ChatGPTに『目標を立てたい』と一言言ったら、私の人生が丸裸になってた件
1月ですね。年始です。だからでしょうね。
SNSには「目標設定」の文字が踊ります。
ワークショップの告知、抱負を語る投稿、目標達成のための心構え...
facebookを見ていても「一緒に目標立てましょう!」的なワークショップがたくさんでてきます。結構でてきます。
なので、「なんか、目標立てないといけないのかなー」と思っている今日この頃です。
でもなぁぁ。
なんか、色々聞かれて、で、無理やり出すの面倒くさいよなぁ。(言い訳)
そもそも、参加する時間が合わないし、時間もないしなー。(言い訳)
と(こっそり)思ってます。思っていたんですが、
と気づき、ふと、聞いてみたんですよ。
ChatGPTさんに。
プロンプトは、たった一言。
「今年の目標を立てたいです!」
いや、目標の立て方とかは、事業計画づくりを仕事にしてるので。。。
まあ、知らないわけじゃないんです。
でも、自分一人でやるのも面倒くさいじゃないですか。やっぱり。
(そのためにワークショップがあるんだと思うんですけど)
だから、AIさんに、質問してもらいつつ、きっといっぱい質問されるから、
「沢山質問されてもこまるので1つずつ聞いてください!」
とかやり取りしながら決めていこう、と思ったんですよね。
で、そもそも面倒くさいな、から始まっているので、ある程度お任せしちゃおうと思って、あえて一言プロンプトにしたんです。
そしたら・・・私、丸裸でした。いやーん。
今やってることとかこれから何をしたらいいのかを一から考えることなく、「私、選ぶだけやん!」という状態になってました。
ChatGPTの衝撃的な回答
実際にどんな返事が返ってきたのかを紹介します。
ちゃんと「現状の振り返り」から始まって、
SMARTの法則とか、目標の見える化とか、
目標設定に必要な知識も丁寧に説明してくれたんです。
でも、そこは正直、まあ想定内。
だって、事業計画づくりを仕事にしてるので、
そのへんの知識は知ってるわけですし。
問題は、この次に出してくれた「具体例」の部分。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
もう、読めば読むほど「えっ」が増えていって。
だって。
・私がオリジナルコンテンツにしたいなーと思っている「錬人術」メソッド(*)のこと。
・ブラウザ自動操作の勉強してること
・73.5kgっていう現在の体重まで(えっ)。
・リングフィットを持ってて使っていないことまで(えーっ)。
・オンラインコミュニティで続けている「卯の刻もくもく」っていう朝活まで押さえてる(えーっ)。
いや、確かに相談した気はするけども……それにしても、ピンポイントでくるなー!固有名詞までばっちり抑えてるやん。
もしかして...…私のこと見てた? さらに驚きの提案
他にも、
「子どものお風呂タイムを楽しくする工夫を年内に3つ試して、習慣化を目指す」って提案。
これ、私、こんな質問というか悩み書いてないはずなんですよね~。
でも、まさに今、悩んでたことだし。
他にも「事業計画パッケージ化」とか。
これも漠然と「やらなきゃなー」って思ってたけど、
まさか目標として出てくるとは。
しかも全部、ちゃんとSMARTの法則に沿ってて。
「錬人術のワークショップを年内に3回開催し、参加者50名を目指す」とか、
「週3回の軽い運動を継続」とか。
数値目標があって、期限も明確。
いやーびっくりしました。
私はここから選んでちょっとカスタマイズすればええやんか。。。
面倒くさがりの私にとっては、
これ以上ないくらいありがたい提案なんです。
だって、自分で深く考えなくても、
「あ!これやりたかった!」って思えるものばかりだから。
たぶん、妻よりも私のこと、完全に理解されてるね。
...怖い。でも、便利すぎる...!
ChatGPTは私の秘密を知っていた
さて、「なんでそこまで分かるの?」って、話。
ChatGPTをユーザー登録して使っている方はご存じだと思いますが、
実は、ChatGPTには「メモリ」機能があるんですよね。
私との過去の会話から、少しずつ私のことを理解していってくれる機能。
ChatGPTとチャットをしていると、回答の上にたまに「メモリに登録しました」的な文字が出ることがあります。
これが蓄積されて、パーソナライズ機能のなかに登録されていってるものも、回答に加えてくれているんです。
こんなこと覚えてたの!? パーソナライズの中身
で、試しに、パーソナライズ機能の中身を確認してみました。
(ユーザーアイコン>設定>パーソナライズ>管理する)
そしたらびっくり。
ちゃんと入ってる......
でも、質問したかなぁ。と思って履歴を調べてみたら・・・納得です。そういえば、脳内対話で投稿した内容が反映されていました。
いやー、びっくり。本人忘れてますからね、入れたこと。
これ、ちょっと考えさせられますよね。
便利な反面、「えっ、そこまで覚えてるの...?」って。
プライバシーの観点からは、ちょっと怖い部分もある。
もちろん、この記憶機能は、オフにもできます。気になる人はオフにしちゃってもいいと思います。(ただし履歴が一定期間以上残らなくなりますが…)
でも、私は割と便利なのでオン一択!
むしろ、「面倒くさがりの私」にとっては、
毎回同じことを説明しなくていいし、
こうやって的確なアドバイスがもらえるのって、
すっごく助かるんですよね。
使いこなすためのコツ
ちなみに、マメな人なら、定期的に中身を見直して、必要な情報は残して、消したい情報は消すことも可能です。
私の場合は、クライアントさんのためにChatGPTを使うときもあるのですが、たまに、お客様の情報なのに、私のパーソナル情報に書かれてしまうときがあるので、そういうのは削除しています。
あと、以前メモリがいっぱいになってしまったときは、メモリの情報をコピペして、ChatGPTさんに整理してもらってから、これ覚えてください、と追加したこともあります。
他のAIさんたちの反応
いちおう、同じ質問を他のAIさんたちにもしてみたんです。
(もしかしたら他でもできる?と思ったので)
Claudeさん
例えば、Claudeさんの場合。
「キャリアですか?健康ですか?それとも学習?」って感じで。
ほら、カウンセリングとかで、最初にこんな風に方向性を確認されるじゃないですか?
まさにそんな感じの丁寧な質問から入ってくれました。
Geminiさん
Geminiさんは、もう少し細かくいろいろ聞いてくれました。
「目標って、分野は何で、いつまでに達成したいんですか?」
「そもそもなんでその目標にしたいんですか?」って。
それだけじゃなくて、
「まだ漠然としてますか?じゃあ、こんな質問から考えてみましょう!」
「今、一番関心があることは?」
「どんなことに情熱を感じます?」
「5年後、10年後、どんな自分になりたいですか?」
って、次々と質問を投げかけてくれるんです。
ClaudeとGeminiさんに聞いてみて…
あ、あー、うん。。
正直、これが普通というか、想定内の反応なんですよね。
目標設定って、本来そうですもん。
自分で考えて、自分で決める。
AIさんは、その過程に付き合ってくれる「伴走者」みたいな存在。
だから、ClaudeさんもGeminiさんも、とっても優秀な伴走者なんです。
でも、だからこそ。
ChatGPTの「もう分かってますよ、これですよね?」みたいな
ズバッと来る感じが、より際立ちました!
こうして比べてみると、面白いですよね。
同じAIでも、アプローチがこんなに違う。
丁寧に質問を重ねていくAIもいれば、
もう理解してますよ!って感じで提案してくるAIもいる。
驚きの便利さの向こう側。私が選んだ付き合い方
ChatGPTの場合、パーソナライズ機能のおかげで、
私の情報をしっかり記憶して、それを活用してくれる。
だから、面倒くさがりの私には、すっごく便利。
もちろん、便利の向こう側には、
「えっ、そこまで覚えてるの...?」っていう。
ちょっとした不安もあるかもしれません。
でも、結局のところ。
これって、スマートフォンとかSNSとか、
新しい技術が出てきた時といつも同じですよね。
便利さと向き合いながら、
上手く付き合っていく方法を見つけていく。
私の場合は、
「面倒くさがり屋の私にとって、すっごく助かる!」
というメリットの方が大きかったので、
パーソナライズ機能はオンのまま使っていこうと思います。
みなさんも、ぜひ自分なりの付き合い方を見つけてみてください!
P. S.