カメコの広角レンズ選び(Canon)
今回はちょっと気合の入った長文な記事です!
現行ラインナップから考える広角レンズ選び(Canon)
Lレンズ
最新のデジタル設計のレンズではLレンズで以下の選択肢があります
◯手ぶれ補正なし
EF 16-35 F2.8
◯手ぶれ補正あり
EF 16-35 F4
RF 15-35 F2.8
RF 14-35 F4
RF 10-20 F4
Lレンズの広角レンズ系のレンズは現行ラインナップはどれも非常に高解像度でいいレンズが多いですが、使用頻度を考慮すると出費に対してイマイチコスパが見合っていない感じが否めないです。
予算が無限にあるならそりゃLレンズのF2.8が欲しいし、大きくて重くても許容して運ぶけど、めったに使わない広角レンズにそこまでの金額を使いたくないので、予算も限られてますし、色々ある広角レンズのラインナップの中からうまく選ぶのが幸せなカメコライフにつながると思います。
非Lレンズ
RF15-30mm F4.5-5.6 IS STM
RF 16mm F2.8
この記事のおすすめレンズの中にこの2本両方とも出てきますけど、RF16mm F2.8は軽くて小さくてシンプルで解像力もあるので良玉だなと思いました。RF15-30mmに関しては多少暗いのがネックではありますが、ズームレンズの利便性と広角レンズの出動頻度の少なさとか諸々を考慮したときに現実的な値段の選択肢として上がってくると思います。
非Lレンズの広角レンズはEFマウントには現行ラインナップではありませんでした。確か、元々なかったですけど、Canonがミラーレス移行に伴ってラインナップを整理してEFマウントの非Lレンズのラインアップは減少傾向にあります。(Lレンズでも24-70/4や70-300L、70-200F4 ISなし、70-200F2.8 ISなし、14mm F2.8L、24mm F2.8L、135mm F2、サンニッパ、ゴーヨン、800mm F5.6などがラインアップから削除されました。ゴーヨンに関しては、昔はヨンニッパより800g程度軽くてゴーヨンのほうが手持ちが楽だったのでその点で一定数の人気がありましたが、現行のヨンニッパのほうが値段高いけど重量軽くて100mm差で1段明るさが違うことを考えるとヨンニッパ選んだほうが合理的ですし、そこまで必要性のないレンズが削られたのが現状です。)
社外レンズ
社外レンズでは、タムロンのEFマウント用レンズは広角レンズのラインナップがもうないのでSIGMAが選択肢になります。
◯SIGMA
12-24mm F4
14-24mm F2.8
14mm F1.8
◯TAMRON
SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD(生産終了)
などが挙げられます。SIGMAの広角レンズ群は14mm F1.8など明るいレンズもありますが広角レンズの使用頻度を考慮するとレンズが全体的に大きすぎるかなと個人的には思ってます。14mm F1.8は1.2kg近くあるので重いからカメコとしては「オプション」の装備の広角レンズのために1.2kg増やして24-70とかよりも大きいレンズを1本増やすのはかなりしんどいものがあります。
たぶん持っていたらSSめちゃくちゃ速く撮れるし、結構楽しいとは思いますけどサイズと重量が…
タムロンは一眼レフ末期には35mmや45mmやマクロレンズなどの単焦点レンズなども出ていて、一眼レフ用の社外レンズとしてはSIGMAに負けず劣らずラインアップが充実していた印象がありましたが、現在タムロンのEFマウント向けの一眼レフ用レンズはこの5種類にまでラインアップが絞られてしまいました。
既に生産終了してしまい、結構大きく重たいレンズでしたが、タムロンから15-30mm F2.8が出ていて、執筆時に調べた限りではフジヤカメラに中古が7万円弱でありました。
大きくて重いレンズをを許容するなら、明るいですし、7万円未満でF2.8の広角ズームレンズを使えると考えたらアリなのかもしれません。
魚眼レンズ
魚眼レンズは残念ながら、現状選択肢が非常に少ない状況です…
EF 8-15mmフィッシュアイ
SIGMA 15mm F2.8フィッシュアイ
EFの8-15mmフィッシュアイはワイド側だとうっかり靴が映り込むほど広くて、対角魚眼と円周魚眼両方を1本で撮れるので面白いレンズです。純正なのでレンズ光学補正をDPPで使えたり、DPPで歪みを変更して普通の広角レンズとしても運用できたり(画質は落ちるけど)と魚眼レンズとしてはソフトウェア関連は異様に充実してますが、新品で16万円程度~と非常に高価です。たぶん円周魚眼なんて使わないから15mmフィッシュアイの単焦点レンズとして考えるとF4なのはちょっと…
SIGMAの15mm F2.8フィッシュアイは昔ながらの一般的な単焦点F2.8の魚眼レンズでF2.8と明るいのがメリットですが、リストアップしてから気づきましたが生産終了していて現状中古でしか入手できなさそうです。
サムヤンにMFレンズで12mm F2.8のフィッシュアイがあったりはするみたいですが、広角使ってる間は望遠でいいシーンきても撮り逃しちゃうので広角の撮影時間は最小限にしたいのでAFは欲しいですし、広角レンズのMFを綺麗に合わせるのも結構難しいのでやりたくないですし、やっぱりAFレンズがいいよなーと考えると中古のSIGMAを探すか、高くてF値が微妙だけどEF買うかの2択が現実的なところなので、魚眼レンズのいい選択肢がないのは写真表現という観点で世知辛い世の中になったものです…
追記
2024年3月13日記載
現行品で単焦点の魚眼レンズがなかったカメラ業界にとって朗報(?)だ。
SIGMAから15mmのフィッシュアイレンズが登場して開放F値はなんとF1.4だ。
現段階ではまだRFマウントには対応していないのでCanonユーザーにとっては今のところは特に恩恵はないが、今後RFマウントへの対応を期待したいところだ。
実際にCP+でデモ機で試し撮りしてみたが、F1.4でも周辺部まで十分に解像度が高く、メーカーの作例などを見ても開放で撮っても広角レンズなのに周辺部が流れていなくて魚眼レンズとは思えない驚異的な解像度だった。
広角系のレンズは開放で撮ってもそこまでボケが出ないのでピントが適当でも結構写ってしまうものだが、F1.4ともなると適当に撮るとピン甘が生じうるので不思議な体験をしてきたw
サイズと重量はかなり巨大で、外径は100mm以上あり、重量は1.4kgもあるので広角レンズとは思えない重量だし、直径が太いので70-200よりもカメラバッグ内でかさばっていれる場所にこまるのでレンズとしての取り扱いが大変だ。広角レンズをそこまで多用するわけではないカメコにとっては扱いづらい機材なのは間違いないが、極上の描写も魅力的である…
サイズもF値も描写力も「驚異的」だが、金額も驚異的で魚眼レンズなのに33万円もするww 30万円オーバーの買い物の予定といえば、Canonでは今後新型の70-200mmなどの登場も期待されるし、使用頻度の低い魚眼レンズに30万円を投じることができるかというと難しいところではある…(その前にRFマウントではこの素晴らしいレンズを使うことができないが…)
選ぶポイント
要約
使用頻度が低くて出費に見合わないので高価なレンズはおすすめできない
使用頻度が低く、使わずに終わることもあるから運ぶ手間を考えると小さくて軽いのは正義
別にそこまで明るくなくても大丈夫!
ズームじゃなくてもいいと思うが、ズームで30mmくらいまであるほうが調整幅としては便利
手ぶれ補正
手ぶれ補正に関しては、16mmの超広角レンズなら1/30あれば手ブレ自体は標準的な技量の撮影者ならIBISなしでも別に問題なく扱えると思います。今のRFのボディはボディ内手ぶれ補正がある機種が多いので尚更問題ないと考えています。まず、広角レンズで手ブレを心配するほどのシャッター速度の場合は被写体ブレが100%出るはずなので現実的にそのSSを選ぶことはないと思いますし、普通に撮っている範囲では望遠レンズのときにはF2.8のレンズで1/640程度確保していると思いますけど、F5.6だとしてもISO同じままでも1/160になりますし1/100あれば広角レンズとしては全く問題ないと考えています。(もちろん、状況次第では速いSSを使うが)
全体的に、手ぶれ補正があるレンズのほうが重量が増えて大きくなる傾向にあるので、ライブ撮影だけで言えば手ぶれ補正なしで軽量なレンズを選ぶというのは非常に合理的な選択肢だと思います。
一方で、ライブ撮影以外の一般のカメラ趣味でも写真を撮っている人の場合は話は別です。ライブ写真は被写体ブレを考慮してSSを選んで、ISO感度は二の次ですけど、一般のカメラ趣味ではスローシャッターで意図的に被写体をブレさせたり、手ぶれ補正を使って手ぶれを抑えることで低いシャッター速度を使い、絞って光芒を出したりISO感度を下げてノイズを減らして画質を上げたりした結果シャッター速度が結果的に下がってしまうので手ぶれ補正でブレを抑えなければいけないシーンは多々あるので、ライブ撮影以外では話は別です。
↓昔一般用途で使ってた頃の作例。SS1秒程度でも、柵をうまく使ったり、集中して息を止めてシャッターを切ることで、三脚が使えない環境でも手ぶれ補正があれば手持ちで1秒くらいまでのシャッター速度は切ることができます。
F値
広角レンズでの撮影はそこまで速いシャッター速度がなくても特に問題ないことが多いので、F4でも十分だと考えています。
やはり、F2.8のレンズなら高速なシャッター速度も選択できるので明るいレンズに越したことはないですけど、RF 15-35mm F2.8など30万オーバーの大口径超交換ズームレンズは出費に対して見合わないと考えています。
それなら70-200mm F2.8と100-400mmなどを白レンズで揃えるなど他の分野に投資したほうが絶対いいと思います。
ズームvs単焦点
ズームvs単焦点というのも永遠の課題ではあります。
ズームレンズは確かに便利ですが、非Lレンズだと暗かったりとデメリットもあるので一長一短です。
広角レンズはたしかにライブ撮影ではあると良いですけど、16mmほどの広角が必要かとなると会場によっては意外とそうでもなかったりする場合も多く、24mmでも十分に全員をを収められて16mmでは広すぎてトリミングする必要が出たりすることも多く、例えば16-35mmなどの広角ズームレンズと24-70mmなどの標準ズームレンズの両方を持っていても2本のレンズの焦点距離範囲が被っているメリットというのはイマイチなかったりもします。(広角ズームレンズの30mm,35mm程度では個人の寄りの画を撮ることは不可能なので広角ズームレンズの使い道は所詮は広角レンズとしての使い道しかない)
その点を考えると、RF16mmF2.8などの軽量コンパクトな単焦点の広角レンズで16-24mmまでをトリミングで対応して、24mm以降の焦点距離をズームレンズで対応するという選択肢もアリかなと思います。
なので、24-70や24-105などのレンズがすでにある場合は16-35などの高価なLレンズの広角ズームレンズを別に選ばなくてもいいと思います。
F値、手ぶれ補正ともに妥協の余地あり!!
広角レンズでの撮影ではそこまで速いSSを使うシーンは少ないということと、広角レンズの広い画角ではそこまで速いSSじゃなくても手ブレしないということと、最近のボディはボディ内手ぶれ補正がついてる機種が多いという3つの理由から広角レンズに関してはF値が暗いレンズを選んだり、手ぶれ補正なしのレンズを選んだりと「妥協」して軽量化、小型化、低コスト化するのも全然アリだと思います。
実際の製品、実売価格から
現行ラインナップのEF,RFレンズからコスパ的に許容できると思うものを独断と偏見で選びましたので参考程度に。2023年11月5日頃に執筆したので、その頃のマップカメラの金額なので価格変動はあると思うので価格は参考程度にして、今の価格は自分で調べてください。
EF16-35mm F4L IS USM
重量的にも別にそこまで重いわけじゃないし、自分が使っていて使用頻度が低いけどそれなりに気に入っているのでおすすめに入れさせていただきました。
新品で買うには高いですが、中古で8万円程度で買えることを考えるとコスパ良いほうかなとは思います。
新品での価格を考慮した場合、EF 16-35 F4が15万、RF 14-35 F4が21万とRFがF4レンズとしては結構高いかなと個人的には思うので新品だとしてもコストカットのためにRFを避ける選択肢はあるかもしれません。まあ、14mmまでワイド側が広がるのは魅力的なので悩ましいところではあります…
2014年にこのレンズが出るまではCanonの広角レンズは開放では周辺が解像しないなど評判が悪かったですが、このレンズは周辺まで開放から解像度が安定していて、手ぶれ補正もついていて性能が安定しているので当時、現行の3型のEF 16-35mm F2.8が登場するまでは2型の16-35mm F2.8より良いとまで言われていたくらいです。(F値は劣るものの、同じF4の条件でも解像度では圧倒的に良かったらしいし、5DsRなど高画素機が出たときも2型のF2.8よりもF4LISのほうが作例写真には選ばれていたはず)
総合的に評価して、今回リストアップした4種類の中で一番サイズが大きいですが、明るさも手ぶれ補正もズームもバランスよく兼ね備えてるのは流石Lレンズではあります。
[メリット]
開放から解像度が高い
レンズ内手ぶれ補正があるのでボディを選ばない(IBISなしのR8などをサブとして買ってきても手ぶれ補正を使える)
中古ならそこまで高くない
EFのボディ(一眼レフ)でも使える
F値変動がないので35mm側も使いやすい
防塵防滴
[デメリット]
そこまで大きくないといいつつも77mmフィルターだし、非Lレンズや単焦点レンズと比べたら普通に大きい(EF 16-35 F2.8やRF 15-35 F2.8や24-70 F2.8よりは大きくないので自分の中では小さい判定)
今回挙げたレンズの中では軽くない(自分的には全然軽いレンズだと思ってるけど)
このレンズに関しては個人的におすすめ度が高いのと、自分で所有していて作例がたくさんあるので載せておきます。
RF16mm F2.8 STM
このレンズは安い!速い(明るいのでSS稼げる)!旨い(画質がいい)!の三拍子揃ってていいレンズだと思います。
最近のCanonのレンズは何にでもレンズ内手ぶれ補正をつけてレンズが大きくなりがちですが、このレンズはレンズ内手ぶれ補正なし・単焦点の割り切った設計のお陰でコンパクトなのに明るくて高解像度なのは良設計だなと思います。
知り合いが持っていますが、写真見る限り写りも綺麗で逆光耐性なども良好な印象なので、すごくコスパ良いと思います。
レンズ内手ぶれ補正がないのでR8などのIBISなしのボディでの一般用途は状況によっては辛そうですが、ライブ撮影に限定して言えば手ぶれ補正なしでも別に問題ないと思います。
このレンズの作例としてTwitter貼っていいかご本人に聞いたら快諾してくださったので掲載させていただきます。ありがとうございましたm(_ _)m↓
[メリット]
明るい
小型軽量
安価
良好な画質
[デメリット]
ズームがないので調整はトリミングまかせになる
いいレンズだが、RFのボディがないと使えない
レンズ内手ぶれ補正がない
メリットも多い単焦点レンズですが、単最大のデメリットは画角調整をトリミングに頼ることです。20MPや24MPのカメラで16mmで撮影して24mmくらいまでトリミングするとそれなりに画素数下がるので、高感度画質優先でR5よりもR6やR6mark2などが人気のカメコ界隈としては写真の元の画素数が低いのでトリミング耐性がそこまで高くないのは悩みのタネではあります。
RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM
レンズをリストアップして、先の2本の好評を書いてから、このレンズの好評を書き始めましたが(以下)、ノミネートしてみたはいいものの別に明るいわけでもないし、16mm F2.8ほど安いわけでもないし、もうちょい背伸びすれば中古のEF 16-35 F4に手が届くし、30mm側は普通に暗いし、イマイチこのレンズを押す要素がなくなってしまいましたが、他のLレンズたちが高すぎて望遠レンズがメインなカメコたちにおすすめできる値段じゃないので、現実的にRFの広角レンズの選択肢の1つに入れざるを得ないって感じに近い気がします。
多少暗いというデメリットはあるものの、作例を見る限りでは周辺画質もまあ普通に綺麗だし、ライブハウスなどの暗い環境で高いSSで開放で撮ると、風景写真みたいに周辺まで解像度バッチリで撮れる環境でもないのでLレンズとの解像力の差をライブハウスで出せるかと問われると微妙だなと思う。明るさの差でISO感度やSSやコントラストが変わることでの画質差は出るだろうけど、レンズの解像力という意味での画質差としてはそこまで出るとは思えないので、普通にアリな選択肢だと思う。
[メリット]
軽量コンパクト
手ぶれ補正あり
ズームレンズ
[デメリット]
テレ側が暗い(普通に状況次第では(ステージまで遠くて16mmとかでは広いときなど)ライブハウスでも30mmくらいは広角として普通に使う範囲だと思うので30mm F6.3は流石に暗い)
SIGMA 15mm F2.8フィッシュアイ
生産終了しているみたいですが、Canon向けのフィッシュアイレンズとしては個人的には純正のズームよりも明るくて安価なので中古での購入もおすすめです。
生産終了していて、中古で買ってくるくらいしか現状入手方法がなく、中古品でももう流通数が限られているのでそのうち入手難しくなるだろうなと思います。このレンズでしか表現できない世界観があるので個人的には、やる気があるカメコの人は今のうちに中古で買ってほしいなって思います。
現状、SIGMAから現在魚眼レンズのラインアップがなくなってしまい、自分が調べた限りでは2022年の5月頃にひっそりと(?)生産終了していたみたいです。SIGMAのレンズラインナップから魚眼レンズが削除されて1年半くらい立ちますが、きっとSIGMAがいつまでも魚眼レンズをラインアップからなしにもし続けないと期待していますが、現在CanonのRFマウントレンズは社外レンズの製造をCanonが許可していなくて各社から出ていないので現在の状況を考えるとSIGMAがフルサイズミラーレス向けの魚眼レンズを新規に設計したとしてもRFマウント版のレンズが出てくるとは思えないですね…
魚眼レンズに関しては比較対象が少ないのでなんとも言えないですけど、画質はまあ普通です。中心部は普通にそれなりにシャープだと思います。開放で明るい環境で撮ったら周辺部は多少甘くなるし、多少の収差は出るし、周辺光量は落ちるし、魚眼レンズはそういうものなので、魚眼レンズにその辺を求めてはいけないし、あまり深いことを考えてはいけません。
あと、周辺光量補正も社外レンズなのでボディ内で適用できないし、DPPでも当然Canonのレンズデータのライブラリに補正データがないので使えないし、Lrなら使えるけどって感じなので、レンズ補正を使えるソフトは限られます。
歪みも周辺光量落ちも魚眼レンズに関しては「味」なので。
[メリット]
魚眼の歪みでしか表現できない世界観
安価
軽い、小さい
明るい
解像度はそれなりに高い
[デメリット]
生産終了してて中古しかないので入手性が不安定
魚眼特有の歪みを良しとしない構図もある
レンズ補正を使えるソフトは限られる
周辺光量落ちはそれなりにある
開放での撮影だけど別に周辺部そこまで悪いわけでもない
RF14-35mm F4 L IS USM
これに関しては高いし全然おすすめできる金額じゃないけど、普通にすごいレンズだと思うので自分の物欲枠での紹介ですw
このレンズの何よりすごいところは14mmの広角なのに普通のねじ込み式の77mmフィルターが使えることだと思います。完全にEF 16-35/4の改良版というか上位互換です。(昔の14mm F2.8の広角レンズとかはゼラチンフィルターだったので)
[メリット]
軽い、小さい(F4の広角ズームにしては)
14mmの広角なのに普通の77mmフィルターが使える
レンズ内手ぶれ補正あり
高解像度
[デメリット]
高い
結論
ライブ撮影ではシャッター速度が〇〇でとか、手ぶれ補正は〜とか、細かいこと語りましたが、ここまで読んでくれた人は既にお気づきかもしれませんが、、
広角レンズに関しては、
お前の選んだレンズが正解だ!!
以上です。広角レンズってあんまり性能差出ないんですw
70-200mmF2.8とかに関してはF4や他の暗いズームレンズと決定的に性能差がありますが、広角レンズは雰囲気で撮るレンズなので正直そこまで決定的な性能差が出るとは思ってないです。どちらかというと、広角レンズに関しては持ってないとその画角は撮れないけど、持ってれば多少暗いレンズでSSを多少妥協することになってもそれなりに撮れちゃう世界だと思います。
と言いつつ、僕が今後RFの機材導入して新規に広角レンズ買うかってなったらRF 14-35mm F4がほしいです。EFよりコンパクトだし、フルサイズで使うことを考えたら1DX2よりも今のR6iiやR3のほうが断然高感度綺麗だから今と同じF4なのは全く問題じゃないし、ライブ撮影ではいらないけど手ぶれ補正あるし、防塵防滴だし、何より14mmまで広いのはメリットだと思います。
サイズも非常に重要な観点です。
いつもの荷物に「あと1本」追加で持ち出すことができるサイズ感じゃなければ優先順位の低い広角レンズを持ち出すのは結構ハードルが高いので気軽に持ち出せるサイズ感は非常に重要な視点だと思います。
現実的な問題として、EF 16-35 F4ですらEOS 5DsRとかに耐えられるくらい高解像度なレンズだし、特に16mmで困ってないのでわざわざ使用頻度の低い広角レンズに対して大枚はたいて入れ替えを行う気はないので、当面はEF 16-35 F4を使い続けます…
ボディとか望遠レンズとかPCとかモニターとかストレージとか、優先順位の高い投資対象はカメコやってたら無限にあるので、広角レンズに関しては適当な落とし所で妥協することが大切だと思います。
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