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トイレのお話し⑥(手洗いのこと2)
昨日は、トイレの手洗いについてのお話し。
畳一枚分の広さのトイレの場合、どんな手洗いができそうか。
そんなお話しでした。
畳一枚分だと、大きな手洗いにすることができず、
しっかりと手洗いすることが難しい感じでした。
では。
少し広めのトイレであれば、どうなんでしょう。
まずは、こちら。
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こちらのトイレ。何度か画像が登場していますね。
主要メーカーの一つで、パナソニックの手洗いです。
(カウンター側面にチラッと書いてますね。)
カウンターと下台というシンプルな組み合わせ。
ただ。
よく御覧いただくと、手洗いのボウルが大き目。
それもそのはずで、奥行が、明らかに大きいです。
それと、ボウルとカウンターが一体成型されていて、
継ぎ目がないので、ササっと掃除できて便利でしょうね。
見た目、背景となるインパクトのある壁紙をじゃましない
という意味では、シンプルな手洗いがいい組み合わせです。
もう少し、家具っぽく見せたい。
そんな場合には、こちらはいかがでしょうか?
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ウォルナット柄のシックな色合いの手洗台。
カウンターが奥まで続いていくのは同じですが、
その下に、収納があったりして、家具感が出てますね。
そして。
そのカウンターの上に、大き目の手洗。
造作の家具のような雰囲気がありますよね。
それと。
この広さあれば、子供でもしっかり洗えそうです。
こちらの手洗い。
造作ではなくて、こちらもパナソニックの既製品。
製作家具みたいで、なかなか見栄えしますね。
色合いによっても、かなり見え方が違いませんか?
一枚目と二枚目。
二枚目の方が、なんだか高級感あるように感じます。
みなさんは、どう感じますか?
いやいや。もっと、しっかりこだわりたい。
そんな方には、造作家具で製作も方法ですよね。
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カウンターは、ウォルナットの一枚板。
手洗いは、手作りの陶磁器で、下台のハコは、
造作家具として作ってあります。
一枚板を、トイレのカウンターに使うって、
なかなか粋ですよね。
というか。
もったいなく感じて、リビングなんかで使うケースが多いかも。
ただ。
どこにこだわるのかは、個々人でまったく自由ですので、
こんな組み合わせがあってもいいですよね。
そうそう。
話は少し戻るのですが、畳一枚より大きなトイレであれば、
今日ご紹介したような手洗いにすることはできます。
ただ。
他のスペースとのバランスで広さがきまるので、
その辺は、設計士さんとコミュニケートしながら、
決めていただければと思います。
今日はこの辺で。
明日は、トイレの照明器具ついてのお話しです。