
#8 WAVE3社の始まりと、RevelApp構想まで
どうも、テクノロジーと福祉をつなぐ近藤貴司です。
いつもこの音声を撮るとき、ChatGPTと一緒にざっくり台本を考えてから喋ってるんですけど、今日はそれをやる時間がなかったんで、もうそのまんま一筆書きのように喋ってみようかなと思います。
例によってちょっと長くなるかもしれませんが、ご容赦ください。これまでの昔話が続いてたんですけど、多分今回でそれも最後になると思います。
音声で楽しみたい方はコチラ⇩
Youtube:https://youtu.be/ROAw8Zptsdk
stand.fm:https://stand.fm/episodes/670e95fd205901f28802215c
WAVE3の始まりと原口との再会
僕らは東京都板橋区で「GIF-TECH’s」という就労継続支援B型をやってます。それとは別に、「株式会社WAVE3」っていうウェブサービスの会社も立ち上げて、今は「RevelApp」っていうサービスを開発中。なので、今日はその会社を立ち上げたきっかけとか、今どんなことをやってるかっていう話をしていこうかなと思います。
WAVE3は2022年7月に立ち上げた会社です。そのきっかけになったのが「CoinPost」という暗号通貨・ブロックチェーンに特化した日本最大のメディアなんです。メディア名は知ってる人も多いと思いますけど、その創業者が僕の中学の同級生の原口なんです。w

僕たちは東久留米っていうスラム街みたいな田舎で育ったんですが、僕は野球部、原口はテニス部で、当時はそんなに深い付き合いじゃなかったんですけど、Facebookとかでなんとなくお互いの近況は知ってました。
で、僕が2017年頃から暗号通貨をいじり始めたこともあって、そっち系の情報は昔からずっとウォッチしてました。CoinPostも当然その一つで、ある日、原口がFacebookで「CoinPostでこんな広告を出しました~」って投稿してたんですよ。それ見て、「え、お前CoinPostにいるの?」とメッセージ送ったら、「いや、俺が作ったんだよw」って言われて。「マジか」ってなってw そこで久々に飲みに行こうってなったんです。
飲んだときにいろいろ話してたら、原口の妹さんが耳が聞こえないことを初めて知ったんですよね。原口は妹さんのサポートをずっとしてきたこともあって、福祉にはかなり初めから理解があった。それで「福祉×Web3の領域で何か一緒にできないかな」って話が盛り上がったんです。
「じゃあ、会社作るか!」っていうノリで始まったのがWAVE3です。これは僕のWellsTechとCoinPostの合弁会社、ジョイントベンチャーですね。お互いの会社が株を出し合って作った持ち株会社って感じです。それが2022年の7月でした。
ドタバタだった2023年
最初は、「とりあえずうちのGIF-TECH’sのためになることをやろう」って話から始まりました。当時はブロックチェーンゲームのスカラーシップ制度が流行ってたんで、いろんなゲーム会社さんからNFTとか暗号資産をお借りしたり、譲ってもらったりしてました。ありがたいことに「ほとんど報酬持ってっていいですよ」なんていう好条件をご提示いただいた方もおり、それをWAVE3で運営・管理・マニュアル化して、うちの福祉施設に業務委託として提供する、みたいな形からちっちゃく進めてました。
ただ、2023年はCoinPostが「WEBX」っていうアジア最大級のWeb3イベントの第1回目の準備でめちゃくちゃ忙しくて、僕たちも2施設目のGIF-TECH’s志村坂上オフィスの開設で、とにかくバタバタでした。だからWAVE3の事業拡大は一旦ステイさせて、各自の本業をなんとかするのに必死でしたね。
僕たちにしかできないことはなんだ?
ちょうどその時期、AIの波がものすごいスピードで進化していたんですよね。OpenAIをはじめとするオバケツールが次々と登場して、ほんの1~2日で業務のルールがひっくり返るような状況でした。「これはちょっと手を出すと火傷しそうだな」と思って、僕たちは自分たちにしかできない事業に一旦集中することにしました。
やっぱり僕たちの強みは、ブロックチェーン、NFT、暗号通貨、そして福祉。その領域で何か、業界に一石を投じるものができないかと考えたとき、ふとTwitter友達のジョンさんに相談しました。「ジョンさん、NFTをたくさん持ってるけど、もし持て余してるんだったら福祉事業で使えないですか?」って聞いたんですよ。ジョンさんも「それ面白いね!やろう!」って乗ってくれて、そこから本格的にプロジェクトの座組作りが動き始めました。

RevelAppの構想へ
実は、その前からジョンさんとは「福祉領域で、ブロックチェーンゲームのパラリンピック」みたいな企画もいつかやりたいね~なんて話してたんですよね。そんなこんなあり、2023年の冬になって、ようやく本格的にRevelAppというプロジェクトが形になり始めました。
そこで、志村坂上の立ち上げを手伝ってくれていた施設スタッフの加藤に「ちょっとWAVE3の方に異動しない?」と声をかけてメンバーを増強。ジョンさんも「法人化してきちんと事業を進める!」という話をされて、強強メンバーで構成されるBCG株式会社が設立されました。そして、弊社WAVE3社とBCG社の合同事業として、RevelAppを正式に進めていくことになりました。

いよいよRevelAppのリリース
そして紆余曲折あり、2024年の7月に、なんとかRevelAppが正式にリリースできるところまできました。

本当はRevelAppの具体的な内容についても話したかったんですけど、時間的に全然足りないので、続きは次回に持ち越します。w 次回は、RevelAppの詳細についてじっくりお話ししようと思います。
今回はWAVE3社の発足と、RevelAppが誕生するまでの経緯をお話ししました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!また次回お会いしましょう。