池のこと。
ただ、近くで見ても「心」かどうかは、よくわかりませんでした…。

その池に架かる太鼓橋は、三つの橋が構成されているのですが、それぞれ過去・現在・未来という仏教思想に基づく三世一念を表しているそうです。

太鼓橋を渡り切ったところで、麒麟像を見つけました。

麒麟は、徳をもって世を治める王者が表れた時に、姿を見せると言われた中国の空想上の聖獣で、誠の心を貫かれた道真公の生き方と重ね合わせて制作されたそうです。

御神牛も、ここで見つけました。
ただ、道真公と牛には、様々な深いご縁があることから、境内には御神牛ごしんぎゅうが合わせて11体もあるそうです。

また、頭を撫でると知恵を授かると言われていることから、ウチの子供にたくさんなでなでをしてもらいました。

本殿に行く前に、猿回しがやっていたので、ちょっと寄り道。
人だかりができていて、観るのが大変でしたら、息ぴったりの芸に、ウチの子供も拍手を送っていました。

猿回しをようやく観終わって、いよいよ本殿へ。

「祓門」と書かれた門をくぐり、いざ入ってみると…

なんということでしょう。
屋根の上が、まるで森のようになっているではありませんか!!

実はこの建物は本殿ではなく、現在のクリエーター達が集結し、建造された仮殿。この当時は、本殿が改修工事中であったので、天神様は、3年間限定の仮殿にて祀られおりました。

太宰府天満宮の仮殿とは、現在行われている御本殿の大改修期間中に、参拝者が参拝するための施設です。2023年5月から2027年までの期間限定で設置されています。

仮殿の特長
・独創的なデザイン:
建築家の藤本壮介氏が設計した仮殿は、屋根の上に豊かな緑が植えられており、周囲の森と一体化するようなデザインが特徴です。
歴史と未来をつなぐ: 仮殿は、御本殿の改修期間中だけでなく、1000年後の未来を見据えて設計されました。伝統的な建築技術と現代的なデザインが融合した、新しい時代の建築物として注目されています。
参拝者への配慮: 仮殿は、参拝者が快適に過ごせるように、様々な工夫が凝らされています。靴を脱がずに参拝できるスペースや、スロープなどが設けられています。

太宰府天満宮の御本殿は、124年ぶりの大改修を行っています。

Geminiからの回答

お賽銭もしてきたのですが、この現代的でスタイリッシュな仮殿のデザインに、思わず見とれてしまいました。本殿改修後に、なくなってしまうのが、もったいなく感じられるほどでした。

この仮殿を少し裏に回ると、「飛梅」と呼ばれるご神木を見ることができました。

飛梅とびうめは、道真公を慕って飛んできた梅の木とされています。

道真公は、幼い頃から梅を愛していたのですが、京都で政争に巻き込まれ、無実の罪で太宰府へ左遷される折、自邸の庭の梅の木に、次のような歌で語りかけましたといいます。

東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ
(現代語訳)春風が吹いたら、その匂いを大宰府まで送っておくれ、梅の花よ。私という主人がいないからといって、春を忘れてはならないぞ。

出典:「拾遺和歌集」巻十六・雑春―1006 菅原道真

すると、その歌に応えるように梅の木は、道真公を慕って、一夜のうちに京都から大宰府まで飛んできたと伝えられています。とてもロマンチックな梅の木ですね。

この日が、2024年最初のお詣りであったので、おみくじを引いてみました。

結果は小吉でしたが、道真公から素敵な和歌をいただくことができました。

心だに まことの道に かなひなば いのちずとても 神や守らむ
(現代語訳)心さえやましくないならば、ことさら神に祈らなくても、おのずから神の加護があるであろう。

菅原道真

学業の神様としても知られる道真公から、このようなありがたいお言葉をいただけるのは、ありがたいですね。

せっかくなので、お守りも買って帰りました。

もちろん、ゲットしたのは、学業お守り
学生ではないのですが、英語学習がイマイチうまく身になっていないので、天神様の御神徳にあやかることにしました。

ちなみに、現時点ではまだ英語が身についている感覚はありませんが、外国人の上司に「前よりも英語がうまく話せるようになったネ!」とは言われました。

ららぽーと福岡(福岡市博多区那珂)

太宰府天満宮をあとにして、次はららぽーと福岡に向かいました。

ルートは、太宰府駅からは、西鉄で大橋駅まで移動し、そこから西鉄バスに乗って、ららぽーと福岡のバス停で下車。

バス停を出ると、ららぽーと福岡のシンボルでもある実物大νガンダムがお出迎えをしてくれました。

実は、この旅行で来る前に、1度ららぽーと福岡を訪れたことがあるのですが、その際は、実物大νガンダムを使ったショーを観ることができました。

なんと、このνガンダム、動くんですよね!(驚)
迫力満点なので、是非、演出スケジュールをチェックして、生で観ていただくことをオススメします!

ららぽーと福岡には、買い物にやって来たというわけではなく、フードコートでご飯を食べに来ました。子連れだと、ファミリーレストランよりも、フードコートのほうが気兼ねなくご飯を食べることができて、かつ自分の食べたいものが食べられるので、ホント便利なんですよね~。

前に来たときも思いましたが、ららぽーと福岡のフードコート「GRAND DINING」は、店舗数が他のららぽーとと比べても圧倒的で、この日もどれにするか、ホント迷いました。

その中から、この日は「久留米ラーメン 清陽軒」の3点セット(ラーメン、チャーハン、餃子)を選ぶことにしました。

久留米ラーメンの特徴は、濃厚な豚骨スープストレートの太めの麺。

〆にぴったりな博多ラーメンとは違って、こってりとしていて、かつ博多ラーメンよりも麺が太いため、食べ応えがあり、「いやーラーメン喰ったなー」という満足感を得られることができました。

さらには、チャーハンと餃子まで食べて、お腹パンパンになりました。

食後に、ららぽーと福岡内にある広場で、子供を遊ばせました。
太宰府天満宮は、人が多くて、なかなか自由に動けなかったからか、何か吹っ切れたかのように、ぐるぐると走り回っていました。

博多一幸舎 デイトス店(福岡市博多区博多駅中央街)

その後、ホテルに帰り、2日目は佐賀で1日観光。

そして、3日目は、博多駅でラーメンを食べてから帰りました。(またラーメン)

博多駅の駅ビル内には「博多めん街道」と呼ばれるエリアがあり、福岡を代表するラーメン屋の名店の味を、駅チカで味わうことができます。

店舗数は、全部で12店舗
どれにしようか、迷いに迷いましたが、この日は「博多一幸舎」に決めました。

大阪駅でもよく行くラーメン屋さんで、その味はよく知っているのですが、

せっかく、博多駅までやって来たので、限定ラーメンを食べたほうが良さそうだと思い、

豚骨ラーメンと煮干しラーメンを合体させたにぼとんをいただきました!

味は、そこまで煮干し感(苦味、エグ味)はなく、とてもまとまっていて、食べやすいラーメンだなと感じました。

私は、結構濃い~煮干しラーメンが好きな人なので、濃厚さを求める人には、少し物足りない印象はありましたが、美味しいラーメンであることには変わりなかったです。

お土産で買ったもの

やみつきとり皮焼き串

博多駅のお土産屋さんで購入しました。
おそらく期間限定(コロナの影響で一時的に店舗販売していたそう)なので、現在では店舗では販売しておらず、通販限定で入手できるようです。

子連れでやってきたので、居酒屋には行けず、博多名物のとり皮串も、当然ながら食べてはいなかったのですが、

このお土産のおかげで、家で食べることができました。
外はカリカリで、中はじゅわ~と皮の旨味が広がって、弾力のある食感に、ついもう1本!と食べたくなるような逸品でした。

おわりに

ららぽーと福岡は、博多駅からは少し離れたところにはありますが、2022年4月にオープンしたばかりで、今どきの店舗も多く、敷地面積が広くて、子連れ家族には最適なので、家族旅行には是非とも足を運んでいただきたいスポットだなと思いました。

他にも、ストックしている写真はいくつかあるので、また気ままに書いていきたいなと思います。

それでは!

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