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柿とオリーブの真ん中で | 柿まつり with オリーブ 2024

約100年の歴史を有する県内随一の柿の産地、南深清水で2024年11月17日に「第7回 柿まつり with オリーブ 2024」(以下「柿まつり」)が開催されました。

オリーブの植樹も行われる南深清水地域、柿とオリーブの両方を楽しめる会場では、南深清水産のオリーブを搾油したオリーブオイルのテイスティング・販売も行われました。県内初となる本格的なオリーブオイル生産に取り組んでいます。

柿畑を歩いて進んだ先の会場へ
会場の入り口。オリーブと柿の木に囲まれて

日本で手に入るオリーブオイルのほとんどが海外産ですが、国産オリーブの育成・製品化の動きが進んでいます。植樹しても搾油ができるまで数年かかる事業ですが、南深清水FF倶楽部のメンバーをはじめ、関心のある方々や学生さんと一緒に活動を進めてきました。会場には南深清水産オリーブから搾油したエクストラバージンオイル『SHINSUI』を限定販売。次々に購入されていき、会場をひと回りする頃には棚から姿を消していました。この度「高島のええものグランプリ2024」で金賞を受賞!栽培から7年をかけ、上質のオリーブオイルに仕上がりました。

南深清水産のオリーブオイル
テイスティングの様子。こちらはイタリア産

柿まつりでは、柿の販売、柿ピザ、柿のカプレーゼ、柿入りパニーニなどの柿を使用したメニュー、絵本による街づくりの会のブースでは、本棚に柿の絵本も並び、まさに柿づくし。オリーブリース作りのブースでは、オリーブの枝をくるくると丸め、飾りをつけてオリジナルのリースを作る親子の姿もみられました。柿とオリーブ、どちらも楽しめるお祭りです。

柿のカプレーゼ。
左のおさつスティックは、南深清水の畑で採れた紅はるかを使用
本棚に柿の絵本を発見
オリーブでリースを作る様子。次はどれを飾るか相談中
会場では歌や演奏も。音楽を楽しみながら、美味しいものに囲まれて

また会場には学生さんのブースもありました。立命館大学食マネジメント学部では、柿とクリームチーズの春巻きと柿入りチヂミを提供。韓国から留学されいている学生さんがチヂミを焼いてくれました。韓国ではチヂミに柿を入れるのは、よくあることなのだそうです。春巻きは柿の甘さが引き立ちこども向け、チヂミは大人向け、チヂミのタレを付けていただきます。

立命館大学 食マネジメント学部の様子
焼きたてのチヂミ、美味しそう!

柿とオリーブの木に囲まれた会場、隣に見える柿の木には、収穫期を迎える立派な柿がたくさん実っていました。会場では柿の購入も可能ですが、人気のため、すぐなくなってしまったそうです。

柿の木には、柿がたくさん実っていました

曇り空ではありましたが、周辺の山々には紅葉が見られました。晴れた日にはもっと秋の景色が広がっていたのでしょうね。来年はどんな柿まつりになるか楽しみです。

取材:来見

● 南深清水FF倶楽部の活動、柿まつりの詳細は下記をご覧ください。

南深清水FF倶楽部 インスタグラム
https://www.instagram.com/fukashimizu_olive

南深清水FF倶楽部 HP
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https://sites.google.com/view/minamifukashimizu(移行前のHP)

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