田園風景の中、車両をお披露目｜８２号まつり
高島の田園風景の一角に京阪車両があるのをご存じでしょうか。
2024年11月2日(土)京阪80形82号を一般公開する「８２号まつり」が開催されました。
京都市と大津市を結ぶ京阪京津（けいしん）線で活躍した「80形」車両が現役を退いた後、解体の危機を乗り越え、縁あって高島の地で保管されています。８２号保存会では車両の整備、保全、活用に取り組んでおり、一般公開の場として「８２号まつり」が企画・開催されました。
当日は操縦席も解放され、自由に出入りすることができました。車両に登るステップも手作りされたそうです。車内では、広報キャラクターの「四ノ宮（しのみや）おとは」さんが等身大パネルでお出迎えしてくれました。
当初は昼の部・夜の部と２部制でキッチンカーやプロジェクションマッピングも予定されていましたが、大雨の為夜の部は中止となりました。予定より短い時間の開催でしたが、当日は悪天候にも関わらず運営側も驚くほど多くの方が集まり、東京、愛知、兵庫といった遠方からの来場、また親子連れの姿も見られました。
８２号保存会では８２号を保存・活用する「保活」を目指しています。高島の人たちにも可愛がっていただきたいと話す保存会メンバーの西小路さん。保存だけでない車両の活用として、一般公開の場を今後も増やしていきたいとお話いただきました。
雨の中ありがとうございました！
保存会では、車両のペンキ塗りなど一緒に活動するメンバーを募集しています。車両の整備は時間も手間もお金もかかる大変な作業ではありますが、８２号まつりのように、多くの方と共に楽しむ催しの計画も行っています。
詳しくは下記をご覧ください。
取材：来見
82号保存会のHP
https://82ch.net
82号保存会 X
https://twitter.com/82ch_net
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