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CP+2025参戦記

CP+に行ってきたので、個人的に気になる製品を紹介したいと思う。


個人的注目技術トレンド

レバーロック式カーボン三脚復権か?

個人的に注目した技術トレンドとしては、中国からの出展のようだが、レバーロック式のカーボン三脚が多いなと感じた。
マンフロットからもレバーロック式のカーボン三脚は登場してはいるが、それでも主流はナット式の方だ。

一時期のベルボンはかなりの数のレバーロック式のカーボン三脚や一脚を市場に投入してレバーとナットを同じパイプ径で選べる状態だったが、レバーロック式の方はあまり市場でのウケが良くなかったのか現在ではナット式だけが残りレバー式は跡形もなく消えてしまった。レバー式は六角レンチを使って締める強さを事前に調整しておく必要があるので、現場で偶発的に緩んでしまうと調整が困難になってしまう欠点があったので重量が重く高額な機材が多いハイエンド帯ではウケが悪かったのかもしれない(現に自分もレバーとナットを選べる時期に買った製品はみんなナットだった。)

確かに一脚は最上段の脚の長さを調整することで高さを微調整することが多いので、最上段だけレバーロック式を採用して速やかに調整できるようにするのは理に適っているかもしれない。

Angelbird

個人的に気になった製品。
カードの収納枚数は4枚で、個人的にはちょっと物足りない。

ロック機構とパッキンがついていて、ロックすると防水になるらしい。
アルミの削り出しで、質感はすごくいいが、価格も高く13000円くらい。(まあ、1TBを4枚入れると中身は20万円近いので1.3万円のケースはまアリなのかもしれないが)

カードリーダー

iPhoneに装着したり、ビデオカメラの外部記録などに使用する用途向けのカードリーダー。
MagSafeでiPhoneの背面に装着して使用することができる他に、裏面にネジ穴がありリグを装着した一眼などに装着することができるようだ。

個人的にちょっと気になったポータブルSSD
色味がかわいい。

CFexpressカードは4TBまで登場しているが、4TBは現在流通してるカメラでは2TBまでしか使えなく、シネマカメラなど向けに用意してるとのこと

なんか、他の某大手メーカーの人と話したときもカメラメーカーと4TB対応に向けて調整しているらしいので、将来的に4TBをR1やZ9で使える時代が来るのかもしれないが。

tamrac

カメコの皆さんは覚えているだろうか?
昔、タムラックというカメラバッグメーカーがあり、自分が知っていた時代はケンコー・トキナーが取り扱っていた。いつの間にか日本市場から消えたが、また日本市場に帰ってくるようだ。

自分がほしいなと思ったこのモデルは4万円くらいで、最大で500mm F4+ボディまでが入るらしい。
thinktankのグラスリモ対抗だろうか。
個人的にはノートPCくらいは入る場所がほしかった。

SUNEAST

CFexpress+SDのデュアルスロットのSDカードリーダー
サイズ感はProGradeよりも薄いが面積は大きそう?

CFexpress 4.0対応カードの参考出品
NextorageやProGrade Digitalなど大手は4.0への移行がかなり進んでいるが、いつになったら4.0に対応するのだろう?(まあ、対応したところでボディ側はまだ4.0対応の機種が出てないので微妙だが、後方互換があるからそれならみんな4.0のカードでいいよねという理屈はある)

Nextorage

NextorageからB3SE(TLCのお手頃価格)やB3AE(動画重視でVPG400規格に対応)などが登場し、CFexpress 4.0対応がかなり進んだ。

B3SEシリーズで2TBは出さないんですか?と質問してみたが、シリーズのコンセプト的にB3SEで2TBのラインナップの予定はないとのこと。
B3SEシリーズはProGrade DigitalのGold対抗の役割だと思っていたので2TBが出るのではと個人的には予想していた。

最終日はコスプレイヤーさんが来て撮影会を行っていた。

PGYTECH

1年前もnoteで紹介したが、カードリーダーとカードケースが一体型になった製品。
1年前に取材したときは発売前だったのが、今は販売されているらしい。

Canon

Canonの展示コーナー
EOS R1が登場し、ミラーレスとしてもフラッグシップが登場したので中央にはEOS R1が

体験コーナーでRF600mm F4

RF100-300mm F2.8L IS USM
レンズ重量は2.6kgくらいで自分が使っているEF200-400mmに比べてかなり軽く、実際に持ってみると手持ちでもまあいけるかなってくらいには軽快だった。

FUJIFILM

SONY

浅沼商会

fotopro

fotoproからカメラ用クーラー
どちらかというと動画撮影向けと思われる。

東洋リビング

参考出品のグッズ向け防湿庫

ハクバ写真産業

参考出品だが、全面ガラスパネルの防湿庫

Velbon

個人的に気になっているモデル。
これの1つ下のモデルはエレベーターレスで撮影中に細かく高さ調節する物撮りなどで家で使うのにちょっと使い勝手悪いなと思った。

マンフロット

アルミ脚でレバーロック式の一脚。
1.8mまで伸ばせるので、ギリギリ踏み台での使用に対応できる長さだ。

自分的には1.8mの長さの一脚は踏み台用に使うには正直微妙だと思うが、レバーロック式の一脚は撮影中の長さ調整が楽ちんなメリットもあるので悩ましいところだ。

OWC

個人的にはポータブルSSDが注目だが、Type-AのカードをType-Bに変換するアダプタがあったりと注目するポイントはある。
注目するポイントがあるのと実用性は別の問題で、Type-Bは速度面でもギガ単価の面でも優位性があるので普通にType-Bを買ったほうが安いのではという疑問はある。

サイズ感もコンパクトで個人的に気になっているポータブルSSD

Thunderbolt5対応の次世代の超高速SSD
ケーブル一体型で長さを変えたり着脱できないのはちょっと使い勝手悪そう。

Lexar

昨年展示されていたステンレス外装のSDカードが製品化されたり、CFexpress4.0が登場したりしたが、ヨドバシで検索しても出てこないし、実際の流通状況は不明

EXASCEND

カタログをいただいたが、去年に引き続き、相変わらずどれを買えばいいのかよくわからないCFexpressのラインナップの多さはどうにかしたほうがいいと思う。

TOKIWA STYLE

常盤写真用品が立ち上げたブランド。

一脚のネジは太ネジと細ネジの両対応の二重構造になっている(一脚に詳しい方ならお分かりだろうが、某L社のOEMだろう)
外側のネジは中空構造になっているので強度的にどうなのだろうと個人的にはちょっと怖い。

Leofoto

TILTA


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