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窓ってどう決めるの?⑤(FIX窓)
昨日は、窓の開き勝手として、
日本では一番認知度のある引き違い窓について
ご紹介させていただきました。
引き違い窓でいいんじゃない?
それも一つの方針ですが、気になる点もあるので、
しっかり理解して、適所に採用していきたいですね。
さて。
今日ご紹介する窓について。
LDKであれば、南側に面して大きな窓!
そんな風にイメージされる方が多いと思います。
昨日ご紹介した、引き違い窓は、
その有力候補の一つになりますよ。
でも。
引き違い窓って、閉めている時も開いている時も
窓の真ん中に枠が見えてしまいます。
南側のデッキとか庭と一体感を!
という要望があると、その枠が気になったりするケースも。
そういった場合は、どんな窓がいいんでしょうか。
いくつか種類があるので、順にお話ししていきますね。
まず一つ目は、一番シンプルなスタイル。
それはズバリ。
FIX窓(はめ殺し窓)ですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1695078127544-2MvXKIlLI7.jpg?width=1200)
当然ですけど、窓の真ん中には枠はありませんから。
何にも邪魔されず、庭を堪能できますよね。
っていうか。
そんな大きなFIX窓ってあるんですか??
そんな声が聞こえそうです。
断熱性能とか、状況によって最大サイズは異なりますが、
2枚の引き違い窓くらいの大きさはできますよ。
でも。
開閉できないので、出入できないし、換気できないし。。
確かにその通りです。
でも。その窓から出入りや換気しなくても、
近くに別で違う窓を設ければクリアしますよね。
もちろん、全てをFIXにする必要はなくて、
目的に応じて、変えていけばいいんです。
ちなみに。
全館空調+全館換気を導入されている方は、
そもそも窓を開ける機会がかなり少なくなるそうですので、
別で出入ができれば、FIX窓多めでもいいそうです。
もし、吹き抜けなんかがある場合は、
吹き抜け上の窓って、開ける必要ないので、
FIX窓が多いですよね。
それをイメージしてもらうといいかもしれませんね。
そうそう。
開閉以外で、気になるポイントがあります。
大きな窓の場合は、共通なんですけど。。
窓が割れてしまった場合、取り換えの大変さ。
吹き抜け上であれば、よほどないと思いますが、
リビングに面した場所ですと、可能性はゼロではないので。
ガラスが大きい分、ガラス代はもちろんですが、
取付費用も高めになります。
とはいえ。
スッキリとした見え方を重要視するのであれば、
こちらの窓が有力かもしれませんね。
ついつい長くなったので、続きは明日へ。