【個人的予想】EOS R6 mark3はメカシャッターレスになる?

注意:あくまでも個人の予想で、情報のリークなどはありません


EOS R6 mark3

最近、EOS R6 mark3の噂がTwitterなどで言われているが、自分はたった2年でまたモデルチェンジするのか?と疑問に思っているが現にCanonのフルサイズ機としてはかなり人気で売れているボディなのでまだ早い気もするが、モデルチェンジして買い替え需要を生み出すのもアリなのだろうか(?)

予想を要約すると

1,EOS R6 mark3はメカシャッターレスになる
2,メカシャッターレスになるかわりに、センサーシールドは搭載される
3,メカシャッターは消耗部品だし、連射速度のボトルネックになるので動体撮影には邪魔
4,EOS R3の読み出し速度のCMOSセンサーなら実質的にメカシャッターはなくてもいいから、コストカットと動体撮影能力の向上のためにメカシャッターは廃止される

メカシャッターレス

EOS R6 mark3の噂の中には、EOS R3のセンサーをベースにした(コストカットした?)積層センサー搭載の噂もある。
積層センサーは従来のCMOSセンサーに比べて高価なので、今のR6 mark2のボディにそのまま積層センサーを搭載したら本体価格の高騰は回避できないのではないのかと考えた。
そこで、本体価格の値上がりを抑える方法としてメカシャッターレスにするのではないのか?と自分は予想する

EOS R3を半年以上使い続けてきた感想としてはEOS R3の読み出し速度ならメカシャッターがなくても実用上困るシーンには遭遇していないので、それならメカシャッターを廃止してコストカットしてしまうのはアリだなと思った。

レンズ交換時にセンサーへのゴミ付着を防ぐためにセンサーシールドは搭載されると予想するが、メカシャッターは廃止するのではないだろうか。

他社の例

メカシャッターレスで大きく成功しているカメラとしてはNikonのZ9,Z8やSONYのα9iiiが挙げられるが、個人的に感心したのはPanasonicのLumix S9だ。メカシャッターレスにして電子シャッターのみと割り切った設計にしたことで内部の容積を大幅に削減してフルサイズとは思えないコンパクトなボディにフルサイズセンサーを詰め込むことに成功していて、メカシャッターレスにして本体内部の容積に余裕ができれば冷却など他の用途に役立てられるのではないかと考えた。

メカシャッターの寿命の問題

EOS R6 mark2は動体撮影に強く、24MPで高感度にも強く、EOS R3に比べて半額くらいで買えるので自分の周りでも使っている知り合いが多い機種だが、EOS R3みたいに積層センサーを搭載していない影響で電子シャッターはローリングシャッターが問題になったり、ダイナミックレンジが低下したりと電子シャッターには制約も多いのでメカシャッター(電子先幕シャッター)を使用している人が多い印象だ。
そこで問題になるのが、やはり駆動部品を使用するメカシャッターを使用することでシャッターユニットの寿命を消費するところだ。

メカシャッターの問題点を挙げると以下が挙げられる

  1. 耐久回数を超えて使用するとそのうち壊れる

  2. メカシャッターではこれ以上の高速連写化は厳しい

  3. これ以上メカシャッターが速くなったとしても短期間で寿命を迎えるようになるだけ

  4. 高速連写と高耐久化を両立できたとしてもシャッターユニットの値段が高くなる

  5. シャッターショックで振動が発生するので、一眼レフと比べたらまだマシだが、それでも無振動の電子シャッターのほうが解像度を高めやすい

  6. 現在ミラーレスで一般的に使用されるモードの電子先幕シャッターはボケが欠けることあるなどデメリットもある

  7. レリーズタイムラグの面で電子シャッターに劣る

  8. メカシャッターはシャッター幕が戻っているタイミングでシャッターボタンを押してもシャッター幕が上がりきってから再度シャッターを下ろすので短時間でシャッターボタンを連打するとレリーズタイムラグが延びることがあるが、電子シャッターはその現象が起きづらい

  9. シャッター交換に出している間カメラを使えないので不便だが、電子シャッターならショット数を気にしなくていい

色んな意味でメカシャッター(電子先幕シャッター)は動体撮影での足かせになっていて、積層センサーを搭載した機種ではメカシャッターはあっても使わない人が多いのが現状だ。
このようなことを考えると、動体撮影を得意とするEOS R6シリーズではコストカットの意味合いと動体撮影能力を追求していった先には電子シャッターになることからメカシャッターは搭載されないのでないかと予想する。


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