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家の中の建具について⑪

昨日から、家の中の建具で、既製品でなく
建具屋さんに製作してもらうというお話しでした。

昨日は、和室の障子についてでしたが、
今日は、それ以外の建具についてお話しします。

製作建具っていうと、完全オーダーなので、
自分好みに仕上げることができます。

例えば。
自然素材にこだわるあなたであれば、
無垢の木材にこだわった建具にしたいですよね。

輸入建材の建具であれば、無垢材もありますが。。

一つは、以前説明した通り、サイズが規格になっています。
なので、天井までの建具にしたりはできませんし、
建具ありきなので、建具にあわせて、壁をつくることが必要です。

もう一つは樹種が限定されていることでしょうか。
木目が見えないよう着色するのであればよいのですが、
木目を生かす場合には、そうもいきません。

もちろん、すべての樹種で製作可能ということでもないのですが、
輸入建材等よりは、選択幅は広いですね。

主要メーカーであれば、ウッドワンのピノアースシリーズは、
パインの無垢材を使ってますよ。

ただ、パインという樹種の質感が好きかどうかは結構大事です。
インテリアの方向性しだいで、最適ではないかもしれませんから。


次の例として。

ステンドグラスを建具に組み込みたい。
しかも、自分の好きなデザインを採用したい
ということであれば、製作になりますよね。

ステンドグラスに限らず、色ガラスを使ったりしたい。
そうであれば、製作しないとできませんね。


いやいや。そうでなく。
モダンでスッキリとしたデザインにしたいけど、
どのメーカーを見ても、自分の好きな色がない。
そうであれば、製作建具がよいですね。

仕上げ方として。
表面に、メラミン化粧板を張り付けるのも一つです。

メラミン化粧板って、木目から石目、プレーンな色やツヤ、
ビックリするくらいの選択肢がありますから。
選択肢ありすぎて、迷ってしまうかもしれませんよ。

ちなみに、メラミンで仕上げることができると、
傷はつきにくいですし、水をはじくので、掃除もしやすい。
猫を飼ってる方であれば、爪でのひっかきも心配ありません。

見た目だけでなく、機能的にもいいですね。

それ以外であれば、塗装するのも一つです。
色の自由度が高いので、自分だけの色にできますよ。

色褪せたり、汚れてきたりしたら、塗りなおせばいいので、
その点も安心かもしれませんね。

その他に、化粧シートを貼ったりもできます。
化粧シート単体であれば、メラミンに匹敵するほど
種類が多いので、自分だけの建具をつくりやすいでしょう。

最後に。
レーバーハンドルや取手、や引手。
そこでも、オリジナリティを発揮することができますから。

金物が違うだけで、かなり印象変わりますよ。

ということで。
製作してもらう建具であれば、自分だけ戸を実現できます。

みなさんは、どこまでこだわりますか?
いろいろ比較検討してみてください。

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