見出し画像

家づくりの「勉強」について③

昨日は、家づくりの勉強をしてきた
ご夫婦が、とある工務店に行った時のお話を
しました。

工務店の社長が言ってることは、
それまでの勉強内容と食い違ってないのですが、
最終的に、その工務店しかできない
特定の工法をオススメされました。

ほんとにそれでいいのか?と考え、
いろいろ調べて弊社に問い合わせとなりました。

実際、私とお会いして、どんな話になったのか。
今日は、そこからになります。

いろんな話題についてお話したのですが、
その一つとして、断熱材のお話について
取り上げていきたいと思います。

断熱とか気密って、快適さにつながる大事なこと。

YouTubeでは。
いろんな人が、いろんな断熱材について
お話しているようでした。

その意見をいろいろ聞いて、勉強していって、
とある断熱材に行き着きました。

ただ。
工務店で紹介されたのは、別の断熱材。

他の断熱材と比較して、いかに優れているのか
を丁寧に説明してくれたそうです。

チャンネルで勉強した、その断熱材に対する
ネガティブな問いかけにも、しっかり返答。

結果、その工務店オススメが一番いい。
そんな流れになっていました。

そこで。
お会いした時、私へどう問いかけたのか。

「ナイトウさんは、どの断熱材がオススメですか?」
「その理由も知りたいです」

それに対して、私から問いかけます。

「逆に、〇〇さんは、どうですか?」

私のオススメをズバッと言ってくれると思ってた
ご夫婦は、少しびっくりしてました。

「〇〇という断熱材がいいと思ってるんです」
「理由は、断熱だけでなく調湿をしてくれるからです」

私の返答は二つ。

「工務店が勧める工法は、合致しないですね」
「調湿って、どんな体感をしたいんですか?」

どうやら、奥様が冬場の乾燥が苦手だそうで、
調湿してくれるというのは、すごくありがたいって。

〇〇という断熱材は、調湿作用があるみたいなので。

梅雨時期みたいに、湿度が高い場合で、
水分を吸ってくれる素材であれば、湿度を下げてくれる
可能性あるかもしれません。

でも。
空気が乾燥している冬場に、
水分がない状態から、調湿して湿度を上げてくれる。
それって、かなり難しいと思いませんか?
加湿しないと、湿度って上がらないかなって思います。

「調湿」という言葉をポジティブに捉えすぎた結果かなと。

そもそも。
壁の奥ではなくて、壁や床、天井の仕上げに
漆喰とか木材を使った方が、よほど夏場の湿度は
コントロールしてくれると思いますよ。

あれ?
何だかおかしな話になってきましたよ(笑)

続きは明日へ。

いいなと思ったら応援しよう!