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外壁って何がいいの?㉑(人気の塗り壁!)

昨日まで、木を使う外壁について
いろいろとお話ししてきました。

いかがでしたか?
ここ最近、人気のある外壁材の一つなので、
全面とまではいかなくても、部分的に取り入れる。
そんな方も多いですね。

部分的だからといって、油断大敵。
経年変化のことやメンテナンスについては、
しっかり把握した上で採用することをオススメします。

さて。
今日からは、別の外壁材のお話しです。

これまでに登場していない外壁。
そうそう。それです(笑)

とても人気の外壁は。。
塗り壁ですね。

サイディングみたいな目地がないこと。
それは特徴の一つです。

サイディングは、工場なんかで加工された板を
現場に運んできて、張っていくので、
板と板の間に、目地ができて当然です。

一方、塗り壁は、現場に左官職人がきて、
ペースト状の材料を、塗り上げていくので、
シームレスな仕上が実現できます。

ラインが少なく、ミニマルな印象になるので、
ハコ型に見せたい時には、いい素材ですね。

そうそう。
塗り壁といっても、実は、その材料によって、
特徴が違ってきます。

それら各々の材料の特徴は、次回以降として、
今日は、塗り壁全般について説明していきますね。

塗り壁のいいところ。
一つは、上記しましたが、目地のないシームレスな
見せ方ができることです。

目地があるのとないので、
ずいぶんと見た目の印象違いますから。

それ以外にも、色の種類がたくさんあることです。

工場生産品だと、基本的に規格の色だけなので、
「もう少しグレー」にするという自由度はありません。
塗り壁であれば、かなり色が選べます。

さらに。
コテ等使って、柄を付けることはできること。
フラットにもできますが、意図的に、コテムラをつけて
表情のある外観を表現することもできます。

色と柄の組み合わせ次第で、
自分だけの外壁ができますね。

よく考えてみると、いいところは見た目中心(笑)

では。気になる点はというと。。

一番大きいのは。
仕上がりが、左官職人の技量によることです。

一般の方が気になるレベルはクリアしますが、
我々プロ目線からだと、結構違いわかります。
いい左官職人のいる工務店と出会えるかが
ポイントになりますね。

もう一つは、「割れ」です。

その塗り壁材がどれだけ弾力があっても、堅くても、
下地が動くと、経年で割れが発生します。
(究極のお話しですが)

壁の下地や骨組みを考えることで、
かなり軽減ではできるのですが、
その辺の知識や経験が少ないと、困りますよ。

下地については、いろいろ種類があるのと、
結構大事な内容なので、明日その辺について
お話ししようと思います。

今日は長くなったので。この辺で。

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