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窓ってどう決めるの?②

昨日から、窓のお話しをしています。

まず最初に決めないといけないこととして。
窓の枠の素材について。

結露のすごいアルミから、
樹脂やアルミ+樹脂のハイブリッドが主流に。
というお話しでしたよね。

その話で、少し補足しておきます。

窓の主要メーカーって。
YKKAPとLIXIL、三協立山アルミがあります。

その中でも。
樹脂サッシでいえば、YKKAP。
ハイブリッド窓でいえば、LIXIL。
が主流になっています。(2023年9月現在)

もともと。
主流が、アルミからハイブリッドに移行した感じ。

数年前まで、樹脂サッシは一部のこだわり屋さんだけ
が採用するという印象だったのですが。。

ここ数年、断熱の性能への意識が高まってきて、
樹脂サッシが、かなり増えてきています。

ただし。
樹脂の方が、ハイブリッドよりコストが割高なので、
断熱を重視する方が採用するケースがまだ多いです。

ちなみに。
熱の通しやすさを示す指標があるのですが、
ハイブリッドが、樹脂同等の性能にまでになって、
数値上の差は、かなり肉薄しています。

体感上、目を閉じて触ってみても、差は感じない。
そんなレベルなのですが、サーモグラフィーで見ると
少々違うかなくらいでしょうか。

そうそう。
話の流れで、樹脂とハイブリッドの比較になってますが、
ハイブリッド窓には、断熱性でいくつかグレードがあります。

一番性能のいいハイブリッドが樹脂同等で、
それ以下は、樹脂より少し性能が落ちるため、
採用については、しっかり理解して決めた方がよいかも。

グレードって何が違うの???
と思ったかもしれません。

簡単にいうと。
アルミと樹脂の比率だったり、その素材の接し方ですね。
高いグレードは、熱の伝わりを減らす工夫がしてあります。

低いグレードだからといっても、アルミとは
天と地ほどの差があるので、よほどの条件でなければ
よほど結露は発生しないですから。

ということで。
窓を選ぶ最初にステップは性能面。
断熱性能ですよね。

しっかりこだわるなら、樹脂サッシ(YKKAP)
コストバランスということなら、ハイブリッドサッシ(LIXIL)
になりますね。

※YKKでもハイブリッド、LIXILでも樹脂はありますが
各メーカーの強みというか主流という意味です。

少しマニアックな側面もありましたが、
快適さにつながる大事な要素でもあるので、
しっかり理解してから決定したいですね。

明日は、窓のガラスのお話しです。

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