KIOXIA EXCERIA PLUSポータブルSSD
現像中の作業データの保管のためにポータブルSSDを新調した。
注:筆者は記憶用半導体に関してはかなり東芝贔屓なので思想強めですw
これまで筆者はSanDisk信者だったが、最新のSanDiskのポータブルSSDでデータ消失のトラブルの報告があって、海外では裁判に発展したり、ファームアップが行われたりと現状どの程度安定して稼働する製品なのかが正直わからなかったのでWDグループのポータブルSSD以外から選んだ。(東芝贔屓なのでキオクシアの製品を選んだ。)
注意:現状ファームアップでどうなったのかとか、正確な情報を把握できていないから今回はSanDiskを選ばなかったが、次モデルチェンジするときは徹底してテストされて発売されるだろうし、SanDiskには今後とも期待はしている。やはり撮影データの安全は何よりも大事なのでとりあえずは様子見というスタンスだ。
やはり、長年のSanDiskユーザーとしてはSanDiskに対する期待値は大きいし、SanDisk製のポータブルSSDは適度なサイズ感で耐衝撃性なども高くて扱いやすいので今回も信頼性の懸念がなければ高くてもSanDiskが欲しかったのでSanDiskにはこれからも期待している。
追記
2ヶ月くらい使って追記しました(2024年2月26日記載)
記載の内容が革新かもしれないので、敢えて上に書きました。
RAW現像で100GB単位でデータ扱ってると負荷が大きのか結構本体が熱々になるので、フラッシュメモリの発熱は本体の寿命にも影響するので追加の冷却(風を当てるや、熱を逃がすなど)が必要だなと思いました。
対策は簡単で、アルミ筐体で熱伝導率が高いので、何か金属の上に乗せれば十分に放熱できました。
最初は作業に使ってないMacBook AirやiPadの本体に養生テープで貼り付けてみたりしてましたが、別にそこまで厳密に密着させなくても金属の上に載せれてれば十分に冷えることがわかったので、適当な金属の塊の上に載せて使ってます。
出先で使うときはそこまで長時間使わないのと、そこまで高負荷になることは少ないので金属に載せたりとかはしないで普通に使ってますが、自宅で使うときは時間も負荷も大きいので気をつけてます。
感想
アルミ筐体でこれまで使ってたSanDiskよりも重たくて冷却性能が高いかなと思ってましたが、重量と素材で向上した冷却性能以上に本体の発熱が大きいので、仮にもう1台作業中のバックアップ用に買うとしたらもっと筐体が大きいハイエンドなアルミ筐体のモデルを買ってもいいなと思いました。
なんで今さらこの記事を更新したのかといったら、長期間の使用レビューを書くのに材料が揃ったことと、CP+で色んなメーカーのポータブルSSDとかを見てきてこれいいなって思った製品があったりしたからというのもあります。
個人的に欲しいのはこれです。
今5万円くらいするので正直買うには高いのが悩みどころですが、本体が大きくてよく冷えるのはいいことだなと思います。
大きさと冷却性能のバランスは悩ましいところですが、大事な作業データを入れておくドライブなので携帯性も大事ですが、冷却性能は重視したいところです。
価格
自分が購入したときはAmazonで約18000円、ヨドバシカメラで約28000円(ポイント10%つき)とAmazonとヨドバシカメラでかなり価格の乖離があったのでAmazonで購入した。
BUFFALOのHPにKIOXIAのSSDの製品ページがあり、販売代理店はバッファローが担当しているみたいなので、バッファローダイレクトが実質的な公式ストアという認識でいいのだろうか(?)
https://www.yodobashi.com/product/100000001006801289/
速度
右が今回買ってきたキオクシアのEXCERIA PLUSポータブルSSD、左がSanDiskのExtremeポータブルSSD(2018年発売の初代のもの)
ベンチマーク上ではキオクシアのほうが2倍くらい速かった。
まあ、速度は今より早ければ十分okなので全く問題ないと思うので詳しい話は割愛。(筆者がSSDガチ勢じゃないのでそこまで詳しくないので)
実際にデータ転送してみると、キオクシアはそれなりに本体が温まるので最近の高速なSSDの発熱量を考えるとアルミ製の筐体は重量的には嵩むが冷却性能が高いのは安心感があると思う。
実際の速度としては別のパソコンを使用して100GBくらいのデータを転送してみると平均で300MB/sくらいだったが、モニターのUSB端子に繋いでるので内部的にハブ噛んで速度落ちてるのか、SSDのキャッシュの問題で大容量の連続書き込みに弱いのかはよくわからないのでそのへんの評価は保留で。
比較
サイズ、外見
SanDiskのExtremeポータブルSSD(2018年発売の初代のもの)と比較してみる。
外装はSanDiskは樹脂製で表面素材がゴミになっていて摩擦力があり、ストラップホールもあるのに対して、キオクシアはアルミ製の外装で硬い。
長辺はキオクシアのほうが若干長く、細長い形状。
厚さはSanDiskのほうが薄い。
重量
重量は手に持ってみると明らかにキオクシアが重い。とはいえ、キオクシアを2台買ってくれば2TB*2でバックアップも取れるので総重量150gくらいで高速なストレージでバックアップを作れると考えたら許容範囲だと思う。(ポータブルのHDDだったら1台でもキオクシア2台分よりも嵩張るので)
アルミ筐体で少しずっしりとした重量感ですが、やはりSSDは信頼性も大事なので放熱性や堅牢性などの信頼性も考慮した総合力で考えると良いSSDだと思います。