ミスを減らす
今日は短いお話です。(もっと他の内容も合わせて長い記事になるまで書き溜めるかは悩みましたw)
誤操作を防ぐ
知らない間に変わるレンズスイッチ
我々カメコはライブ撮影で縦位置での撮影をするシーンが多く、縦位置で撮影するとズームリングを操作する指の近くにフォーカスリミッター等のスイッチ類があって気づいたらスイッチが切り替わってしまうことがあり、自分もこれまで何回かそれが原因でピントを外してしまったりして失敗したことがあるので、自分は勝手に切り替わってしまっては困るボタンにテープを貼って塞ぐことで誤操作を防いでいる。
1,フォーカスリミッター
フォーカスリミッターは最近のカメラではAF精度が十分に高くてピントを大きく外すことはまずない。遠くから撮っているときでも1.2mに設定したまま撮ったところでAFが持っていかれることでもたつくことはまずないので、フォーカスリミッターの設定が気になることはない。
例えば、リリイベや最前などでステージとの距離が近い場合や、特典会での写真撮影レギュレーションなどを使用するときはいきなりシャッターを切っても2.5mの範囲内に入ってしまってピントが合わなくなってしまうことも時々あるのでフォーカスリミッターの設定のミスは避けたいところだ。
2,AF/MFボタン
フォーカスリミッターは間違えて遠い方に切り替わってしまっていても距離が十分にあって気付かずに何事もなく撮れていることも多々あるが、ライブ中にMFにいきなり切り替わってしまうといきなりAFが効かなくなってしまい、特に慣れていない人は何が原因でピントが合わなくなってしまったのか分からずにもたつく原因にもなってしまうのでAF/MFボタンは特に固定しておきたい。
ピントが合わない原因はAF/MFの切り替えボタン以外にもいろいろな原因がありうるので、カメラに慣れている人でもいきなりAFが効かなくなると混乱するので、事前に防げるエラーは防ぐべきである。
AF/MFボタン以外には、ボディとマウントの接点不良、ワンショットAFに切り替わってAFが追尾できず合っていないように感じる、モーター故障、フォーカスリミッターなどいろんな原因が挙げられるが、表面にあるボタンで簡単に切り替わってしまうのでピントが合わなかったらAF/MFボタンとワンショットAFをまずは疑うべきだと思う。
3,手ぶれ補正
100-400mmなど手ぶれ補正ユニットの世代が新しいレンズでは基本的に常時ONで使うが、70-200mmではシャッター速度や距離感,レンズの振る量などで手ぶれ補正ありが良い場合と手ぶれ補正なしがいい場合の両方がケースバイケースなので、このレンズでは手ぶれ補正のon/offは結構気にしているポイントだ。野外でとにかく明るくてシャッター速度が速いシーンなら手ぶれ補正offのほうがレンズの中心を使うことができてレンズの解像度が上がるのでシャープに写るので、ケースバイケースでうまく切り替えて使うのが良い。
養生テープ
ハサミで適当なサイズに切って使っている。
レンズのスイッチ類を塞ぐ以外にも、
忘れ物などを防ぐ
メモリーカード
[対策]
1,デュアルスロットで同じデータを両方に書き込む
2,同時にカード2枚を抜かない(データを転送するときに1枚抜いたら、もう片方は抜かない。1枚入ってれば万が一カードが片方入ってなくても一応撮れる。)
3,次の撮影に備えてちゃんとデータは転送して、カードは削除する
4,メモリーカードを枚数や容量に余裕をもって運用してヒューマンエラーを減らす
5,撮影する回の予想される時間と必要と予想される容量を事前に考える
バッテリー
[対策]
1,家を出る前に起動してシャッターを空打ちする(電源が入る(=バッテリーが入ってる)ことの確認)
2,複数本所有し、満充電のものをボディに差して保管(自然放電で目減りしても現場に行って起動したら空のバッテリーなのは避けられる)
レインカバー、雨具など
出発前に天気予報を見たり、野外の会場のときに検討する
設定ミスを減らす
1,明るさの設定は妥当か?
2,手ぶれ補正の設定は妥当か
3,フリッカーの縞々は出ていないか
4,記録画質の設定は正しいか(基本的にRAWから変更しない)
5,WBは適正か(現像で変更できるので実害は少ないがファインダーの見え具合が変わると撮る明るさが変動する)
などなど