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洗面台のお話し⑨(ホテルライクな)
ここ数日、造作の洗面台として、
木の質感を生かしたタイプをいくつかご紹介してきました。
色や周辺のインテリアの組み合わせで、ナチュラルにも、
クールにも見せることはできるというお話しでした。
いやいや。
木目ではないタイプが好き。
という方もいると思いますので、
今日からは、そちらを紹介していきます。
まずはこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1679180176051-rkjpoZV0tZ.jpg?width=1200)
白いハコで構成された洗面台。
しっかりと幅を確保して、二人でもゆったり使えるようにしてます。
浮遊感のあるデザインがご要望でしたので、
箱を横長にして、下部をしっかり開放しています。
ハコをよく見ていただくとわかりますが、
わずかに縦ライン入ってますよね。
ボウル下は嵌め殺しになっていますが、
それ以外は、引き出しになっていて、小物の収納はできます。
正面の壁にお気に入りのタイルを採用したかったことと、
見た目のバランスから、鏡は横長にしています。
一面鏡なので、収納はありませんが、スッキリした印象を
演出できています。
洗面台のハコは、人工大理石の天板に、陶器製のボウル、
下のハコは、メラミン化粧板で仕上げています。
メラミンという素材は、色柄がたくさんありますし、
傷や汚れ、水にも強いので、こういった家具にはよく使います。
興味のある方が、「アイカ工業」で調べてみてくださいね。
ほんと。ビックリするくらいの種類がありますよ。
こちらの家の造作洗面台は、スッキリとミニマルなデザイン
というテーマでしたので、かなり意識してカタチを構成しています。
見た目のスッキリさが優先でしたので、収納力はあまり高くありません。
なので、洗面室内に別で、収納を用意しています。
そうそう。
実は、こちらの洗面を気に入った方が、造作された洗面がこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1679180187742-HBHmwadJZA.jpg?width=1200)
浮いたカタチ。
採用している素材、鏡の形状含めて、
基本的に似せて設計しています。
ただ。
ミニマルなデザインというよりは、
高級感が欲しいということでしたので、
天板の人工大理石を大理石柄にしたり、
ハコのメラミン化粧板を、ツヤのある木目にしたり、
水栓をデザイン性の高いタイプにしたり。
いろいろ違えています。
先日もありましたが、色合いが違うだけでも
かなり雰囲気を変えることができます。
というか。
違ってしまいます。
なので、いろいろ検討しながら、決めていくといいですよ。
ということで。
明日は、また違う事例をご紹介していきますね。