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洗面と脱衣のお話し

昨日までは、トイレのお話しでしたよね。


トイレって、小さな空間なんですけど、

それでも、いろいろ考えどころはありますから。


さて。

今日からは、次のお話し。

洗面とか脱衣のスペースについてとなります。


洗面・脱衣のスペースというと、こんな感じですよね。

洗面化粧台があって、その脇に、洗濯機。

その奥が、ユニットバスですよね。


こちらの事例では、洗面と脱衣の間に、

収納を設けていますが、最小限のスペースですと、

おそらく、この収納はありません。


洗面台と洗濯機で横幅いっぱいになるはずです。


今、お住まいの洗面・脱衣スペース。

どんな広さですか?

おそらく、似たような広さなのかなと思いますが。


家づくりで、ヒアリングをさせていただく際に、

よく出るお話しとして。。


洗面と脱衣を分けたい!

ということ。


その理由を聞いてみると。

誰かが、お風呂に入っていると、歯磨きとかできないから。


すごく真っ当な理由ですよね。


それをうかがって、いつも思うことなんですけど、

そもそも、洗面スペースと、脱衣スペースって、

使い勝手違うから、分かれてていいのでは?って。


でも。

「一般的」には、洗面と脱衣って、一体になってることが多いです。

なぜ、一緒なんでしょうか。


洗面台って、広く取れれば、取れたなりの効果がありますよね。


でも。

脱衣って、服を脱いだり、着たりするスペースで、

仮に広く確保すると、無駄な感じがしませんか?


もちろん、広い方が、ゆったりと余裕もって

脱衣できるわけなのですが。。


その分、他のスペースを圧迫することにつながります。


洗面と完全に分けてしまって、脱衣室として確保すると、

相応な広さが必要になってしまいます。


それと。

洗面と脱衣を同時に使うタイミングって、

もしかすると、あまり多くないかもしれません。


兼用していれば、各々が広く使えますし、

広く感じられるので。


そうやって考えてくると、一緒になっている理由も

なんとなく理解できてきますね。


なので。

もし、気になるようであれば、オススメなのは、

洗面と脱衣の間に、引き戸を設置すること。


戸でなくて、ロールスクリーンでもいいですよ。


もしも、一緒に使う機会になったら。

引き戸を閉めれば一発解決できますし、

普段は開けっ放しにして、広く使えますしね。


洗面と脱衣を分けるかどうか。

引き戸一枚で解決できるので、必要であれば、

採用をご検討くださいね。


長くなってしまったので、続きは明日。

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